取り扱い要注意!? 男の娘のパンツ描写が丁寧な『ひめゴト』【第一話レビュー】

おたぽる / 2014年7月26日 3時0分

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 一迅社刊・佃煮のりお作の4コママンガ『ひめゴト』を原作に、柳瀬雄之監督とアニメ制作・旭プロダクションによりアニメ化。

 借金取りに追われる有川ひめは、霜科高校まで逃げてきたがついに捕まり、体を奪われそうになっていた。そこを通りがかった生徒会役員の3人に助けられ、生徒会への入会を薦められる。霜科高生徒会には役員の眼鏡にかなった美少女しか入れないという規律があるのだ。しかし、ひめは自分が女装している男子だと衝撃的な告白をする。両親が世界中で自分名義で莫大な借金を作り、そのために追われていたのだと説明をするひめに、一同は借金を肩代わりするかわりに、生徒会の犬としてこれからの高校生活をずっと女装して過ごしてもらうという提案をするのだった。

 ここのところ、5分枠でのショートアニメに力を入れている一迅社が送り出した次なる刺客は男の娘系ラブコメディ『ひめゴト』。一時期は「わぁい!」「わぁい!Mahalo」「月刊ComicREX」と3誌に渡って並行連載されていたというのですから、ファンにとっては待望のアニメ化ではないでしょうか。

 しかしながら、絵柄のかわいさに騙されて舐めてかかると、ひどいしっぺ返しを食らう取り扱い要注意な作品です。本作がどれだけ頭のネジがゆるんでいるかというと「歩く18禁」や「運子会長」という名前が正式名称のキャラが堂々と主役を張っています。わざわざ「うんこキーック!!」などと叫んだりしてくれて、もう最高。パンモロのサービスカットもありますが、女装男の娘のパンツですのでハッキリもっこりが描かれており、スロー再生するとご丁寧にぷるぷる動いています。この酷さ(褒め言葉)は確かに地上波ではオンエアできないレベルかも。

 このノリがわかるやつだけついて来い! というスタッフの善意の開き直りは、同じ一迅社のショートアニメ『ストレンジ・プラス』シリーズの雰囲気に似ています。本作が男性向け、『ストレンジ・プラス』が女性向けという住み分けで、なんだかグリコやスポロガムみたいですね。

 アニメ初心者にとっては、萌えアニメだと思ったら地獄ラーメンだったでござる的地雷作かもしれませんが、酸いも甘いも噛み分けたベテランのアニメ貴族だけに許された禁断の果実の味。それが『ひめゴト』なのかもしれません。

【こんな作品のファンにもオススメ】
『あぃまぃみぃ!ストロベリー・エッグ』『ハヤテのごとく!』

(文/出口ナオト)

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