殺人予告ではるかぜちゃん出演番組が収録中止に... マンガ・アニメ規制を論じた『TVタックル』が今もなお波紋を呼ぶ

おたぽる / 2014年9月4日 21時0分

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 9月1日放送分で「漫画・アニメに規制は必要か?」という議論を展開し、話題になっている『ビートたけしのTVタックル(以下、TVタックル)』(テレビ朝日)。番組では、アニメと犯罪の関連性についてアニメ規制賛成派と反対派が激論を繰り広げた(参照記事/http://otapol.jp/2014/09/post-1529.html)。その議論の余波はネットを中心に広がっており、番組関係者に対する殺人予告がTwitterに投稿されるほど。今もなお各所でさまざまな反応が見られ、まだまだその波紋は収まりそうにない。

 アニメやマンガの関係者たちも、この放送後にさまざまな意見を挙げている。今回はその一部を見ていきたい。

 イラストレーターの岸田メルは今回の『TVタックル』を受けてか、1日未明に自身のTwitterで「当たり前のこと言うけど、アニメやゲームがキッカケで犯罪に走るような人はアニメやゲームのせいでそういう脳みそになったわけじゃないから規制してもムダだよ」と、規制をしても犯罪に走る人はいるといった意見を述べている。

 また、声優からは『夏目友人帳』の田沼要などを演じる堀江一眞が1日にTwitterで「今日のTVタックルは、自分のような仕事をしている人間には考えさせられる内容だ...」と反応を見せていた。また2日には、声優の諏訪部順一もTwitterで「何にせよ偏見はいけない。一を見て全を知った気になるのはとても危険なことですよね。他人を傷つけるだけでなく、自分の世界を狭めてしまうことも。もったいない」と、対象を明言していないが、コメントを残している。

 その中で、こうした騒動を受けてか、『ガッチャマン クラウズ』などの作画監督などで知られるアニメーターの横田守も2日にTwitterで「世の人々すべてがエロやロリ系に寛容ではないのでは」といったコメントをし、オタクたちがコミケなどのイベント帰りにエロ描写の見られる紙バッグを提げている様子もこういった規制問題が浮上した一因なのでは、と一歩引いた立場から意見を述べていた。

 その一方で、今回の『TVタックル』で規制賛成派として出演した自民党の土屋正忠議員は、2日に自身のブログで「昨夜のTVタックルは美少女アニメの規制の是非のようになってしまった」と綴っている。番組では実際に起きた事件を元に、アニメが犯罪の動機になりうると主張していた土屋氏だが、「規制すべきは、集団で幼年の児童に性的暴行を加えるなどの過激な児童ポルノ漫画であって、堂々と書店で売られている現状だ」と、児童虐待を商売のネタにし犯罪を助長している現状を改善すべきとの持論を述べていた。

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