応募企業はゼロ! 大阪府の「クールジャパンフロント構想」が頓挫の危機

おたぽる / 2014年10月29日 23時0分

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 関西国際空港の対岸に位置する「りんくうタウン」(大阪府泉佐野市)に、アニメ、マンガ、ゲームなどポップカルチャーの拠点を築こうという大阪府の「クールジャパンフロント構想」が頓挫の危機を迎えている。10月に実施された事業者の募集に一件も応募がなかったのである。

「クールジャパンフロント構想」は、りんくうタウンの約10.4ヘクタールの土地を利用し計画されていたもので、大阪府のサイトでは、海洋堂の宮脇修一氏やマンガ家の六田登氏らが応援コメントを寄せ、事業計画が進められていた。

 ところが、10月16日から22日まで行われた募集期間に、一件も応募する企業がなかったのである。この事業はもともと橋下徹知事時代の2011年に始められた事業であり、関西の国際的玄関口にマンガやアニメが集積する事業として注目を集めていた。それが蓋を開けてみれば、応募ゼロということもあり、大阪府も困惑気味だ。担当者に応募ゼロの理由を取材したところ、次のようなことを話した。

「理由はまだ申し上げられません。応募方法の問題なども検証していく予定です......。再募集の時期も決まっていません」(大阪府住宅まちづくり部・担当者)

 いきなり出足からコケてしまった「クールジャパンフロント構想」。これは、政府が行うクールジャパン政策の行く末を先取りするものなのか?
(取材・文/昼間 たかし)

おたぽる

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