腐女子のためのヒーリングタイムアニメ『繰繰れ!コックリさん』【第一話レビュー】

おたぽる / 2014年10月30日 4時0分

写真

――食欲の秋! スポーツの秋! そしてアニメの秋!! 秋の夜長をさらになが~く熱くする新番組からお気に入りを見つけ出そう! 9~10月より放映開始された2014秋の深夜アニメの第一話をレビューして、オススメ作品をコンセルジュする連載「深夜アニメ 闇夜の千本ノック」! ※放送日などは全国ネット及びTOKYO MXに準拠します。

【10月5日(日)編】

■『繰繰れ!コックリさん』 
第1話「人形少女・ミーツ・コックリさん!」

 スクウェア・エニックス刊「月刊ガンガンJOKER」連載の遠藤ミドリの原作マンガを、平池芳正監督とアニメ制作 トムス・エンタテインメントによりテレビアニメ化。

 自らを"人形"と呼ぶ心を閉じた小学生の少女・市松こひなは、危険な"一人コックリさん"によって自称イケメンの狐の物の怪・コックリさんを呼び出す。が、コックリさんは質問に答えるにも不慣れな検索サイトを使うような時代遅れの物の怪だった。こひなに取り憑いた当初は祟ってやる気満々のコックリさん。しかし、彼は一人ぼっちで友達もおらず食事もカップめんばかりのこひなの生活を心配し、かいがいしく食事を作ってやるような優しい心の持ち主だった。電波少女とオカン気質のコックリさんとの生活が始まったが、やがて次々と奇妙な物の怪たちも住み着くようになり......。

 獣人キャラや動物の擬人化キャラに萌える属性をオタク分類的にケモナーと呼ぶそうですが、そうしたケモナー腐女子の皆さんにおすすめしたいのが本作。コックリさんを演じるのは小野大輔さんですが、面倒見がよいがちょっとボケが入ったキャラの演技はかなりのハマリ役。『みなみけ』のバレー部部長・保坂を彷彿させる感じといえばわかりやすいでしょうか。

 設定的には非モテで孤独なダメ女性主人公を取り巻くイケメンたち......という逆ハーレムものっぽくも見えますが、小野大輔さんとこひな役の広橋涼さん、ナレーションの田村ゆかりさんらのかもし出す絶妙なホンワカムードが、キッズ向けアニメのような楽しい気分にさせてくれます。ギャグ絵柄とリアル絵柄の切り替えも楽しい感じ。

 ギャグアニメとしては若干テンポが間延びしてるように思える部分もあったので、本当は15分枠でもよかったのかな? とも感じました。しかしながら、「けもけもけもけ~」と小野大輔さんが絶唱する電波ソング系主題歌『Welcome!!DISCOけもけもけ』や、実写のかわいい猫動画を使ったフリーダムな次回予告など含め、新たな一週間の始まりに向けて、日曜深夜に送る腐女子のためのヒーリングタイムアニメとしてはうってつけの一作なのは間違いありません。

【こんな作品のファンにもオススメ】
『神様はじめました』『ヤマトナデシコ七変化』

(文/出口ナオト)

おたぽる

トピックスRSS

ランキング