『食戟のソーマ』アニメ化で盛り上がるグルメマンガ界!チェックしておきたい“飯テロマンガ“トレンド3選

おたぽる / 2014年11月20日 4時0分

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 バブル時代に『美味しんぼ』(小学館)が社会現象を巻き起こして以降、散発的にしか話題作が出てこなかった"グルメマンガ"カテゴリ。だが最近、個性的なグルメマンガの映像化が立て続けに発表されている。

「週刊少年ジャンプ」にて連載中の『食戟のソーマ』(共に集英社)がアニメ化、「まんがタイムきららミラク」の4コマ『幸腹グラフィティ』(共に芳文社)がアニメ化、そして女性版『孤独のグルメ』(扶桑社)とも言われる『ワカコ酒』(徳間書店)が実写ドラマ化......それぞれ放送スタートは来年2015年からだが、いずれも人気のグルメマンガ原作だけに注目度は高い。そこで今回は、数あるグルメマンガから特徴的な3つのトレンドを選んで、秋にふさわしい"飯テロ"作品をレビューしてみたい。

■トレンド1――美女(美少女)が食う!

【代表作】『ラーメン大好き小泉さん』
出版社:竹書房
作者:鳴見なる
巻数:1巻 以下、続刊
類似作品:『幸腹グラフィティ』、『たべるダケ』など

 単行本の帯に「深夜に読んではいけません。 ※太ります。」と記載された、出版社公認の飯テロマンガ。転校してきたばかりのミステリアスな女子高生・小泉さんが、あらゆる店でひたすらラーメンをむさぼり食うという、ほぼそれだけのストーリーだ。普段は無口で無表情な小泉さんだが、ラーメンの話題になれば一変して饒舌に語りはじめ、ラーメンを食べ終えた直後の至福の表情はなんともエロティック。そんな小泉さんの生態をクラスメイト(大澤 悠)の視点からまったりねっとり堪能することができる。

 無口な美女が旨そうなモノを食いまくるというコンセプトは、昨年ドラマ化された『たべるダケ』(小学館)と非常に近い。さらに主要キャラを女子高生にして、ほんのり百合風味のスパイスを効かせた点は『幸腹グラフィティ』と共通点が感じられる。『食戟のソーマ』は料理を食べた際の脱衣リアクション(イメージ図)シーンが衝撃的であるが、こちらの『小泉さん』系列に直接的なお色気シーンは少ない。代わりに食べている時の表情を色っぽく見せる手法で読者の心をつかんでいる。肌色ばかりのマンガ・アニメに食傷気味な人間にとって、こうしたトレンドはなかなか斬新で楽しいものである。


■トレンド2――オッサンが食う!

【代表作】『ネイチャージモン』
出版社:講談社
作者:原作/寺門ジモン 漫画/刃森尊
巻数:全9巻
類似作品:『孤独のグルメ』など

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