さばいた魚が泳ぐ!?『包丁人味平』のスゴ技“骨泳がし“を再現する板前が存在した!

おたぽる / 2014年12月5日 22時0分

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 数々のスゴ技が登場する料理マンガ『包丁人味平』(集英社)。その中で有名なのが、魚を三枚に下ろして骨だけを泳がせるという"骨泳がし"。これは主人公・塩見味平の父で板前の塩見松三が第1話「味平の決意の巻」で見せる技で、作品の中では日本で4人しかできない技とされている。実際にやるのは不可能にも思える技だが、大阪のとある料理人が再現できるというのだ。

 その料理人は、12月3日放送の『自称の王国』(フジテレビ)に登場した大阪・弁天町「すし活」の板前・川口正弘氏。川口氏によって丁寧に三枚下ろしにされたイシダイは、水槽に入れられると、身がないのにもかかわらず泳いでいた。これは魚をさばく際に血を出さず、ダメージを与えない包丁さばきが必要とされ、川口氏いわく「活け造りの最終形態」だという。

 ちなみに"骨泳がし"は魚の内臓を傷つけないことが条件だが、『包丁人味平』の松三は、内臓もすべて取って骨に頭と尾しかついていない状態でも泳がせている。ほかにも、松三は活きの悪い魚の水槽に酒を入れ泳がせるという秘伝"お神酒のぼり"や、さばく前に魚の頭を包丁の背で叩いて気絶させ、下ろした後に再度頭を叩いて目覚めさせるというスゴ技も披露している。

 また、『包丁人味平』にはこのほかも、水に浮いたキュウリを一刀両断する"水面浮島切り"や、牛一頭分の肉を糸一本で一瞬にしてバラす"白糸バラシ"、火薬を使ってマグロを解体する"地雷包丁"といった神業も登場する。さらにそれらを使う"包丁貴族"団英彦、"無法板の練二"、"カレー将軍"鼻田香作といった料理人たちがとてつもなくカッコいい。荒唐無稽に思われる技の数々も、包丁貴族や無法板、カレー将軍というアクの強いキャラクターがやるからこそ成立している。『自称の王国』は、そんな『包丁人味平』のスゴ技とキャラクターの魅力を再確認させられるような放送だった。

おたぽる

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