約2000冊の本が読み放題!お宝の宝庫だった手塚治虫記念館に行ってみた!

おたぽる / 2014年12月9日 1時0分

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 マンガ家として大成功した者だけが建てられる栄光の城......それが記念館だ!! と、いう訳で、全国のマンガ家記念館を巡ろうという企画である。第1回目は、やはりマンガの神様の記念館に行くしかないでしょう!! 早速、「宝塚市立手塚治虫記念館」に足を運んだ。

 手塚治虫記念館は、手塚治虫が5歳の時から住んでいた宝塚市に建てられている。近くには宝塚大劇場や宝塚文化創造館があり、最寄り駅は「阪急宝塚駅」。

 記念館の入り口にはドーン!! と『火の鳥』の像が飾ってある。そして床には、ハリウッドのグローマンズ・チャイニーズ・シアターを真似て、手塚治虫のキャラクターの手形と足形が並んでいる。サファイヤ、どろろ&百鬼丸。鉄腕アトム、ヒゲおやじ......などなど、おなじみのキャラクターに並んで、マグマ大使、ユニコなど人外のキャラクターの形もあって楽しい。

『リボンの騎士』の王宮をイメージしたエントランスホールには、『20th Anniversary』の文字が書いてある。

 手塚治虫記念館は手塚治虫の没後5年目に建てられた記念館である。つまり、死後25年。ついこないだのような気がしていたけれど、もう四半世紀も前の話になってしまった。

 当時、高校生だった僕は、小遣いで豪華版の『ブラックジャック』を集めていた。表紙にリアルなブラックジャックのイラストが描かれてカッコいいシリーズだ。

 最終巻(当時発売されていた最後の巻。本当の最終巻は2004年に刊行)を購入。「さて読むぞ〜!!」と小走りで家に帰ってきた時、母から手塚治虫の訃報を聞いた。「ええ!! マジで!!」と驚いて本を落としてしまったのを覚えている。有名人が死んでも特に気にならない性格だったが、さすがにショックだった。その後しばらくは学校でも、ずいぶん話題になった。

 そんな無垢な高校生が42歳のオッサンになって、手塚治虫記念館を訪れた。なんとなく感無量である。

 自動ドアをくぐり中に入ると受付がある。大人700円、学生300円、小人100円。手塚治虫やサファイア、アトムなどのビッグなフィギュアが迎えてくれて嬉しい。
 
 1階には常設展示が並んでいる。未来っぽい造形のカプセルの中に手塚治虫のゆかりの物品や作品が展示されているのだが、これが宝の山なのである。

 一番目を引くのが、生原稿の数々だ。ブラックジャックが、高笑いするドクターキリコに

「それでも私は 人をなおすんだっ 自分が生きるために!!」

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