緊迫のエピソードなのに、笑いが止まらない!? シリアスなギャグと会話劇でも楽しめる『ガンダム Gのレコンギスタ』

おたぽる / 2014年12月23日 3時0分

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――毎日、何本ものアニメが目まぐるしく放送されている現代日本。これだけ放送本数が多いと、見るのだって一苦労......。そんな悩める現代オタクのため、「おたぽる」がオリジナル作品を中心にテレビアニメ・レビュー! これさえ読めば、気になるあのアニメのあらすじから評判までがまるわかり!!※本文中には"ネタバレ"が含まれていますので、ご注意ください。

■『ガンダム Gのレコンギスタ』
第13話「月から来た者」

【今週の極私的見どころ!】
 今回の演出を手掛けたのは、『ラブライブ!』『プリティーリズム』シリーズ、『プリパラ』など、アイドルアニメの演出・監督で活躍する機会の多い菱田正和。とはいえ、彼の演出キャリアのごく初期には『∀ガンダム』に参加したこともあることから、キャラの魅力の掘り下げもメカアクションもバッチリなマルチプレイヤーだったりもします。

 そんなわけで、今回は燃えるバトルあり、笑えるシーンもあり、相変わらず姫様はポンコツだったりとエンタメ度高めなエピソードになっています。

【今週のおすすめ度】
★★★★★

 前回ラストでついに登場した謎の宇宙艦隊。月をバックにMSが展開するビジュアルは、まさに初代『ガンダム』OPのジオン軍侵攻カットのビジュアルそのまま。いきなりニヤリとさせる演出です。「なんかすげえぞ」「御大将!」「いきなり来た!」と視聴者のテンションも、のっけからかなり高めです。

 そして登場した謎の軍人たち。どっしりとした余裕ある佇まいが、強敵感をひしひしと感じさせます。MSのデザインはどことなくザンスカール帝国(『機動戦士Vガンダム』)っぽくもあり、戦国時代の武士を思わせる要素もあり......という今までに見たことがない、しかしいかにも強そうな雰囲気。しかし、そのセリフからは謎の軍もこれまでに戦闘は未経験で、演習だけを繰り返してきた節が見受けられます。『∀ガンダム』のギンガナム艦隊に通じるものがありますね。

 さて、そんな状況に人一倍危機感を感じているのが、ラライヤ(CV:福井裕佳梨)です。誰に言われるでもなく宇宙服を引っ張り出します。アイーダ(CV:嶋村侑)はそのことについて問いただそうとするのですが、ラライヤは逃亡。ラライヤは実は正常なのか? それとも、謎の宇宙艦隊は危険だという情報だけは覚えているのか? 疑問は尽きません。

 一方、グシオン総監(CV:木下浩之)、ウィルミット長官(CV:田中敦子)、クンパ大佐(CV:広瀬彰勇)、法皇(CV:藤真秀)が顔をそろえて政治的駆け引きが行われます。絶対に謎の艦隊はザンクト・ポルトを攻撃しないと言うクンパ大佐、しれっと法皇を自軍の船に案内しようとするグシオン総監、皆がスコード教のタブーに触れてしまったことでヒステリー気味になっているウィルミット長官と、まさにカオス。そんな大人たちをよそに、ベルリ(CV:石井マーク)とアイーダはMSで出撃。クリム(CV:逢坂良太)は、敵将の首を取れば撤退するはずと、好戦的な性格を覗かせます。これには多くの視聴者も「さすが天才さん」とコメント。事態は再び一触即発に。

おたぽる

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