“みんな可愛い男の子“じゃ見分けがつかない! 『ヘタリア』を理解する本当の難しさ

おたぽる / 2013年12月26日 14時0分

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【40代からのオタク入門 第3回】

『ヘタリア』【1】というマンガが人気を集めているという話は知っていました。いわゆる擬人化モノで、国をキャラ化したもので、特に腐女子方面での支持が高く、コミケなんかだとメジャーなジャンルになっているらしい。

 たまたま実の娘である本連載イラスト担当の安田三号が「あたし、持ってるよ」というので借りて読んでみました。オタク初心者としては、なんでも勉強のつもりです。
 
『ヘタリア』はもともと、アメリカ在住の日本人マンガ家である日丸屋秀和が自身のサイトで連載していたところ、その人気に火がつき、単行本化され、雑誌連載も始まり、テレビアニメ化や映画化もされたというもの。正式タイトルは『Axis Powers ヘタリア』で、Axis Powers=枢軸国である(北)イタリア、ドイツ、日本を擬人化した3人を中心に、連合軍のアメリカ、イギリス、フランス、中国、ロシア、さらにはその他の国も登場し、世界史ベースのエピソードをギャグにしたマンガです。

 腐女子方面に人気というだけあって、それぞれのキャラは大変可愛らしい男性(一部女性もいますが)で、ほのぼのとイチャイチャしています。本来の殺伐とした世界史のムードとは違って、なんともラブリーなマンガであります。

 世界史は、そんなに詳しくないんですが、それでも国民性をネタにしたギャグなどは、わかりやすく楽しめました。三号も、それほど世界史ネタはわからないはずですが、純粋にキャラのやりとりを面白がっているようです。

 宗教ネタの『聖☆おにいさん』【2】や地獄ネタの『鬼灯の冷徹』【3】なんかも、元ネタがわからなくてもそれなりに楽しめますしね。こういうマンガをきっかけに興味を持って勉強するようになってくれたら、うれしいなぁ、なんてたまには父親らしいことを考えたりして。

 ......と、書いたものの、実際にはなかなか読み進むことができません。マンガを読むのは早いほうなんですが、『ヘタリア』は1冊読み通すのにやたらと時間がかかってしまうのです。

 なぜかというと、誰がどの国のキャラなのかわからなくなってしまうからなのでした。だって、みんな「可愛い男の子」キャラで、区別がつかないんですよ。国がわからないと、ネタのギャグだって、理解できないじゃないですか。いちいち登場人物一覧のページを見て確認しないといけないので、なかなか読み進むことができないのです。

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