同人誌即売会「コミックシティ」で手荷物確認を実施!『黒バス』事件の思わぬ余波

おたぽる / 2014年1月11日 13時0分

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 犯人が逮捕されたのに、どういう理屈なのか? 昨年、犯人の逮捕を受けて即売会も復活しつつある『黒子のバスケ』脅迫事件。ところが、12日にインテックス大阪で開催される同人誌即売会「COMIC CITY 大阪97」では、管轄の住之江警察署からの要請により、手荷物確認などの警戒強化が実施されることが、明らかになった。

 イベントを主催する赤ブーブー通信社のサイトによれば、警戒強化は『黒子のバスケ』を扱う一部の区画のみにおいて実施。サークルと一般参加者の手荷物確認(不審物確認)と監視(カメラ)体制を強化するとされている。

 赤ブーブー通信社への取材によれば、この対応は年末に開かれた、同社と会場・警察との三者会議で決められたもの。

「住之江署としては、模倣犯か単独犯か確定していないので......というのが理由だそうです」(同社担当者)

 取材に応じた担当者によれば、「現場の警察官は理解があるが、上のほうの意向が働いているようだ」とも話す。同社は、まだ犯人が逮捕される以前の昨年5月、同じくインテックス大阪で開催予定だった「COMIC CITY 大阪 94」で住之江署から、実現が不可能なレベルの警備強化を求められ、『黒子のバスケ』スペースのサークル参加見合わせを決定したこともある。

 さらに不思議なのは、前回は同社と住之江署の間で協議が行われたのに対して、今回は会場側との協議で警備強化が決められたことだ。形式上は三者会議で決定されたが、それ以前に会場と警察は警備強化で一致していたというのだ。

「昨年5月の件は、メディアでも報じられて注目を集めてしまった。今回も警備強化はしたいが、市民から抗議を受けたくないから、こっそりとやっているようです」(ある即売会関係者)
 
 いったい住之江署が警備強化を続行する背景には、何があるのか。住之江署に電話で取材を申し込んだところ「府警本部の広報で対応する」という。昨年は電話で回答をしたのに、どういうことなのか。これも不思議だ。

 そこで、改めて府警本部広報に取材を依頼すると共に、昨年と対応が違う旨を指摘したところ「通常は、広報が対応。(昨年の)対応した警察官が間違っている」というのだ。広報は「取材要望書」を提出の上で「回答できるかどうかは、確認後連絡する」という。

 現在、回答はまだ来ていないが、回答があり次第報告する。
(取材・文/昼間 たかし)

おたぽる

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