『ズヴィズダー』は幼女萌えか世界革命賛歌か!? 新作深夜アニメ怒涛の第1話全レビュー!!【11日土曜編】

おたぽる / 2014年1月15日 11時50分

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 大大大好評! 2014年放映開始のアニメ1話を総レビューしてオススメ作品をコンセルジュする「深夜アニメ 闇夜の千本ノック」!! 今回は11日(土)編をお送りします! ※放送日などは全国ネット及びTOKYO MXに準拠します。

【11日(土)放送開始の深夜アニメ】

■『ニセコイ』
第1話「ヤクソク」

「週刊少年ジャンプ」連載の古味直志の原作マンガを新房昭之総監督・龍輪直征監督、アニメーション制作シャフトによってアニメ化。高校生の一条楽は転校生の少女・桐崎千棘と出会う。反発しあう2人だったが、実は双方の親の示し合わせによって「3年間、互いに恋人同士になってもらう」決まり事があったのだ。こうして2人の"偽恋人=ニセコイ"生活が始まる中、楽は千棘が子供時代に将来を約束した女の子と同じ鍵を持っていることに気づく。千棘こそ『約束の女の子』なのか、と考える楽だが、楽が思いを寄せるクラスメート・小野寺小咲も同じ鍵を持っていた! 本当の『約束の女の子』は一体誰なのか...?

 さて、「週刊少年ジャンプ」らしいストレートな三角関系恋愛物である本作。杉山延寛さんによるキャラデザは原作の特徴をうまくアニメ風に落としこんでいると思います。杉山さんはまだ30代前半ながら、シャフト作品で作画監督やキャラクターデザインを多数担当する才人。近年でも『電波女と青春男』総作画監督と原画、『偽物語』『猫物語(黒)』『シリーズ セカンドシーズン』のそれぞれの総作画監督、『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』原画など、ビックリするようなキャリアのアニメーターです。

 声優のキャストに関しては、先行して公開されていた『集英社ヴォイスコミックステーション-VOMIC』版と異なっているため、こちらに慣れ親しんだ人からは異論反論がありそうです。双方を聴き比べてみるのも一興かもですね。

 お話は王道ラブコメテイストなのに、空間のパースペクティブを強調したカットが連発される、いかにもシャフトらしい演出が。これは評価の分かれるところかも。個人的には「幼いころの十年前の約束」とか「ヤクザの息子とギャングの娘が将来を誓わされ、恋人生活させられる」とかちょい古めのベタ要素のある原作なので、普通に凡庸にアニメ化するよりもアバンギャルドに冒険した演出のほうが良いのでは? と考えます。エキセントリックな設定のラブコメが横行する昨今、本作はむしろ古風な印象がありますが、今どき食パン咥えて「たいへん遅刻ちこくダーッシュ!」を本気でやれるのは『ニセコイ」ぐらいですよ?

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