インプラントと入れ歯のメリット・デメリット…場合によっては早い決断が必要に

オトコクラス / 2017年3月27日 13時0分

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インプラントと入れ歯の選択を迫られている人にとっては、両者のメリットとデメリットをきちんと把握しておきたいでしょう。今回はその2つの違いについてご紹介します。

40代男性からの相談:「インプラントと入れ歯のメリット・デメリットを教えて下さい」

『 子供の頃から虫歯になりやすく、毎食後歯磨きをしています。それでも虫歯になりやすいです。最近やっと治療が終わりましたが、右上奥歯2本連続で抜きました。インプラントはまだ高額なのと、ブリッジはもう出来ないとのことで、インプラントか入れ歯を勧められましたが、インプラント治療の内容を聞くとどうしても躊躇してしまいます。かと言って入れ歯をもまだ抵抗がありますが、もう半年以上奥歯を放置したままです。
今は物を噛むとき反対で噛んでいますが、いずれはどちらかの選択をしなくてはいけません。医師にはしばらくはこのままでも大丈夫ですと言われましたが、何年くらい放置しておいても良いのでしょうか。インプラントと入れ歯それぞれのメリット、デメリットを教えてください。 』

インプラントと入れ歯のメリットとデメリットとは?

専門家にインプラントと入れ歯の長所短所をお聞きしました。悩んでいる場合は、こちらを参考にしてみるのもいいかもしれませんン。

『 虫歯になりやすいということで、悩みますね。おっしゃるとおり奥歯を連続で2本失うと、ブリッジはできなくなります。この場合は、部分入れ歯かインプラントになります。(歯科医) 』

『 部分入れ歯は、残された歯に金具をかけて装着する取り外し式の人工歯です。保険診療で受けることができますので、費用を抑えることができることがメリットです。食事の度に、裏側に食べ物が挟まること、毎食後外して洗う必要があること、寝ている間も外しておかなければならないこと、こういったデメリットがあります。相談者さんのご年齢を考えると、抵抗があるのではないかと推察します。(歯科医) 』

『 入れ歯のメリット:
・健康保険が適応できるため安価
・2本程度であれば数週間でできる
(歯科衛生士) 』

『 入れ歯のデメリット:
・噛み心地が悪い(天然歯の半分以下)
・付け外しが面倒
・他の歯に負担がかかる
(歯科衛生士) 』

『 一方のインプラントですが、人工の歯根を顎の骨に埋めて、そのうえに被せものを入れて食べることができるようにする治療法です。部分入れ歯よりもしっかりと噛むことができる上、食後に外さなければならないような手間もありません。歯みがきはていねいに行なう必要がありますが、これは部分入れ歯であっても同じです。このようなメリットがありますが、デメリットとして保険診療の適応外となるために費用が高額になること、インプラントには外科手術が必要であること、こうした点があげられます。(歯科医) 』

『 インプラントのメリット:
・まるで自分の歯のように噛める
・見た目がいい
・他の歯に悪影響を与えない
・顎の骨が退縮するのを防げる
(歯科衛生士) 』

『 インプラントのデメリット:
・自費になるため高額
・手術を行うことになる
・治療期間が数カ月~半年かかる
(歯科衛生士) 』

『 簡単に説明すると、インプラント入れ歯のメリット・デメリットは上記のようなものです。しばらくこのままでも~とのことですが、1年程度ではないでしょうか。反対の歯に負担がかかりますし、かみ合わせの歯の位置が変わってきてしまうので、あまり長く置かない方がいいと思います。(歯科衛生士) 』

『 インプラントを悩んでいるようであれば、一旦、保険の入れ歯にしてみて様子を見るというのもいいかと思います。(歯科衛生士) 』

早めにどちらかを決断すべき理由

専門家は早めに処置をする必要があると警告しています。その理由はなんでしょうか。

『 なお、何もしないままで放置しておくと、咬み合わせている右下の奥歯が伸びてきます。すると、上顎との隙間がなくなり、入れ歯もインプラントもできなくなってしまいます。どれだけの日数で伸びてくるかは、個人差があるため正直なところ断定は難しいです。しかし、数ヶ月で伸びてくることもあることを考えると、2~3ヶ月以内で決断した方がいいと思われます。(歯科医) 』

歯は異常があっても放置してしまいがちです。そうなると、自然に改善することはなく、徐々に、または急速に悪化してしまいます。早めの処置で身体的にも経済的にも負担は軽くなるでしょう。

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