包茎の種類にはどのようなものがある? それぞれの包茎の対処法は?
オトコクラス / 2017年6月25日 12時0分

包茎という言葉を聞いたことがある人は、多いと思います。包茎ではないかと悩んでいる人もいるかもしれません。では、包茎とはどのようなモノなのでしょうか。また、病気なのでしょうか。包茎の場合には何か対処をした方が良いのでしょうか。包茎について紹介します。
目次
包茎は病気なのか? 包茎の種類とその原因 包茎の種類ごとの対処法 包茎は治すべきかどうか まとめ
包茎は病気なのか?
包茎とは、亀頭が包皮に覆われている状態です。包皮は亀頭を守る働きがあります。生まれた子供を見ると、みんな包茎の状態です。ですが、成長していくことで亀頭が出てくるようになります。この時に、包皮が自然に剥げていくことができない場合に亀頭が出てこないままとなります。
通常であれば、亀頭が出てくるので包皮のままであれば、病気ではないかと思ってしまいます。ですが、包茎自体は病気ではありません。
包茎のメリット
包茎だと亀頭を守ってくれる 亀頭の感度が良い包茎のデメリット
病気の原因になりえる亀頭の下の部分に垢やカスなど汚れがたまり雑菌が増えやすくなり、病気が起こる可能性があります。病気が起こった場合には包茎が原因ということもあります。
ニオイや早漏といったコンプレックス
人によってはニオイや早漏といったことがコンプレックスになってしまい、悩みを抱える人もいます。
ポイント 包茎は病気ではない 包茎にはデメリットがあるが、メリットもある包茎の種類とその原因
包茎と一言で言っても、種類があります。包茎に種類があることを知っているでしょうか。大きく分けて3種類あります。包茎の種類は、次の通りです。
嵌頓包茎(かんとんほうけい)
嵌頓包茎とは、勃起の時に亀頭が出る時に痛みがあったり亀頭が締め付けられるように違和感があったりすることもあります。
症状が軽い場合には、違和感があるような気がするというくらいです。ですが、重症になると締め付けが強く無理矢理包皮を剥いてしまうと戻らなくなってしまったり、亀頭の下の部分が腫れてしまうことがあります。
この状態になると、亀頭が鬱血してしまい壊死してしまうこともあります。原因としては、包皮の口の部分が狭いためです。
真性包茎(しんせいほうけい)
真性包茎とは、普通にしている時でも勃起をしている時でも亀頭に包皮が被ったままになっている状態です。この皮を剥こうとしてもなかなか剥けず、無理に剥いてしまうと痛みがあります。
また、皮がどのような時にも被ったままなので、清潔を保つことができずに垢やカスなど汚れがたまりやすい状態となっています。このことによって、感染症になったり炎症を起こしてしまったりと病気になりやすいです。また、排尿もしにくいです。
原因としては、生まれてから幼児期前後の勃起をする回数の多さや遺伝も挙げられます。包皮が縦に伸びてしまい亀頭が出にくくなっています。
仮性包茎(かせいほうけい)
仮性包茎とは、日本人男性に多い包茎と言われています。普段は亀頭が包皮に被ったままですが勃起をすると手で皮を剥かなくてはいけない場合と自然に皮が剥ける場合があります。
そのままにしていても、大きな問題はないので治す人は少ないです。原因としては、子供の頃に勃起する経験の回数などで包皮が縦方向に伸びてしまいます。このことで、亀頭が出にくくなっていることが挙げられます。
ポイント 包茎には、嵌頓包茎・真性包茎・仮性包茎の3タイプがある 嵌頓包茎は陰茎に重大な悪影響を与えてしまう包茎の種類ごとの対処法
包茎は、種類によって対処法が変わってきます。また、包茎は種類によって自分で治せる場合と手術が必要な場合があります。
嵌頓包茎
嵌頓包茎の場合には、血行が悪くなったり鬱血状態になってしまったりすることがあるので、早めの治療が必要となります。
自分で治す方法としては、包皮を少しずつ広げたり市販の矯正する用具を使用して広げたりします。無理に広げずに少しずつ広げることが大切です。毎日お風呂などで広げると良いです。
自分ですることが難しい場合には、病院で矯正器具を使用したり、必要な場合には手術などで治していくようになります。
真性包茎
真性包茎は、亀頭に包皮が常に被っている状態なので、勃起をした時に強い痛みが出ることもあります。大人になってからは、日々の生活に支障が出てしまうこともありますが成長していくことで治ることがほとんどです。
大人になっても治らない場合には自分で治す方法としては、包皮を毎日広げるようにします。ですが、自分で治すことは難しいです。
そのため、矯正器具を使用したり、ステロイド軟膏を使用したりすることで様子をみることが多いです。それでも変化がない場合には、手術が必要になることもあります。
仮性包茎
仮性包茎の自分で治す方法は、包皮を自分で剥くことです。市販されている矯正する用具を使用しても良いです。それでも治らない場合には、病院で矯正器具を使用したり場合によっては、手術をすることもあります。
ですが、仮性包茎の場合には、病院に行ってまで治療をしたり手術までしたりして治すという人は少ないです。何か症状がある場合のみ手術などをすることがあります。
自分で治す場合には、対処法をしたからと言ってすぐに治るわけではありません。毎日続けることが重要です。
また、最初は痛みはあるかもしれませんが、もし強い痛みや痛みが続くようならば無理に対処してはいけません。病院に相談し適切な治療をしてもらいましょう。
ポイント 包茎のタイプによって対処法が異なる 嵌頓包茎は早めに対処することが必要包茎は治すべきかどうか
包茎は、気にしない人であればそのまま様子をみる人もいます。人によっては何らかの病気で、日々の生活に影響がある場合などには治療が必要な場合もあります。このように、必ずしも治療が必要とは限りません。
ですが、包茎を治すことで、見た目はもちろん良くなります。この他にも、亀頭が出ることによって清潔に洗えるようになるので、垢やカスなどがたまりにくく雑菌が繁殖するのを防いでくれます。
また、亀頭が下着に擦れることで強くなり早漏が改善されます。そして、亀頭炎や尿道炎などの病気なども心配しなくて良くなります。
反対に、包茎を治すと突っ張った感じがして違和感があったり、包皮には快感を感じる神経があるのですが、その神経がなくなることで感覚が鈍ってしまうこともあります。
その他、手術をすると今まで隠れていた亀頭があらわれるため明るい色と今まで出ているくすんだ色の2色に分かれます。そのため、初めのうちは恥ずかしいと思うかもしれません。ですが、徐々にくすんだ色に変化し色は目立たなくなります。
このように、包茎を治すことでのメリットやデメリットがあるので理解した上で包茎を治した方が良いのかを決めましょう。
ポイント 包茎を治すことによってメリットを得ることができる 包茎手術によってデメリットが生じる可能性もあるまとめ
包茎は、基本的に陰茎に悪影響を与えなければ、病気ではありません。性行に問題がなければ、治す必要もないものですが、包茎であることによってコンプレックスが生じてしまったり、精神的なストレスが多くなってしまっている場合には、クリニックなどを受診して相談してみるのもいいかもしれません。
※この記事は、看護師の資格を保有している方によって執筆されました。
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