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白髪のセルフカバーは、染めるのではなくアレを使って!5つの白髪ケア法

OTONA SALONE / 2019年5月11日 16時0分

いくつかの白髪に関する意識調査をチェックしたところ、白髪染めをやめるタイミングは65才前後という結果が。60代半ばになればあきらめがつくのか、面倒になるのかは44才の私には未知の世界ですが、たしかに60代までは白髪隠しをがんばりたいと思っているところです。

 

はじめて白髪を発見した日のことは忘れてしまいましたが、おそらく10年くらいのつき合いになるのではないでしょうか。ズボラな私はほぼ美容師さんにおまかせですが、私なりの白髪ケアと、日頃の取材から得たケアについて今回はご紹介したいと思います。

 

白髪ケア私の場合1:頭皮や髪の健康を考えてサロン染め

ホームカラーは未経験。白髪染めだけでなく、ファッションカラーもセルフでやったことがありません。

薬剤について考えるようになったのはヘアについて取材をするようになってからですが、若いころはただ面倒だから手を出さなかったというのが正直なところ。

自分できれいに塗る自信がないだけでなく、皮膚トラブルが怖いというのも理由のひとつ。肌が荒れやすいので、プロにお任せするほうが安心という判断です。

カラー剤に含まれるアルカリ剤は頭皮や髪にダメージを与えるので、サロンでは除去するアフターケアもしてくれます。アルカリ剤が頭皮に残るとちりちりしたアホ毛の原因になるそう。

きちんとケアをしてもらっているおかげなのか、弱々しいアホ毛はあまりなく、白髪も増えてはいますがひょろっと飛び出る白髪はありません。

下の写真は3カ月ほど放置してしまったときの無残な後ろ姿です。白髪は思いっきり目立っていますが、ひょろっとした髪はないですよね。

定期的にサロン染めといっても最近は1カ月半~2カ月に1回程度。2カ月もすると白髪はこれくらい目立ってきます。これ以上は見た目が悪いので、サロンに駆け込みます!

 

白髪ケア私の場合2:隠すよりぼかすことで目立たせない

サロンでのオーダーはいつも「白髪が目立たないようにしたい」「明るすぎない髪色にしたい」と伝えるだけ。半年ほど前、ハイライトを入れたいと珍しく具体的にオーダーをしたらなぜかしっくりこなかったので、いつものオーダー法に戻しました(笑)。

 

白髪染めにしてほしいとオーダーしたことはありません。白髪染めとファッションカラーでは薬剤が異なるのですが、素人からすればその差ってわからないですよね。だったら、ここもプロの判断に任せたほうがきれいな色に染まるはずと私は考えています。

 

白髪が目立つ根元は白髪染めでしっかりと、それ以外はファッションカラーでと染め分けもできますし、ファッションカラーだけで目立たなくすることもできます。手法は色々あるので、髪の状態や白髪率などを総合的に判断して染めてもらうのがいちばん。もちろん自分の希望はしっかり伝えることが大切です。

 

しっかり染めると暗くなり、ちらほら出現する白髪が目立ってしまうので、ほどよい明るさでぼかしてもらっているのが私の現状。真っ黒のなかに白い筋があると目立ちますが、茶色のなかならそれほど目立たないからです。

 

ハイライトも上手に活用すれば白髪がなじむのでおすすめです。私の場合はギラギラと悪目立ちしてしまい、自分のなかでしっくりこなかったのでやめてしまいましたが…。

 

自分で思っているより白髪の本数は意外と少ないもの。私もよく「白髪がまた増えちゃった~」とサロンで訴えるのですが、みなさん冷静に「まだまだ少ないですよ。大丈夫」とこたえてくれます。

 

白髪の量は個人差がありますが、40代なら隠すよりぼかす、なじませる手法を選ぶのがいいのではないでしょうか。

 

白髪ケア私の場合3:頭皮マッサージで血流アップ

白髪のメカニズムはまだ解明されていませんが、美髪を育むには健やかな頭皮をキープするのが大切です。白髪対策ではじめたことではありませんが、暇さえあれば頭皮をプッシュしてコリをほぐしています。

 

睡眠不足やストレスも頭皮にあらわれるので、そのケアのほうが目的ではありましたが、結果、豊かな髪を保っています。白髪がなくなったということは今のところありませんが、一気に増えたと感じることもありません。

 

美容に関してズボラな私が唯一褒められるのは髪なのですが、プロのケアと頭皮マッサージのおかげではないかと思っています。

 

というのも、同年代のヘッドスパ専門家や鍼灸師に取材をすると、みなさん髪がつややかで豊か。白髪もないという人が多いのです。東洋医学で髪は「血余」と言われ、全身に栄養が行きわたり余ったものが髪の毛となるのです。バランスのいい食事とめぐりをよくすることが健やかな髪を育むというわけ。

 

頭のコリをほぐし血行を良くすることはめぐりをよくするために大切なケア。道具いらずで、いつでもどこでもできるので、ズボラな私にはぴったりなのです。

 

白髪ケア私の失敗1:分け目変えでもごまかせない

生えてきた根元の白髪をごまかす緊急対策としてよくご紹介している「ジグザグ分け」。根元が立ち上がり、短い白髪を隠せることができるので効果的ではありますが、私の場合は頭頂部に白髪が集中していて、分け目をずらしてもピョンと飛び出てきてしまい失敗。

 

結んでごまかそうとハーフアップのくるりんぱにしたこともありますが、これも白髪が目立ち逆効果でした。

 

生えている位置と量によってはジグザグ分けでもカバーしきれないことがあるということがわかりました。

 

白髪ケア私の失敗2:根元カバーアイテムは不向きだった…

ヘアマスカラやヘアファンデーションなど、さっと白髪を隠せる便利アイテムが続々と登場しています。私もいくつか試したことがあり、本当にさっと隠れて便利!!と喜んだのですが……。昔から髪の毛をさわるクセがあり、塗ったことを忘れてついつい髪をさわってしまい、指に色がついてしまう事件が多発。

 

これは私のクセが悪いだけで、商品はまったく悪くありません。

 

1日だけ乗り切りたい、短い白髪だけ隠したいなどピンポイントで使うにはとっても便利です。

 

ちなみに美容師さんにおすすめされたのはコームタイプ。地肌に色がつきにくく、広範囲に塗れるのでささっとカバーできるそう。

これはアリミノのポイントコンシーラー。

 

プロの教え1:セルフケアは正直に伝えること

ドラッグストアには白髪カバーアイテムがずらりと並んでいます。ホームカラーだけでなく、使い続けることで徐々に染まるカラートリートメントも豊富。どれも手軽に使えるアイテムですが、サロンでの薬剤と相性が悪いものもあり、うまく染まらない、変色してしまう事例もあるとか。

 

なかなかサロンに行けずセルフケアをしている人も多いのが現実。美容師さんも「なんで自分で染めたの!」と責めるようなことは決していいません。最適な施術をするために、どんなケアをしてきたかを知りたいのです。

 

また、美容室に通える頻度もわかる範囲で伝えておくと、どういう染め方をすればいいか、セルフでカバーするにはどんなアイテムを使えばいいかを教えてくれますよ。

 

プロの教え2:セルフでカバーするなら染めるのではなくコーティングで

髪を染めても2週間もすれば目立ってきてしまいますよね。サロンに行くまで乗り切るなら染めるのではなく、ヘアマスカラなど洗えば落とせるタイプを選んで。

 

ホームカラーを使うなら、マニキュアのほうがベター。髪の内部まで染めず表面を色でコーティングするので、ヘアカラーよりもダメージは少なくてすみます。

 

セルフでのケアは一時的にカバーするものとして行いましょう。

 

白髪とのつき合いはこれからが本番。美容師さんと相談して頭皮へのダメージを回避するケア方法を見つけてください。

 

 

 

 

 

 

 

≪美容・ヘアライター・編集者 岩淵美樹さんの他の記事をチェック!≫

 

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