「寝心地のいいベッド」が身体に悪いこれだけの理由

OTONA SALONE / 2019年6月23日 20時0分

慢性腰痛の原因は人によって千差万別、その対策も様々です。

現在、日本腰痛研究開発機構で代表をつとめる私も、かつてIT関係の仕事をしていて、慢性的な腰痛に悩まされていました。

それから自分の腰にピッタリあったマットレスを独自に開発し、今では腰痛に苦しむ人を一人でも多く救うために腰痛専門の研究機関を設立。腰痛に関わるあらゆる専門家に話をうかがい、さまざまな角度から原因と対策を研究しています。

 

今回取り上げるのは、無意識下の睡眠中に発生する腰痛原因です。

睡眠と腰痛はあまり関係がないように思うかもしれませんが、実は寝ている間の姿勢や動きが、腰痛の慢性化に深く関わっているのです!

 

朝、起き上がるときに腰が痛むワケ

毎朝、起きるときにいつも腰が痛い! そんな悩みはありませんか?

 

例えば日中はマッサージを受けたりして腰をケアしているものの、寝て起きるとまた痛む。そんなことが繰り返されている場合、寝ている間の姿勢や寝具が原因になっているかもしれません。

 

なんとなく、寝ている間は腰を安静にして守っている感じがあるかもしれませんが、実はかえって腰を痛めていることもあるのです。

 

まず注意したいのが寝返りです。睡眠中にうまく寝返りがうてていないと、腰痛のリスクが高くなります。

 

自然な「寝返り」が血の巡りをよくする

 

 

寝返りの大事な役割の一つは、血流をよくすることです。

 

ずっと同じ姿勢で寝ていると、体の一部に負荷がかかり続けて、その部分の血管が圧迫されて血の流れが悪くなります。そして血流が悪いと老廃物などがうまく流し出されなくなり、こりや痛みの原因になるわけです。

 

人は体を守るために自然と寝返りをうつようにできています。しかし、寝具や姿勢が寝返りの邪魔をしていることも少なくありません。

 

自分の寝姿を確認しているという人はほぼいないでしょう。では皆さんは、しっかりと寝返りがうてているでしょうか?

 

 

ふかふかのベッドや布団は腰によくない?

 

 

うまく寝返りがうてていないかもしれない場合、誰でもすぐに確認できるのは寝具です。端的に言うと、柔らかすぎる寝具は寝返りがうちにくく、腰に悪い影響を与えている可能性があります。

 

ふかふかの柔らかい布団って、気持ちいいですよね。でも、布団やマットレスが柔らかいと、体が沈み込んでしまい一部に負担が強くかかります。また、ぐっと体を起こそうとしても力んだ部分が沈んでしまうので、寝返りがうちにくくなってしまいます。

 

睡眠時は、全身にバランス良く負荷が分散されていることが理想です。それを考えても、柔らかすぎるベッドや布団は、やはりよくないといえるでしょう。

 

慢性腰痛にオススメなのは「高反発タイプ」の寝具

 

 

慢性的な腰痛を抱えている人に適していると考えられるのは、「高反発」マットレスです。

適度な硬さと反発力を備えているため、体が沈み込んでしまうことがなく、反発力を利用して寝返りもうちやすいのが特徴です。

適度な硬さといっても、その人の体重によって丁度よさは変わります。ですから、マットレスについては、自分に合った硬さをしっかりと選べれば、よりいっそう高い効果が得られるでしょう。

加えていうと、掛け布団も重すぎると寝返りの妨げになることもあるので、力の弱い高齢の方などは、なるべく軽めのものを選んだほうがいいでしょう。

 

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『あなたの腰痛が治らないのは治し方を間違えているから』

日本腰痛研究開発機構著  2018年12月23日発売  アスコム刊

 

 

 

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