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#151 どうして?交際2カ月、40代独女がかかえた「不安」とは【40代編集長の婚活記】

OTONA SALONE / 2019年6月26日 17時0分

恋人いない歴の長いご無沙汰な40代独女が、婚活してみたら──⁉ OTONA SALONE編集長アサミがリアルに婚活を始めてまもなく3年。

婚活パーティや婚活アプリをはじめとしたさまざまな婚活にいそしみ、何度もフラれ、断られを繰り返しながらもやっとのことで恋人ができた。49歳のアーティスト・ジェントルさん。バツイチで子供ありの男性。初デートから4カ月で交際開始し、その後毎週のようにデートをしていたけれど……⁉ これは40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活ドキュメントである。

 

初めてのドライブデート

ある週末は、鎌倉へドライブデート。お付き合いしてから初めての遠出デートだった。ランチやショッピング、散策……手をつないで歩いたりと、とてもラブラブな雰囲気で過ごした。

鎌倉から都内へと車で向かう途中、かなり激しい雨が降り出した。

ジェントル「夜ごはんはどうしようか?」

アサミ「どこか途中で食べて帰る?」

ジェントル「お昼いっぱい食べたから夜は軽いものにしたいな……。うちで一緒に食べていくのはどう?」

アサミ「はい。大丈夫」

そんな会話をしていた。

 

渋滞の車の中、突然に…!

渋滞がひどく、鎌倉を出発してから2時間近くが経っていた。いつもおしゃべりな彼が、ちょっと言葉数少なくなっていることには気づいていた。

きっと車の運転で疲れているんだな……。そのぶん、自分が話すようにした。土砂降りの雨と近づいている夜であたりはすっかり暗くなっているけれど、せめて車の中は明るくいられるように。

 

車が渋谷に差し掛かったときだった。

ジェントル「やっぱり……夜ごはんやめようか。おうちの前まで送るから」

彼がそう言ってきた。ちょっと前まで、おうちで一緒に食べようと言っていたのに。

本音じゃない言葉を口にする

本当はもう少し彼と一緒にいたいと思っていた。けれど

アサミ「あ……はい」

彼の提案を受け入れた。わがままを言えなかった。ずっと車を運転してくれているからきっと疲れちゃったんだろうと思って。

アサミ「ランチをいっぱい食べたから、確かにあまりお腹すいてないかも!」

ちょっとテンション高めにこの言葉を加えた。いままでに見たことのなかった彼のちょっとだけ不機嫌そうな表情を見て、ちょっと緊張した。だからつい、彼の気持ちに合わせるようなことを言ってしまったのだ。

 

なぜ、彼の言葉に合わせたのか

あのとき「どうして?」と彼の気持ちが変わった理由を聞けばよかったのかもしれない。でも咄嗟にその言葉は出なかった。

彼の言葉に合わせてしまったのは、“わがままな女”と思われたくなかったから……かもしれない。

 

そのあと、家の前まで車で送ってくれたジェントルさん。私の荷物を出すために一度、車から降りてくれた。

アサミ「じゃ、また週末に」

ジェントル「連絡しますね」

そう言って、私の手をギュッと握ってくれた。私は手と手が触れるだけでキュンとする。心があったかくなる。ジェントルさんの大きくてあたたかい手のひらが私はとても好き。

 

なんてことのない、いつもの別れ際だったけれど……。

 

その日の夜のうちに…

日曜の鎌倉デートのあと、夜22時ごろになってメッセージを送った。

アサミ「週末一緒にいてくれてありがとう。鎌倉ドライブとても楽しかったです。車の運転でお疲れさまでした。ゆっくり休んでくださいね。おやすみなさい」

 

このくらいの時刻なら、さほど時間を置かずに返信をくれたジェントルさん。でもその日は返信がなかった。

でもあえて意に介さないよう、自分に言い聞かせた。「きっと運転に疲れて寝ちゃったんだ」と思うことにした。

 

彼からのメッセージは

翌朝起きたら、ジェントルさんからメッセージが届いていた。

ジェントル「週末はありがとうございました。僕も楽しかった。今週もがんばりましょうね」

いつもと変わらないメッセージ。違うのは、ほんのちょっと返信が遅かっただけ。なんだ、やっぱり私が思った通り、運転に疲れちゃっただけよね。

ジェントルさんの「がんばりましょうね」という言葉は、安心する。そして「今週もお仕事がんばろう、週末を楽しみにして!」という気持ちになる。

恋愛すると仕事に現を抜かすんじゃないかと思っていたときもあったけれど、いまの私は違う。恋愛が安定しているからこそ、仕事も集中できるのかもしれない。

 

どうする? 今週末のデート

水曜日のことだった。毎週会うのが当たり前になっていて、日曜日にも「また週末ね」と話していたけれど、いちおう週末の予定をジェントルさんに尋ねた。

アサミ「こんばんは。今日もお仕事お疲れ様でした。今週末はどうしましょうか。ご予定空いてますか?」

聞かなくてもYESという返事だと思いながら送信した。

けれど。

ジェントル「ごめんなさい! 土曜は後輩との約束があって。日曜日はお仕事なんです」

想定外の答えにちょっと驚く。お付き合いをスタートしてから2カ月近く、私が親友と秩父に旅行した1週をのぞいて、毎週末を一緒に過ごしていたから……。

 

久しぶりの「会えない週末」

でも、仕方ない。ジェントルさんにだってプライベートのおつきあいはある。仕事もある。よく考えたら私もこのあとの週末にゴルフの予定があるしね。

会いたい気持ちはあるけれど、大人だもの。彼の予定を尊重したいと思った。

アサミ「そうなんですね。素敵です。後輩さんと楽しんできてください。! じゃ来週末はどうですか? 実は土曜日がゴルフなんです」

今週末が会えないなら、次の週末の予定を確認したい。私は土曜日に予定があるから、せめて日曜には会いたい。

ジェントル「そっか。逆に僕は日曜に予定が入ってて。でもちょっと調整してみますね」

アサミ「わかりました。決まったら教えてね」

 

そんなやりとりがあったけれど、結局は2週連続でジェントルさんとの週末デートはなかった。ウィークデイに会うこともなかった。

初めての「会えないままの2週間」

まるまる2週間、会わない状態が続いた。付き合いだしてからは初めてのこと。

メッセージだって、週の中頃にちょっとやりとりした程度。それも私から送ることばかりだった。

脳裏をよぎる、一抹の不安。

いや、付き合い始めの頃が異常に多かっただけで、これが普通なのかもしれない! よく考えたら付き合う前は、もっと時間が空いたりしてたもの! 返信はちゃんとくれるし!

……と思いたいけど、不安な気持ちはぬぐい切れなかった。振り返れば、変化があったのは鎌倉ドライブデートの帰り。一緒に家で夜ごはんを食べようと言ってたのを、やっぱりやめようと彼が言ってきたところからだ。

 

少しでも不安を解消したくて

ううん、そんなことないよね、考えすぎだよね! と思いながら、その不安を解消したくてジェントルさんにメッセージを送った。

アサミ「こんばんは。週末ゴルフがあったり、仕事がつまっていたりでバタバタしていました! ジェントルさんはどうしていましたか?」

ジェントルさんから何の音沙汰もなかった。メッセージを送ったその日も、次の日も、その次の日も。そして、私からも連絡できなかった。“ウザい女”と思われたくなかったから。

会えない2週間に加えて、返信のない3日間。不安を解消したくて送ったメッセージが裏目にでて、さらなる大きな不安となってしまった……。

 

【鎌倉デート以降、やっぱりジェントルさんの様子がおかしい⁉ 7月3日(水)17時をお楽しみに!】

【前回はコチラ】

#150 ウザいと思われたくない! 恋に臆病な40代独女の本音【40代編集長の婚活記】

  40代編集長の婚活記まとめ

 

≪OTONA SALONE編集長・婚活コラムニスト 浅見悦子さんの他の記事をチェック!≫

 

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