本当にあった!【港区オジサン】の怖~い学歴逆差別|港区オバサンの婚活徒然記
OTONA SALONE / 2019年7月7日 20時0分
淑女のみなさま、こんにちは!港区オバサン カサブランカです。
ジメジメした梅雨ももうすぐあけるかな~?そうなったら夏本番!
お水着なんて選び始めている淑女も多いのでは?
夏までにダイエット!なんていうリリースやコラムを仕事ではバンバン書きながら、内心「(若い方は)みんな大変だな~、オバサンになればいろいろ気にならなくなるのにね、フフ♡」なんて思いながら暮らしています。
さて、今回は。
婚活にはリスクが付き物。
一時は超・機械的に(!?)、「打率云々より、まずは接触回数を増やすべし」という心意気で婚活デートを乱発していたカサブランカが、若かりし(とはいえアラサー)時代に実際に経験した、ちょっと震えた「港区オジサンの逆襲」ネタです。
「一橋大学⇒総合商社⇒なんかで独立」おじさんの、見えないコンプレックスにリモート撃破される事件
一橋大学といえば、言わずと知れた名門国立大学。
東京の左のほう、国立(こっちは“くにたち”ね)エリアがキャンパスですよね。
とっても優秀な大学ですし、婚活釣書的にもキラキラ出身大学の1つといえます。
(すみません、大学受験をしていないので結構テキトーな温度感で喋っています)
規模が大きい大学ではなく、周辺のビジネスマン仲間の中でも東大や早慶やMARCHに比べると、結構出現頻度低めな印象でしたね。
カサブランカ(32歳くらいのとき?記憶曖昧)は当時、闇雲に
「あー、結婚しなきゃ、結婚しなきゃ。
生物として淘汰されてしまう…」
と、当時はまだ黎明期のマッチドットコムとかとかにいたずらに登録をして、年収レンジで足切り(生意気)とかして、ガンガン候補者をケータイ画面でスワイプする日々。
(あ、まだガラケーだった可能性も…パソコンでやっていたのかしら?前世のことすぎて記憶がないです)
しかしながら、当時はIT企業のすさまじい激務に耐えながら社畜ワークに身を捧げていたもので、夜中の2時までガツガツ通販サイトとかゲームアプリとか作って、2時からいつもの同僚女子と夜中までやってる目黒の沖縄料理屋に行って飲んでタクシーで帰る、を繰り返す日々。
そんなボロボロな状態での婚活なので情報整理もできるわけなく。
すんごい久々にマッチングサイトを開いてみると、
「どうも、カサブランカといいます。
ごはん行きましょうね、いつにしましょうか?」と自分で送りつけたっきり放置なんてことも多く…
そうするとお相手から、
「僕もう退会しますよ」
「カサブランカさん、他の方と進まれているんでしょうか?」
「あと1日で有料期間が終わりますので退会します。1日だけ待ちます」
「お返事いただけないようなので、よかったらYahooメールに連絡ください」
とかなっているんです。
もはやそんなやりとり(というか先方からのありがたい再三のコンタクト)も虚しく、「退会済み」表示が出ちゃってるし、顔写真も消えちゃってるし、名前は「退会済みユーザー」とかになってるし、プロフィールも消えちゃってるしで、
「えーーーーっと、誰だっけ、マジで?」状態。
もうほんとうに失礼千万なのですが、とはいえ、大の男たるもの(ん?女ですね)出会いなんかにかまけてられないワケですよ、こちとら上場目指してるんで(勤めてる会社がだけどね)、ってな感じで、「あーあ、またやっちゃった…」となるんですよ。
そんな日々、とある50代後半のオジサマよりメッセージが。
「どうも。一橋大を出て〇〇物産に長年勤めた後、石油関連で独立し、事業をしております。港区に住んでいます。
ここまで仕事づめでやってきて、パートナーとの別離もありましたが、今やっと、仕事も落ち着き、これからの人生をともに歩んでくれるパートナーを探しております。
貴女のような笑顔の素敵な方が僕の横にいてくれれば、人生がより豊かになる気がします。ぜひお食事でもいかがですか?」
みたいなメッセージがきて、
(何それー!石油!?こんな人のところに嫁に行ったらめっちゃ楽に暮らせそうじゃん!!返信返信!!)
みたいにソッコーお返事するわけですよ。
「カサブランカと申します。ぜひ喜んで。〇月〇日 水曜日の夜ならば大丈夫です」
↑この駆け引きとか一切ない感じ、タカリかっていう(笑)
「では〇月〇日に。カサブランカさんは何が好きですか?お寿司ですか?焼き肉ですか?」
(話が早い!!お寿司っしょ!!)
「お魚が好きなのでお寿司がいいです」
↑お魚好きとか一言入れて一応さもしさを消す。
みたいになります。
んで、わーい、おっ寿司~♪とか思うのも束の間、再び激務の波に飲み込まれていくわけです。
嗚呼、蟹工船。
そしてまた、おりこうさんのカサブランカは日々歯を食いしばり激務に邁進。
夜中の2時から目黒で飲んではタクシーで帰り翌朝遅刻もせずに出勤(意外!ですが、この時代は本当にぱつぱつに仕事が溢れてましたので…)、キーボードをカタカタカタカタいろいろ作っては社長に呼び出され謎にケンカし部下に慰められ再びデスクに戻りカタカタカタカタカタカタカタ…エンターキー「ッターン!!」の後デスクの上に積みあがった書類崩れる、部下が拾ってくれる、みたいな日々が続いていくわけです。
そしてとある火曜日。
(あれ?なんか明日の水曜日、なんかあったような、あったような…なんだっけなぁ?)
とか思いながら、何気なくマッチングサイトを眺めてみると、
衝撃のメッセージが( ̄□ ̄;)!!
「カサブランカさん、再三ご連絡をしておりますが、もう前日です」
こっ、これだ!!
水曜日、わーっ、この約束だ!!一橋大⇒〇〇物産⇒石油の人だ!どうしよう!!!
でもまだ前日だし、明日の約束ならまだ間に合うかも…って、ん…?
なんだかすごく穏やかでない長文が…
「こんなに失礼な方は初めて見ました。
さすが慶〇大学ご出身だけある。」
えっ??出身大学関係ある?
「私の勤めていた〇〇物産にも、大勢の慶〇大学出身者がおりましたが、彼らもやはりだらしなく、いい加減な人間が多かったです。貴女も同じですね」
って嘘でしょーっ、慶〇出身者が一絡げ中傷されちゃってる。
なんかわかんないけど福沢先生ごめんなさい!!
「東京大学出身者も同じです。日本最高学府というプライドを振りかざしながら、努力をしない。」
えーっ、東大にまで飛び火してる!
もはや意味不明!
「それに比べ我々一橋大学閥は、謙虚に実績を残し、誠実である人間が多い。」
なんなの?一橋大学の広報の人なの??
なんかでも…一橋大学の方って東大コンプレックスがあったり、逆に早慶と俺らは違うみたいな、絶妙なプライドの自家醸成がなされている、みたいな、東大出身者の多くが言っていたことなどを思い出したり。
「貴女が僕にふさわしい人なら、来週行う予定の私の会社のパーティで、最高のお着物を誂えて、僕の隣で皆様にご挨拶いただくことまでイメージしておりましたのに、本当に裏切られました。
国賓レベルの方々が来るパーティでした。本当に残念です。」
えーっ!展開早くないか!?まだ会ってもいないのに!お着物!?
そして国賓レベルの方々とお会いして私に何かいいことあるのか!?
って明日の約束だし、今から調整しちゃダメなのっ?ダメなのかーっ!?
なんだかもうアンタッチャブル感が1000%だけど、このままスルーも失礼すぎるし、
もう散々中傷されてるし何言われてもいいや!と、震える指で返信をしてみます。
「本当に申し訳ありません、仕事にかまけておりましてご返信が遅くなりました。
もしもお許しいただけるようでしたら明日の夜はあけておりますが、もう、お会いしないほうがいいでしょうか。
本当に申し訳ありませんでした。」
どうしよう~、さらに中傷されるような返信がきたら…。
今度は京大とか早稲田とかについてのコメントもあるかなー、人口がいちばん多い日大かな?
(とかシリーズ続編を期待して若干ワクワク)
とか思っていましたが、安心してください。
それ以降返信は来ませんでした。
・・・・・・・・。
うーん…敵が見えないコミュニケーションってこういう不慮のケガするよな~、としみじみ…。
なんて、お互いが見えない中で不要な斬り合いをする切なさを実感したのでした。
(私は斬ってない!)
当時は仕事でSNSとかも作っていたので、なんとなくカスタマーエクスペリエンスの1つを経験できたかなー、なんて、すぐに仕事の糧にしてみちゃう、おりこうさんなカサブランカなのでした♡(テヘペロ)
教訓、返信は迅速に。
あと、仕事がすっげー忙しい時期の婚活ランパツは控えましょう♡
XOXO♡ カサブランカ
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