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それって本当に更年期? だるさ、疲れ、動悸の原因は別にあるかも?

OTONA SALONE / 2019年8月25日 20時0分

こんにちは、美容やファッション、ヘルスケアの分野を執筆する田中です。現在47歳です。

 

この半年ほど忙しかったのもあって、あちこちに体の不調部分が現れては対処し、現れては対処し、といたちごっこの日々。

 

仕事の合間をぬって病院から整体まで、いろいろ行っていたのですが、もしかしてそもそもの原因はこれ!?ということがようやく判明。投薬を始めたらあっという間に回復傾向が見られ……。

 

更年期?とついそのままにしがちな不定愁訴も、案外別の身近な原因が潜んでいるかもしれませんよ。

【100人の更年期 ♯15(前)】

 

友人知人から「手が黄色い!」と指摘。おののき、原因究明スタート

私の手のひら(左)と超絶健康体と思われるわが子の手と比べると明らかに黄色味を帯びているのがわかります。

暖かくなって半袖を着始めたころのこと。子どもの送迎時にママ友たちと立ち話をしていたときに、ふと私の手を見て口々にこう言ったのです。

 

「あれ、手のひらが黄色いよ」

「そういえば心なしか顔も黄色い気がするし…」

「うちの母も肝臓の数値悪かったときもそんなだったかも」

 

生まれて初めての指摘に、日焼けじゃないの?と笑いながら、その場の全員と手のひらを見比べてみると、確かに私だけが圧倒的に黄色い。

 

自分では毎日見ているから気づかなかったのですが、明らかに日焼けではなく、色味がやっぱり違う。顔が黄ぐすみする「糖化」もよぎりましたが、次に浮かんだのは「黄疸」。

 

以前、漢方薬で肝臓を悪くしたライターさんから話を聞いたことがあったので、怖くなって子宮筋腫のために飲んでいた漢方薬と、疲労回復目的で飲んでいたサプリを即ストップ。

 

とりあえず素人知識でも、肝臓に負担がかかってそうなことをやめつつ、詳しく肝臓周りを診てもらおうと「消化器内科」を受診してみることにしました。

 

気になる検査結果…「黄疸」ではなかった!

 

問診にきたナースも、医師も口々に「確かに黄色いね。みかんの食べ過ぎはない?」と冗談まで言われるほど黄色い私の手。

 

「でもねぇ、うーん、白目は黄色くないんだよなぁ…」

 

やるべきは血液検査のみ。黄疸の原因になる「ピルビリン」という成分の量を調べれば、一発でわかるという。1週間後、検査の結果をドキドキしながら聞きに行くと、意外な答えが返ってきたのです。

 

「あのね、黄疸の症状は一切出てないし、肝機能も正常。ただね、貧血がひどいんだよね。もし溶血性貧血だったら、黄疸と同じ成分の値が高くなるんだけどこれでもない。貧血の原因を調べた方がいいですよ。最近、胃や大腸の内視鏡検査やってる?」

 

肝臓は正常と聞いてホッとしたのもつかの間、貧血で内視鏡検査? 何年もサボっていたし、いまいち意味がピンとこないまま、検査の予約を入れました。

 

夜中に一瞬の胸痛としびれと激しい動悸で救急を受診

 

手の黄色さに端を発した消化器内科通いと同じころ。仕事がひと段落して、ひとりで夜中に楽しみにしていた海外ドラマを見ているときでした。

 

アクション系なので、ドキドキハラハラしながら見ていたとき、一瞬胸のあたりに痛みが走ったような?

 

しかも脈が飛んだ? その後、全身の血の気が一気に引いて、一気に戻ってきたような感じになりました。

 

「え?心臓?」と思ったら、今まで経験したことないほどの激しい動悸に襲われました。

 

時間にしたら数分もないくらいの、あっという間のできごとでしたが、そのまま寝るのも怖くなり、仕事で不在だった家人とも連絡をとり、救急相談ダイヤルにも電話をして近くの救急外来に行くことにしました。

 

一応とってもらった心電図は異常なく、救急の医師も急にどうこうなる感じしないから、と言ってもらえたのでとりあえずは安心。でも異常が出たときの心電図ではないので、そりゃわからないよな、と思いながらタクシーの中で、ここ最近の私の体調を振り返っていました。

 

そういえば、心臓を意識するくらい常にドキドキしている(仕事の忙しさでストレスがかかっているとばかり思っていた)、階段を上がるだけで心臓がバクバク(運動不足だと思っていた)。

 

それに加え、更年期の症状くらいに思っていたけど違うのかも?と感じ、消化器内科に加え、心臓も診てもらおうと決心したのでした。

 

心臓、血流を調べるなら「循環器内科」

 

これまた未知の領域だと思いながら、通いやすくてなるべく新しい病院(検査の機器類が古いとやだなと思って)をリサーチし、受診。

 

循環器内科は心臓や血管、血流の不具合を診てもらう科。動脈硬化の度合いも調べられるんだと、待合室のポスターを眺めて待っていました。患者さんはほぼシニア世代で、私は確実に最年少。

 

早速、先日の症状を話して心電図をとって、診察をしてもらったところ

 

「心電図には異常はありません。緊急度合いの高い胸痛はもっと長い時間続くので、一瞬の胸痛は心配ないと思いますよ。この動悸が激しくなったのは、過呼吸が起きたのかもしれないですね。ただ少々この心電図の縦方向の振れ幅が気になるから超音波で心臓の動きと血流を見ましょう。あと血液検査もね」

 

またまたホッとしたのもつかの間、心臓の超音波検査の予約を入れ、胃と大腸の内視鏡検査も控えているし、検査だらけの1ヶ月。仕事と家事と、その合間に検査と診察となんだかめまぐるしい日々になりました。

 

続きは

>>>判明した病名は「重度の〇〇」。えっ、どうして…?

 

 

≪フリーランス編集者 田中希さんの他の記事をチェック!≫

 

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