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年収8000万以上の人はアレを食べない⁉ 寿司屋での「お金持ちの流儀」とは

OTONA SALONE / 2019年8月25日 19時0分

元国税局職員さんきゅう倉田です。
吉本興業で芸人をしながら、どこかで書いたりどこかに出たりしています。取材を受けることもありますし、取材をすることもあります。
それはもう、様々な人と出会います。
出会って、名刺を交換して、後日、食事に行くこともしばしば。取材のときには分からなかった、意外な事実を知ることができます。

 

年収8000万円の人と「食事」

自分より年齢が上の人と話をしていると「食事しかたのしみがない」という人がいます。

ぼくも「食事しか楽しみがないなあ」とよく言っています。仕事はたのしいですし、友人とどこかへでかけるのもたのしいのですが、一番楽しいことは食事です。レストランを予約している日は、朝からそのことばかり考えています。

暇さえあればお店を調べていますし、他人に聞かれれば、要望を確認して答えています。情報や知識に価値があると考えているぼくでも、美味しいお店は積極的に共有して、行ってもらいたいと考えています。

お金持ちや美食を探求している人に、「おすすめのレストランありますか」と聞いて、嫌な顔をされたことはありません。みなさん、優しく丁寧に提案してくれます。
みんな、ご飯が好きだし、ご飯が好きな人も好きなのだと思います。

 

年収8000万円の人とお寿司

お金持ちの人とお寿司を食べることがあります。ふたりで行くのではなく、複数人で行きます。そういうときは、おまかせのお寿司屋さんではありません。自由に頼むタイプのお寿司屋さんです。

ぼくは、まだお寿司のレベルが低いので、すぐにこはだや甘海老、ひらめを注文しようとします。でも、それをお金持ちに制され、まずは、お酒を飲み、肴をつまみます。
いきなり、お寿司は注文しません。

そういえば、鰻屋でもそうでした。
神奈川県の大磯にある、総理大臣が通ったと言われる鰻屋さんに行ったときも、すぐにはうな重を注文せず、お酒を飲み、うなきや肝串を食べてから、1万円のうな重を注文しました。
うな重だけでは、お腹がいっぱいにならないから、そんな腕白な考え方ではないと思います。
未熟なぼくにはまだわからない、理由があるのでしょう。

お寿司屋さんでも、ゆっくりと飲みながら、刺し身や煮付け、唐揚げを食べて、30分から1時間経って、やっとお寿司の時間になります。
「そろそろ、お寿司注文しようか」
そこまで待たされていると、神の声に聞こえます。天啓を受けた気分です。

ぼくは無神論者ですが、ラッパと舞で祝福してくれる天使が見えました。
お待たせしました、お待たせしすぎたかもしれません、という空耳も聞こえます。

ぼく以外のみんなは、目を輝かせてメニューや眼前の鮮魚を見ていたと思います。
好きなように注文し、30分ほどかけて醤油つけない寿司を楽しんだ後、気づきました。
「このお金持ちは、お寿司を食べていないッ!」

 

 

お寿司を食べない理由とは

自分から、お寿司屋さんに誘ったので、お寿司が食べたいのかと思っていました。でも、1貫も食べていない。さっきからずっとお酒を飲んでいます。飲み続けています。

たまに、お寿司屋さんでお寿司を食べない人に会うことがあります。
理由は確認しませんが、自分がお寿司を食べたいから行くのではなく、みんなに美味しいものを食べさせたいからお寿司屋さんを会食の場所として選んだのかもしれません。
お酒を飲むときは、お米を食べないのでしょう。

「お金持ちは寿司屋で寿司食べない」は、お金持ちあるあるです。もちろん、食べるときもありますが、食べないときもある。ぼくのような庶民とは考え方が異なります。

食事のマナーは、自分のためではなく他人を不快にさせないために存在します。お店や店員さん、他の客に敬意を払っていれば、品のない行動は取りません。

食事が好きなお金持ちは、おしなべて、食事のマナーも良い。それは、所作がしっかりしているかどうかというより、マナーを知っているか否かだと思います。

お金持ちと食事に行くと、考え方や発言からだけでなく、その行動からも学ぶことができます。

 

≪芸人・元国税局職員 さんきゅう倉田さんの他の記事をチェック!≫

 

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