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「そうさつ」ではありません!「相殺」の正しい読み方、知っていますか?

OTONA SALONE / 2019年9月13日 11時30分

 

その漢字をよく使う人であればスラッと読めるものも、馴染みがない人にとっては「え?なんでそう読むの?!」と困惑するもの。

本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します。

本記事で紹介する「相殺」。経理を担当している人などならスラッと読めるかと思いますが、「相殺」の文字に馴染みのない人はきっと「〇〇〇〇」と読んでしまうはず。

「相殺」の正しい読み方、知っていますか?

「相」と「殺」という漢字から「そうさつ」と読んでしまう人も多いはず。ですが、本記事で紹介する「相殺」の意味は

1 差し引いて、互いに損得がないようにすること。帳消しにすること。また、長所・利点などが差し引かれてなくなること。
2 二人が互いに相手方に対して同種の債権を有する場合、双方の債権を対当額だけ差し引いて消滅させること。

引用元:小学館 デジタル大辞泉

なので、「そうさつ」は間違いです。

なお、「そうさつ」と読む場合には、

殺し合うこと。

引用元:小学館 デジタル大辞泉

という意味になってしまい、だいぶ物騒です・・・。

正解はこちら!

「そうさい」です。

「殺」という漢字を見ると、思わず「サツ」と読んでしまいたくなるものですが、元々「殺」という漢字には2つの意味があると言われています。それは

  1. 殺す
  2. 削ぐ・減らす

という意味です。

そしてこれら2つを意味する「殺」の読み方は、古代中国語では発音が違いました。それが

  1. サツ
  2. サイ

なのです。

今でも、「サツ」で読むときには「殺す」という意味になり、「サイ」と読む場合には「削ぐ・減らす」という意味になります。なので「相殺」を「そうさい」と読むか「そうさつ」と読むかで意味がガラッと変わるんですね!

ただ、「そうさい」と読まなければならない場面でうっかり「そうさ“つ”」と読んでしまうと、その場が物騒な空気になりかねません・・・。「殺」の使い分けを覚えるよりも、「相殺(そうさい)」という単語を丸ごと覚えてしまいましょう。

 

 

 

≪レビューライター 片山香帆さんの他の記事をチェック!≫

 

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