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【40代編集長の婚活記#170】イヤな予感!「2人では会わない」理由って?

OTONA SALONE / 2019年11月6日 17時0分

40代の婚活は一筋縄ではいかない。OTONA SALONE編集長・アサミ(47歳)は、44歳から婚活をスタートさせて3年以上。やっとのことでお付き合いする男性ができたと思いきや、たった3カ月でフラれる。

失恋のショックも癒えない頃、突然、知人Y嬢から誘われた飲み会でバツイチ男性のゲームさん(48歳)と出会う。ゲームさんが“一目惚れ”してくださったらしいと聞いたのだけれど……⁉ この物語は40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活ドキュメントである。

 

次は「3人で会う」ことに!

ある夜、ゲームさんからメッセージが届いた。それはお誘いの連絡だった。

ゲーム「そろそろお会いする機会がもてるといいですね。お忙しいとは思いますが、もしよろしければY嬢交えてゴハンでもご一緒させてください」

ん⁉ Y嬢交えて?  このあいだもY嬢交えていたぞ? Y嬢以外にもいたけれど……。2人じゃなくて3人でゴハン?

このタイミングでそういう展開になっちゃうの? てっきり2人でのデートのお誘いが来るものだと思っていたけれど……。

 

慎重な男性なのかしら?

Y嬢の話では、ゲームさんは私に「好意を持って」くれている。

初めてゲームさんと会ったのは「5人での飲み会」だった(=複数で顔合わせ済み)。

会ったのち、Y嬢を通じて「連絡先を教えてほしい」と言ってきた。

酔っぱらったときのメッセージで「いらんこと言ってしまうかもしれない」と思わせぶりな発言があった。

 

……この流れからして、次は確実に2人で会うっていう話になると予想していた。それがまさかのY嬢と3人でゴハン! ゲームさん、慎重な人なのかなぁ。フレンドリーな雰囲気で親近感も覚えていたから、次は2人で会う流れなのかなと思っていたのに。

 

イヤな予感がする!!

なんかイヤな予感……!

もしかしてゲームさん、私とメッセージのやり取りをしているうちに「ちょっと違うなぁ」と思ったのかしら⁉ それでサシ飲みは避けたいと感じてY嬢と3人というお誘いにしたの?

ちょっと違うと思わせてしまう心当たりは特にないのだけれど。

 

でも、私は今までの恋愛でフラれる原因がよくわかっていない。だから、好意を持ってくれたゲームさんが「ちょっと違う」と思うことがあってもおかしくないのだ。

 

交際が長く続かない理由は?

いままでフラれるときの言葉は「なんか違った」とか「距離を置こう」とか「あなたは悪くない。僕が悪いんです」とか「キミは僕がいなくても大丈夫」とか……。

傷つけないように気をつかってくれているのかもしれないけれど、ありがたいような、ありがたくない話で。

フラれるからには私にもいけない点があるはずで、できれば後学のために明確なフラれる原因を教えてもらいたい。常々、お尋ねできる相手には聞いているのだが、誰も具体的に言ってくれない。

自分なりに予想して改善しているつもりだが、やっぱりフラれ続けているので、改善点が間違っているのだと思う。お付き合いを始めたあと、私はどこをどう直していったら交際が長く続くのだろうか。

 

40代独女、恋愛に自信がない

あー、またネガティブ妄想してしまった。

ゲームさんが「サシ飲みは無理」って言ってきたわけでもないのに、勝手にいろいろ考えすぎてしまっている。恋愛以外はそんなことないのに、恋愛だけはネガティブ思考になってしまう。それは恋愛に「圧倒的に自信がない」からだろう。

過去の経験でそれなりに成功体験というか、自信があることだったら、人は意外とポジティブ思考になれるものだ。人間関係でも、仕事でも、スポーツでも、勉強でも。

47年生きているわりに、恋愛の経験自体が少ないからなぁ。自信がつくほど交際していないからなぁ。

どうして3人で会うことに?

編集長アサミの婚活スタートから、2年弱までをまとめた「40代ご無沙汰女子のざんねんな婚活」。好評発売中です。

ほどなくしてY嬢からメッセージが届いた。

Y嬢「お疲れ様です! アサミさん、ゲームさんとの食事会の件です。来週か再来週あたりで夜のスケジュールご都合いかがでしょうか? 超超お忙しいと思うのですが、ぜひ候補日をいただけたらです」

なんだか仕事で会う予定をたずねられている感じ(笑)。

アサミ「そんな、超超忙しくなんてないですよ。来週の金曜、再来週の木曜、金曜はいまのところ大丈夫です」

Y嬢「ありがとうございます! ではその3日間をしばしキープさせていただければ幸いです。ゲームさんのご予定をお伺いします。お仕事入るようでしたらおっしゃってください!」

何かと気をつかってくれるY嬢。いい子だなぁ、改めて。

アサミ「こちらこそ、Y嬢もお忙しいと思うのに調整ありがとうございます」

Y嬢「いえいえ。決まり次第、すぐにご連絡いたします。何卒よろしくお願いいたします!」

 

なんだかY嬢に間に入ってもらってしまって申し訳ないような……。何しろ、ゲームさんと私はお互い連絡先を交換しているのだから、直接やってよって思ってないかしら。

ま、流れに身を任せるしかない。

 

途切れてしまったメッセージ

それから約2週間後の金曜日の夜。

私は恵比寿にいた。Y嬢とゲームさんとの食事会のお店へ向かっていた。

不思議なことにこの日までの2週間、ゲームさんとのメッセージはどちらからともなくプツリと途切れていた。仕事が忙しかったこともないことはないけれど、それは理由にならない。

なんとなく……理由はわかっている。

2人じゃなく3人で会うということになって、ゲームさんの私への関心が薄れている気がしたこと。

ゲームさんに対して、私の恋愛スイッチが入らないこと。

結局まだ、別れてしまったジェントルさんのことが忘れられないこと。

 

たぶん、この3つせいだ。ま、ゲームさんからのメッセージが途絶えた正確な理由はわからないけれど、私の予想はそんなに間違っていない気もする。

 

金曜日の夜、恵比寿にて

ゲームさんの名前で予約してあったお店は、恵比寿にある隠れ家的な和食店だった。一見さんではわからないような、奥まったところにある入り口。和モダンな内装。

アサミ「19時半から、“ゲームさん”の名前で3人で予約しているのですが」

とお店のかたに伝えると、いちばん奥にある個室に通された。わざわざ個室を予約してくださったんだ……。少し恐縮に感じた。

 

お店に入ったのは私が一番最初だったが、ほどなくしてY嬢もゲームさんも到着した。私はY嬢と並んで座り、ゲームさんはテーブルをはさんで向かいの席に座った。

 

始まりはY嬢の「暴露」から

会話の口火を切ってくれたのはY嬢だった。

Y嬢「今日は3人での食事ってことで不思議に思われたかもしれないんですけど。アサミさんとゲームさん、お二人で行かれたらと提案したんですけど、ゲームさんが緊張するから一緒に来てくれっておっしゃるんです」

ゲーム「いきなりバラすんだ(苦笑)」

Y嬢「ゲームさん、とても社交的でフレンドリーな方なんですけど、意外と照れ屋さんなんです。年下の私が申し上げるのも恐縮なんですが、そういうところがまた魅力的といいますか!」

そうなんだ……。ゲームさんったら意外とシャイなの。ちょっとかわいい、かも。

アサミ「照れ屋さん(笑)。そんな風にお見受けしなかったです」

Y嬢「ですよね! それがまたギャップ萌えポイントではあるんですけど」

ゲーム「いいから、もう。よけい恥ずかしい(苦笑)」

 

正直、3人で会うことに、しばらく連絡が途絶えてしまっていたことに、勝手に不安をいだいてしまっていた。けれど、Y嬢の暴露(?)で始まった会話から、なんだか楽しい夜になりそうな予感がした。

【前回はコチラ】

【40代編集長の婚活記#169】バツイチ男の本音って? 思わせぶりなメッセージの真意

【続きは11月13日(水)17時公開。お楽しみに!】

 

≪OTONA SALONE編集長・婚活コラムニスト 浅見悦子さんの他の記事をチェック!≫

 

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