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【40代編集長の婚活記#203】50歳ハイスペ医師に「アノ話」を聞いてみた

OTONA SALONE / 2020年6月24日 17時0分

44歳で婚活を始めてまもなく4年になる、OTONA SALONE編集長・アサミ(48歳)。40代の婚活はそう簡単には進まない。

婚活アプリでマッチングした50歳の眼科医・レンズさん。ゴルフの練習デートに続いて、フレンチのお店でランチデートとなったが……。この物語は40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活ドキュメントである。

 

ハイスペ医師の女性チェックポイント

50歳の眼科医・バツイチのレンズさん。知り合った当初から女性に対して独特な考えを持っているようとは思っていたけれど、会話をしているうちに何かしら明確な「チェックポイント」があるようにも感じた。

いままで彼が私に対してチェックしてきたことは、こんな以下のようなものだった。

・経済的、社会的に自立している(僕の収入に頼られたくない)
継続的に仕事をしている(社会的信用がある仕事がいい)
・クリニックの経営パートナーになれる(手伝うというより経営)
車の運転免許を持っている(時には運転してほしい)
ゴルフができる(仕事上の社交になる)
・大らかでチャレンジ精神がある(保守的ではない)
・待ち合わせの時間に遅れない(ジャストに来るのはギリギリセーフ?)
・T.P.O.に応じたファッションなどマナーを心得ている(練習場とはいえゴルフでデニムは着ない)

 

就活の面接だったかな?

婚活というよりも、まるで就活をしているみたいな気がした。私は就活の面接官と会っているのだろうか? その中でも一番驚いたのが、ランチデートで言われたT.P.O.ファッションのこと。不安になった私は彼にこう尋ねた。

アサミ「今日、大丈夫でしょうか?」

そこに放たれたレンズさんの言葉。

レンズ「ええ、合格です。エレガントでとてもお似合いですよ」

え⁉ 「合格です」ってナニ? そりゃラグジュアリーなフレンチのお店だしドレスコードがあることくらいわかってる。お店側がふさわしい/ふさわしくないと判断するのはわかるけど……。

気になることは早めに聞く!

まぁ、ふいに出たひと言に目くじら立ててもしょうがない。レンズさんがチェックしてくるんだから、私もチェックしていっていいよね。婚活で出会った相手には、早いうちストレートに聞いたほうがいい。

ランチに頼んだシャンパンで乾杯したあと、さっそく切り出してみた。

アサミ「あの、お聞きしたかったことがあるんです」

レンズ「はい、なんでもどうぞ」

グラスのシャンパンを飲み干し、余裕ある笑みを浮かべるレンズさん。

 

まず聞きたいのはアノ話!

何から聞こうかしら。気になることはいろいろあるけれど……。

アサミ「確か、数年前に離婚されてバツイチとおっしゃってましたよね」

レンズ「はい。離婚したのは2年前ですね。結婚生活は10年ちょっとでしたけど」

アサミ「離婚された理由って、どんなことなんですか?」

レンズ「なるほど、なかなか難しい質問ですね。やましいことはないですよ。浮気したとかじゃないですし」

スパッと明確には答えない。いままでは、何かとハッキリものを言っていた印象だったけれど。

 

曖昧な回答をするレンズさん

まぁ離婚した方々の多くが、いろんなことが積み重なってそこに至るのだろう。ちょっと助け船をだそうか。

アサミ「離婚の理由ってひとつじゃないと思いますけど、レンズさんご自身が思っていらっしゃるのはどんな理由なのかなって」

レンズ「離婚を切り出したのは僕からじゃなくて、元妻からなので」

アサミ「元奥様は、どんな理由でとおっしゃってましたか?」

レンズ「簡単にいえば、性格の不一致ですかね」

アサミ「なるほど」

それ、便利な言葉だよね

よく聞く離婚の理由だわ、性格の不一致って。便利な言葉よね。でも、この回答で終わりにはしないわよ。もう少し切り込んでみたい。

アサミ「性格のどういう側面が不一致だったのですか?」

レンズ「いろいろ、全体的にですよ」

アサミ「私、結婚したことないからわからないんですが、ある程度、性格が合うと思ったから結婚するのかなって思うんですけど」

レンズ「一緒に暮らすと違う点が見えてくるものなんです」

 

それはわかるけど…

お付き合いしているだけと、結婚して一緒に暮らすことで見えてくるものが違うのはわかる。でも、なんか合点がいかない。

アサミ「それはそうだと思います。でも、10年くらい一緒に暮らしていらしたんですよね?」

レンズ「そうですね」

アサミ「3年くらい暮らして“やっぱり違うな”というのはなんかわかるんですが、10年ってけっこう長いじゃないですか。もっと前にわからなかったのかなぁなんて思うんです」

結婚経験がない立場での、素朴な印象として聞いてみた。

レンズ「あえて言うなら、家にいなかったことじゃないですかね。僕はずっと大学病院勤めで忙しかったので」

 

10年もしないうちにわからない?

そんなこと、結婚して数年でわかりそうなものだけど。10年もかかるものかしら。そう言おうとしたそのとき、さえぎる言葉が出た。

レンズ「すみません。元妻とは離婚調停しているので、他人に話せることと、話せないことがあるんです」

離婚調停って、いわゆる家庭裁判所に申し立てるってヤツよね? 夫婦での協議離婚では決着がつかなかったってことかしら。

アサミ「あ、そうですか……」

最初に彼は「なんでもどうぞ」と言ったから聞いてみたけれど、答えられるかどうかはまた別なのね。

なんでもどうぞと言ってたけど

なんとなくこれ以上、深掘りすることがしにくくなってしまったので、運ばれてきたコーンポタージュスープを口にした。

アサミ「あ、美味しい……!」

思わず声がでた。トウモロコシの甘みがギュッとつまった、濃厚だけどフレッシュで香ばしい味に驚いた。

レンズ「お口に合いましたか?」

アサミ「美味しいです。いままで飲んだコーンポタージュスープの中で一番美味しいかも」

お世辞じゃなく、心の底からそう思った。

レンズ「それはよかった。僕もここのスープが一番好きなんです。アサミさんとは味覚も合いそうですね」

確かに。このスープに関しては完全に同意だ。あぁ、幸せ。

美味しいものを食べるときは、せっかくだから楽しく食事しよう! さっきまでの鋭い刃のようだった私が、コーンポタージュスープによって懐柔されつつあるような気がしないでもなかった。

 

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編集長アサミのインスタライブ、次回は6月27日(土)20時~の予定です。インスタアカウントは otona_salone。

今回は書籍の内容というよりもお悩み相談室の予定。質問を受付けますので(otona_s@shufunotomo.co.jp)ぜひご応募ください!

 

【次回は7/1(水)17時の更新。お楽しみに!】

【前回はコチラ】

【40代編集長の婚活記#202】ハイスペ男の本音!? デートで女性のココを見ていた

 

 

≪OTONA SALONE編集長・婚活コラムニスト 浅見悦子さんの他の記事をチェック!≫

 

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