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嫌われもののお金持ちおじさんがたった1つだけ大切に「できたもの」とは

OTONA SALONE / 2020年8月9日 19時0分

元国税局職員さんきゅう倉田です。

 

退職して、芸人になりました。

 

日々、お金に関する様々な情報を集めています。その過程で、がさつなお金持ちとよく知り合います。

 

がさつなお金持ちでも、銀座のクラブのママがいれば

お金持ちの中でも、自分で会社を興して成功させた社長は、他人への気遣いに著しく欠けていると思います。

 

その成功体験のせいか、会社では王様のように振る舞い、退社後は接待ばかり受け、お金目当ての女性にちやほやされ、他人への心配りや謙虚さを忘れてしまったのだと思います。

 

しかし、社長ががさつでも、社長には強力なパートナーがいる場合があります。それが、銀座のクラブのママです。銀座のクラブのママの気遣いには眼を見張るものがあります。

 

シャンパンに氷を入れて飲む奇習、その理由は

社長と食事の約束をして、銀座5丁目のクラブに行ったときのことです。ちなみに豆知識ですが、銀座のクラブは、住所の○丁目の数字が増えていくにつれて、高級になっていくと言われています。

 

待ち合わせ場所として指定されたクラブに着くと、すでに社長と女の子がクリュグを飲んでいました(シャンパンです)。

 

ぼくはとても不満です。まず、食事の約束なのに食事をせず、クラブで飲み始めるのが不満です。そして、ご飯を食べないことを事前に知らされなかったことも不満です。今後のこの社長との付き合い方を検討しなければいけません。

 

「ご飯行こう」と誘ったから、ご飯は食べてこない、お腹が空いているだろうな。

 

と思わないのでしょうか。

 

ぼくのことをラマダーン中のイスラム教徒だと思っているのかもしれません。

 

「メッカの方向はどちらですか?」と聞いたこともないのに、そう思ったとしたら想像力が豊かです。

 

仕方がないので、氷を入れた品のないシャンパンで、お腹を満たすことにしました。お腹にたまらないように、クラブではシャンパンに小さな氷をたくさん入れて、炭酸を抜くことがあるんです。

 

ワインエキスパート資格を持っているぼくとしては、この飲み方を考えた人は、いますぐ、ドン・ペリニョン修道士に謝罪してほしい。

 

どうしてこの女性たちはぼくのことを知っていたのか?理由は…

ぼくが席に着くとすぐに、女性が2名やってきました。

 

とても綺麗な30代後半と20代前半の女性です。なめらかな素材のドレスを身にまとう、無臭の女性でした。ぼくは、クラブで香水のきつい女性と会ったことがありません。そういうルールなんでしょうか。

 

お名前を聞いて、こちらも名前と職業を名乗ります。すると、隣りにいた20代の女性が、ぼくのことを知っていると言います。

 

「え!知ってる!You Tube見た!」

 

今でこそ、動画を何本かアップロードしていますが、当時は、なんの編集もしていない動画を3本だけ、取引先用に公開していました。再生回数も100くらい。Twitterで告知をしたことも、友人に薦めたこともありません。

 

彼女は、それを見たことがあると言います。そして、とてもためになったと。

 

人を疑うことを知らないぼくは、この偶然を信じてしまいました。しかし、冷静になって考えると、そんなわけがありません。ママの手回しがあったんです。

 

ママは、社長に誰と店に来るか事前に確認し、ぼくのことを調べ、ヘルプに入ってもらうホステスに、ぼくの情報を伝えていました。

 

それからぼくの名前を検索して、短いけれどYou Tubeの動画をわざわざ見たホステスも、素敵です。

 

社長ががさつでも、ママやホステスの気遣いで、心地よい気分になりました。

 

全身全霊で相手を気持ちよくさせる、それが成功する者の世界

お店を出るとき、ママは、先週誕生日を迎えたぼくに、プレゼントをくれました。モゥブレィの靴磨きセットです。ぼくはそれを今でも、大切に使い、靴を光らせる度に、ママの手回しに思いをはせています。

 

決して、お金があるようには振る舞いませんが、ママは社長よりお金持ちです。

 

それだけの気遣いをするから、ママとして成功するのだと思います。

 

そんな優れたママを大切にできたから、がさつな社長もまた、成功したのだと思います。

 

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