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コロナ時代に免疫力を下げない!40代の「歯みがき」はどうすれば?

OTONA SALONE / 2020年9月11日 17時0分

コロナ禍で注目されたキーワードの一つに「免疫」があります。この免疫、実はお口の中の環境と大きく関わりがあるのだそう。特に40代は歯周病に気をつけないとなりません。その理由は?対策は?

Oral-B by Braun「オーラルB iO」新製品発表会で、日本歯周病学会理事 指導医 専門医の、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 歯周病学分野主任教授 岩田隆紀先生に教えてもらいました。

 

40代が歯周病に気をつけるべき理由って?

歯周病とは、歯と歯ぐきの隙間から侵入した細菌が歯肉に炎症を起こし、最後は歯槽骨を溶かしてしまう、意外にやっかいな病気です。

 

40代半ばから増え始めることが知られ、口腔環境が悪化し全身疾患の原因にもなります。たとえばお年寄りに多い誤嚥性肺炎のほか、意外なことに糖尿病にも影響があるとのこと。

 

「血管から炎症性物質が入り込むと膵臓に到達し、インシュリンの働きが悪くなるからです。歯周病を治療すると、糖尿病患者の血糖コントロールが改善するという報告があります」(岩田先生)

 

歯周病はまさに「万病の元」、今すぐケアするべき!

また、歯周病のせいで歯茎に出血があると炎症状態となり、バリア機能が下がり、各種感染症への感染リスクがアップします。そのほか、歯周病が大腸炎を悪化させることもわかっています。

 

「歯垢に含まれる細菌は胃酸を通り抜け、腸に到達することがわかりました。以前は胃酸で細菌は全滅すると考えられていましたが、100万個に1個くらいは腸まで到達します」

 

たった1gの歯垢に1000個もの細菌が含まれるので、歯垢が溜まっている人は腸に細菌を送り続けているような状態。

 

「スポーツ選手は激しい運動をするので免疫の回復が遅れることがわかっていますが、歯肉炎にかかる選手が多いことも知られています。正しいブラッシング習慣による口腔環境の維持が、疲労による免疫力低下を防ぎます」

 

40代が意識すべき歯周病ケアとは?

このコロナ禍では「免疫」という言葉が注目されました。免疫力低下を防ぐ方法の一つとして、40代からはより一層高いレベルの歯周病ケアを推奨するそう。

 

「口腔内の環境を正しく整えるためには、自宅でのセルフケア、歯科でのプロケア、両者が重要となります。ただし、コロナ禍では歯科への受診を避ける傾向があります。歯科医として、その不安な気持ちは理解できます。だからこそ、これまで以上にセルフケアを高め、ケアをする時間をしっかりとる必要があるのです」

 

とはいえセルフケアにも限度があり、中でも歯石や歯周ポケットの治療は歯科でないと対応できません。年間3回4回は通院してもらいたいが、回数を落としても対応できるケアを自宅では心がけてほしいと岩田先生は言います。

 

「私は歯周病の専門医ですが、歯茎が下がったり、歯間が空いている場合は、従来の電動ブラシでは歯垢に届かない場合があり、歯間ブラシの併用をお願いしていました。新しく発売される【オーラルB iO】は短時間で除去効率が高い。振動が細かいこと、ブラシの設計が優れていることがその理由です。実際、ドイツでの発売時、使用して感動しました。患者さんにもおすすめできるものと思っています」

 

Oral-B by Braun「オーラルB iO」新製品発表会では、オリンピック水泳の瀬戸大也選手、アナウンサー宇垣美里さん、チョコレートプラネットの2人がトークショーも。

Oral-B by Braun オーラルB iO ブラック オニキス   iOM9.2B2.2AC BK

2020年10月2日発売 オープン価格 (編集部調べ 4万3,780円)/P&G

リニア新幹線と同じ、磁気を利用した駆動テクノロジー「リニアマグネティックシステム™」を採用。歯垢除去力は過去最大に。ブラシ1本ずつを動かす動き、遠心マイクロモーションという動きで歯垢を物理的にこすり取ります。歯垢除去力は手みがきと比べ99.7%アップ、先行発売された欧米ではすでに13万本以上を売り上げた傑作。

 

≪OTONA SALONE編集部 井一美穂さんの他の記事をチェック!≫

 

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