東出昌大、あのトークに垣間見えてしまった「救いがたいワルさ」

OTONA SALONE / 2020年9月18日 21時0分

年をとると、だんだん近づかないほうがいい人とか、苦手な人というものがハッキリしてくるのではないでしょうか。若いときは、そういう人ともつきあわねば!などと思って、一生懸命がんばってしまうものですが、このトシになると時間も体力もそれほどないのに、がんばるなんて無駄以外の何物でもない。

 

なので、イヤだなと思う人とは距離を取るに限るのですが、それでは私がどういう人が苦手かというと「何にも考えていない人」なのです。

 

こちらを傷つけてやろうと思っているという悪意は、ある意味筋が通っているので、推測がつきますから、そこを避けることも可能です。

 

けれど、「何も考えていない人」というのは、なんせ「何も考えていない」から、何を考えているのかわからないので、避けようがない。しかも、いきなり追突してきますから、心の準備をしていないこちらは受け身がとれず、重傷を負うことになるのです。

 

「何も考えていない」から、東出はタチが悪い

2020年の芸能界で、一番何にも考えていない人と言えば、俳優・東出昌大ではないでしょうか。

 

①杏という妻がありながら、結婚生活5年のうち半分以上、年下の女優と不倫していた。

②一度はその年下の女優と別れたものの、自分から関係を復活させていた。

③不倫相手の匂わせを止めない。

④不倫はしていたけれど、妻との間に子どもが生まれている。

⑤不倫と別居がバレると、「別居は修復へのステップ」と「離婚する気はありません」と寝ぼけたことを言っている。

 

これは、杏と年下の女優、どちらから考えても、まるで意味がわからない行為だと思うのです。

 

たとえば、年下の女優の立場にたって考えましょう。①~③から考えると、「私のことを好きなのでは? 本気なのでは?」と思ってしまいそうです。

 

しかし、④から考えると、夫婦円満っぽいですし、不倫報道が出て早々に「あ、離婚はしたくないです」と言われてしまったら、いったい何だったんだと愕然とするでしょう。

 

それは、杏とて同じこと。自分から①と②のように不貞を働いておき、不倫相手の匂わせを放置し、それで⑤ってどういうことだよとなるはず。

 

なぜ東出はこんなことをするのか。考えれば考えるほど「行き当たりばったり」「何にも考えていない」しか思いつかないのです。妻と年下の女優をどちらも軽くバカにしながら、フラフラしていた。そうしたら、「週刊文春」に出てしまったという感じではないでしょうか。

 

ワルいことをしても、子どもの話をすれば許される理不尽

ご存じのとおり、東出と杏は離婚しました。

 

今月10日、TOKYO FMの「Skyrocket Company」に出演した東出は「いろいろあって、こうやってその後仕事に携わることができて。一日も無駄にできないって思うので、もうあとはやるしかないなって思いながら、毎日進んでいこうと思っています」と仕事への意欲を語っています。

 

「それは何のためかは、もちろんここでは言わないですけど、言わないというか、何のためかって……いろいろ」と言いながらも、「やっぱり、もう子どものっていうか」と自分で言っちゃった。

 

「生放送っていうことを忘れてしゃべっちゃった」「今絶対ブースでマネージャーさんが頭をかかえているだろう」と、子どもへの気持ちが高まるあまり、つい本音をもらしてしまったとでも解釈できるような話をしていました。

 

おそらく、心のきれいな人は「いろいろあったけど、がんばって!」と声をかけるのでしょうが、私には納得いかないのです。

 

「仕事することが夫の責任」思考のとんだお門違いとは

東出は「いい仕事をして、子どもに恥じない父親になりたい」と思っているのかもしれませんし、「しっかり仕事をして、養育費を払おう」と父親の責任感を果たそうと思っているのかもしれません。でも、仕事することが子どもへの責任感なら、ある意味ラクではないでしょうか?

 

夫が不倫をしようと、自分が仕事していようと、身重だろうと、妻は子育てを放棄することはできません。子どもが死んじゃいますから。仕事だけしていたら、「ひどい母親だ」と大バッシングされるでしょう。

 

子どもの存在をちらつかせてお涙頂戴にもっていくのは、東出だけではありません。覚せい剤取締法違反で有罪判決を受けた元プロ野球選手・清原和博の執行猶予が満了しましたが、「石橋、薪をくべる」(フジテレビ系)で、執行猶予期間中の心情を吐露しています。

 

不眠など覚せい剤使用の後遺症に悩まされ、重度のうつ病になった清原氏。

 

野球をやらなければ、覚せい剤を使用することもなかったのではと、野球をしていたことを恨んだこともあったそうですが、思いがけず二人のお子さんに再会できたことで、生きる希望を取り戻したそうです。日ごろ辛口なコメントで知られるヤフーの掲示板、ヤフーコメントも「がんばれ!」というコメントであふれました。

 

人が立ち直るときに、希望は絶対に必要です。清原氏がお子さんと再会できてよかった、薬物中毒者のよき回復ロールモデルになってくれたらと思います。

 

しかし、それとは別次元の話として、もし妻が覚せい剤取締法違反でつかまったら、みんなこんなに応援してくれるのだろうかと思ってしまうのです。そんな母親に絶対に会わせるなな!と言われるのがオチではないでしょうか。

 

不倫叩きの背後で軽んじられている人たちがいる

ちょっと前まで、芸能人の不倫はそれほど話題にならなかったと思いますが、2015年のベッキー以来、芸能ニュースの中心となりました。

 

なぜ不倫が話題になるかというと、「甲斐性のあるオトコは何をしてもいい」みたいなものが許されなくなっている時代だからだと思うのです。

 

しかし、その一方で「どんな時も、母親は子どもの面倒を見るのが当たり前」「妻と子供を傷つけることは悪ではない」というように、妻と子どもの権利は軽んじられているように感じます。

 

このように、私を含めて一部の人を怒らせる東出ですが、こういうよくも悪くも「何にも考えてない」人には、こちらの怒りは伝わらず、本人は痛痒を感じることなく、俳優を続けていくことでしょう。

 

イラっとするだけ、こちらが損なのです。誰かに何かを言われて落ち込むようでは芸能人なんてやっていられないでしょうから、この性格は芸能人向きと言えるでしょう。

 

再起不能と言われた東出ですが、ちゃっかり復帰をとげるかもしれず、再度イラっとさせられるのでした。

 

≪フリーライター 仁科友里さんの他の記事をチェック!≫

 

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング