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【40代編集長の婚活記#216】婚活歴4年、フラれ続けた40代独女の選択は?

OTONA SALONE / 2020年9月23日 17時0分

迷走を続けている40代の婚活……。OTONA SALONE編集長・アサミ(48歳)は婚活歴4年、婚活で出会った相手は100人以上。

婚活パーティ、婚活アプリ、個室婚活、知人の紹介などで数々の出会いとデートを重ねてきた。婚活アプリで知り合った50歳の眼科医・レンズさんとは、3回目デートで終了し……。この話は40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活ドキュメントである。

 

大人デートのお会計問題

どのタイミングで払えばよかったんだろう……。

3回のデート代をすべてごちそうになっていたことをレンズさんに咎められ、デートのお会計問題に悩んでいた。

「あなたは、自立している女性じゃなかった」

「デート代は男が払うものっていう考えがあるんですよ。女性はごちそうされて当然という」

「あなたは。払った相手がどう思っているのか。そういう気遣いが欠けているんですね」

彼から言われた言葉の一つ一つが、頭の中から離れない。

 

私が20代の頃の風潮は

レンズさんが言うように、私の心の奥底では「デート代は男性が払うもの」と思っているのだろうか?

確かに私が20代の頃、1990年代はポストバブルの時代だったけれど、まだ残り香があった。女性は男性にごちそうされてナンボ、みたいな雰囲気もなくはなかった。「アッシー・メッシー・ミツグくん」なんて言葉もあったくらいだし。マスコミだって、お金を使ってもらえてこそイイ女、とあおる風潮があった。

ただ、モテない20代の女。それにあやかることもなく、仕事で忙しすぎてデートの機会なんかもなく……。社会人になってからは「食べたいものは自分のお金で」が、基本になっていた。

回らないお寿司も、三ツ星レストランも、予約の取れない焼肉も、友達と一緒にワリカン自腹。男性にごちそうしていただくことなんて、少ない人生だった。

ごちそうされない人生

自分が食べたいものくらい、自分で稼ぐわ! と思いつつも、男性とのデートでごちそうしてもらえる女性を、心のどこかでうらやましく思っていたのは事実だ。特に若い頃は……。

レンズさんに咎められているとき、過去の記憶を高速回転でたどりながら自問自答し、出した答えが「舞い上がっていたんだと思います」だった。

お付き合いはしてないとはいえ、ステキなお店で、医者というなかなかお知り合いにならない肩書の男性が、私なんかに紳士的にふるまってくれる。モテない人生まっしぐらだった私が、40代でそんな夢のような事態に巡り合うなんて誰が予想しただろう?

いや、ない。

 

自立していたつもりだったけど

男性にごちそうされて当たり前とは思っていないけれど、そのシチュエーションに憧れていたのだろう。ある意味、レンズさんの指摘は鋭かったのかもしれない。

40代働く独女、ずっと自立していたつもりだったけど……。

私の心の奥底には頼りたい願望が少なからずあったということか。ショベルカーが土を奥深くから掘り起こすように、ひた隠しにしていた深層心理やコンプレックスを、えぐり出されたような気持ちだった。

もっとショックだったこと

もっとダメージが大きかったのは「気遣いがない」という指摘。

確かに、レンズさんに対してはそうだったかもしれない。「ありがとうございました」と御礼の言葉は伝えたけれど、2人分支払った彼の気持ちは考えていなかった。

もし自分がレンズさんの立場だったら? 2回目、3回目デートのレストランはどちらもラグジュアリーだったし、なかなかいいお値段しただろうな。って考えると、レンズさんの言葉もわからなくはない。

男女の駆け引きがわからない

 

あぁ、反省……。

ごめんなさい、レンズさん。確かに私は気遣いが足りなかった。

やっぱりデートって難しい。婚活歴4年間で何十回もデートしてきたけれど、いかんせん男女の駆け引きとか、若い頃に恋愛の経験値がなさすぎて、どうしたらいいかいまだにわからない。

まぁ、これから先、婚活デートはつねにワリカンにしよう。相手が「いいんです」と言ってきても「払います」の姿勢でのぞむ。もうあとからアレコレ言われたくないし!

 

ちょっと相手を「選んで」みる

レンズさんショックから立ち直るには、新しい出会い! 引きずっている場合じゃない!

婚活アプリに「いいね!」が届いていた男性のプロフィールをじっくり見直してみた。前は「いいね!」をくれた人全員にいいね返ししたが、のべつ幕無しに押したことが曲者を引き当ててしまった可能性がある。

今回は少し、吟味して選ぶことにした。

ターゲットを変えてみる

以前からよく「アサミさんには、すごく年下の男性か、ものすごく年上の男性がいいんじゃない?」と言われていたことを思い出した。年齢的に離れているほうが、どちらかに精神的余裕が生まれていいのではないかというアドバイスだ。

考えてみたら、ここ最近お会いしているのは、さほど年齢が離れていない±5歳の範囲の男性ばかり。年齢が近いほうが話が合う気がしていたけれど、視点を変えてみようか。

 

10歳以上年下にはトラウマが

でも……すごく年下は、メンノンくん(←覚えてますか?)の「年上好きだけど10歳以上離れているとさすがに」と断られたトラウマがあるので今はちょっと避けたい。

そういえば、同世代の知人女性が、前妻と死別された60歳くらいの男性と結婚し、幸せに暮らしている話を思い出した。10歳以上年上だから、温かく見守ってくれているという。

10歳以上年上の男性、いいかもしれない。「いいね!」をくれた一人に、59歳の男性がいた。穏やかそうな表情。長身。上場企業の役員。食べることが好き。趣味・ゴルフ。そして、死別されたとある。

ロマンスグレーだから、ロマンさん。この人に「いいね!」を返してみたのだった。

 

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≪OTONA SALONE編集長・婚活コラムニスト 浅見悦子さんの他の記事をチェック!≫

 

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