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「でいろ」ではありません。「出色」の読み方、知っていますか?

OTONA SALONE / 2020年11月24日 11時30分

ある言葉に使われている漢字が日常生活でよく見かけるものであっても、その言葉自体に馴染みがないと、その言葉がどのような意味なのか、なんと読むのか分からないことがありますよね。

そこで本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します。

「出色」の読み方、知っていますか?

「出色」の読み方は?

「出」も「色」も小学校で習いますし、日常生活でもよく見かける漢字かと思います。ただ、出色という言葉に馴染みがない人も少なくないはず。

出色は

他より目立ってすぐれていること。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

を意味します。

そんな出色の読み方は「でいろ」ではありません。「出」と「色」の音読みで読んでみてください。

正解は…

「しゅっしょく」です。

“他より目立ってすぐれていること”を指す出色は「出色の作品」「出色の出来栄え」などの形で用いられます。岩淵悦太郎『語源の楽しみ』(毎日新聞出版、1983年)にはその語源について「色やつやがきれいによく出るところからであろうか」と書かれています。

出色は、その意味も漢字も決して難しくものではありませんが、日常生活で「出色の作品」や「出色の出来栄え」といった表現はあまり見ません。それは出色の類語のほうが馴染みがあるからかもしれません。

出色の類語には以下のものが挙げられます。

<並み外れた優秀さを表す>

  • 優秀(ゆうしゅう)
  • 秀逸(しゅういつ)など

<卓越性において他と区別される>

  • 優秀(ゆうしゅう)
  • 秀逸(しゅういつ)
  • 秀抜(しゅうばつ)
  • 抜群(ばつぐん)など

<群を抜いて程度が良いこと>

  • 格別(かくべつ)
  • 抜群(ばつぐん)
  • 格段(かくだん)
  • 突出(とっしゅつ)
  • 卓越(たくえつ)など

上記の二字熟語のほうが、出色よりも目にする頻度が高く、使ったことがある人が多いかもしれませんね。

参考文献:「出色」の類義語や言い換え|異様・異色など – Weblio類語辞典

 

≪レビューライター 片山香帆さんの他の記事をチェック!≫

 

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