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本当にいた!「痛すぎる」40代婚活おばさん実例【40代の婚活塾#10】

OTONA SALONE / 2021年1月4日 19時30分

こんにちは、婚活ナビゲーターの野上今日子です。

私は「成婚」だけが婚活の「ゴール」だとは考えていません。

と書くと、「成婚しない結婚相談所ってこと?なんでわざわざお客が減るようなヘンな発言を…?」といぶかしがられます。

もちろん、結婚を望むすべての会員様に結婚していただきたい。

しかし、40代まで生き生きと頑張ってきた女性にとっては、婚活の持つ意味が違います。

その「結婚しなければならない」という気持ちは他人に知らない間に植え付けられた【思い込み】の可能性はないのか…? 本当に自分の心からの願いなの?

そんなことを、婚活の伴走をさせていただきながら一緒に考えることができるのでは?と思っています。

その結果、実は「結婚」そのものではなく、違うことが自分の真の望みだったと気がつく方が結構いらっしゃるのです。

とはいえ、今回は“痛い”と感じる40代女性について(笑)。実際に担当した女性会員さんだけではなく、男性会員さんからの声も参考にさせていただきました。婚活の場面だけなく、成熟していなければいけない年齢である社会人としても参考にして下さい。

 

【リバイバル配信 40代の婚活塾#10前編】

 

つい30年前までなら、むしろ「実家住まい=お嬢様」だった

婚活において40代女性のプロフィールで、かなりマイナスポイントなのが、実家暮らしの女性です。

その昔、そう30年ぐらい前は逆でした。「一人暮らしの女性はふしだら」だという価値観がありました。
そのため、真偽のほどは定かではありませんが、就職でも実家暮らしが優先されるとも言われていたほど。

 

「女性はクリスマスケーキ。25過ぎたら売れない」
「結婚するなら処女がいい。婚前交渉をしているようなふしだらな人はNG」
「できちゃった結婚なんて末代までの恥」

という文化があったのです。
ほんの30年前まで。

 

そう振り返ると、40代以上の未婚女性が生き生きと働き、逆に処女は敬遠され、“できちゃった結婚”は“授かり婚”と名前を変え、祝福すらされるという現在はなんて自由なんでしょう。

 

話は逸れましたが、それぐらい世の中の意識というものは変わるのです。

 

そして今、男女問わず30歳も過ぎて実家暮しというのは、婚活にはかなり不利な条件と言われています。

 

 

まさかの実例1・家事しないマリーアントワネットおばさん

まずは、
家事全般ができないイメージ。

実際、掃除、洗濯、食事の支度など、上げ膳据え膳で、自分は何もしないという人が非常に多い。

 

私が聞いた話の中で一番すごかったのは、

朝風呂の用意を親にしてもらい、自分がお風呂に入っている間、親は朝食の支度。お弁当も作ってもらい、もちろん本人が仕事に出ている間に、部屋の掃除と洗濯・アイロンがけ。さらに帰宅時間を知らせるメールをすると、それに合わせ食事とお風呂の支度が出来ているというのです。

 

もちろん、その彼女も例に漏れず家事全般ができません。

その上「親も可愛い子どものために喜んでやっているんです。だから私がやってもらっている事って、むしろ親孝行なんです」と悠然とほほ笑んでいました。

 

お前はマリーアントワネットか!?

と思わず突っ込んでしまいました(心の中で)。

 

 

まさかの実例2・収入を全部お小遣いにしちゃうおばさん

そして2つ目の典型は、
お金の管理がずさんで貯金がほとんどないパターン。

家賃や光熱費などを自分で支払っていない実家暮しの人はお金を貯めていると思いきや、実際意外に貯金をしていません。

そして、それを男性は薄々気づいています。

ある男性会員さんなどは「実家暮らしの女性とお見合いをした時に、洋服からバッグ、靴などがすごく高そうで、さらにネイルやアクセサリーまでスキがない人は、絶対にお給料をすべて自分磨き(という名の散財)に使っていると思っちゃいます」と言っていました。

 

まさに! いつまでも可愛い娘気分でいる女性は、お給料をお小遣いだと思っているのです。

従って、生活する上で必要なお金をきちんと管理する習慣がありません。

 

要は年収が1000万円あるのに、貯金がない男性と同じです。

あるから使っちゃう。入ってくるから出て行っちゃう。というやつです。

 

そういう女性は「家賃分(地方のワンルームアパートほど)ぐらいは家に入れているし、きっと親はそれを結婚資金に貯めていてくれているはず」と言います。

 

しかし、やむなく一人暮らしをしなければならなくなって、初めて家賃以外にもかなりの出費がある事を知るのです。

実家にいた時には、冷蔵庫を開ければ入っていた缶ビール1本だって、自分で買わなければなりません。

 

実際に、40歳を過ぎてから一人暮らしを始めたという女性は、それまでお給料のほとんどをブランドの洋服に費やしてきました。そしてそれらの洋服は、クリーニング袋に入れておくだけで、数日後には部屋のクローゼットにキレイになって戻っていました。魔法か?!

しかし今はクリーニングを出すたびに、ファストファッションの洋服が買えるぐらいのお金がかかる事に茫然としています。

 

「生きているだけでこんなにお金がかかるなんて…」。

 

会うたびに、どれほどお金がかかるかを嘆いて大きなため息をついています。

 

ちなみに、親が貯めてくれていると思い込んでいた結婚資金はありませんでした。
「年金暮らしでそんな余裕はないし、40歳も過ぎて結婚資金ぐらいは自分で用意しているかと思った」との事。ごもっとも。

 

 

そんな給料を全部お小遣いにしていた彼女は今、家賃や光熱費、固定費、食費など必要最低限のものを払いつつ、趣味や娯楽も楽しみ、いざという時のために貯蓄もしています。

スーパーに行ったら200円以上の野菜は買わないと言い切るほどに成長しました。

 

一人で生活をきちんと回している人は、その大変さも知っていますし、それまでどれだけの事をしてくれていたか身をもって分かるので、親への感謝の気持ちも忘れません。

また結婚する相手を、生活を一緒に回していける人という視点で考えるので、年収よりも価値観が合う人を優先します。

そしてその価値観にきちんとしたリアリティーがある。

 

そういう女性は男性からの評判もよく、割とすぐに成婚する方が多いです。

 

本気で結婚したい。
婚活に成功したい。

と思ったら、まずは一人暮らしをするか、実家暮らしをしていても親に頼らない生活をすることをオススメします。

 

 

まさかの実例3・会話を全部スマッシュで打ち込む卓球おばさん

 

 

もうひとつ多くの40代女性に共通の“痛さ”は会話に現れます。

 

バリキャリの40代女性は卓球型の会話をしがちです。

つまり返って来た球(会話)を打ち返すのです。しかも、相手が取れないところに、スマーーーーシュ!とばかりに思い切り打ち込みます。

相手がなんとか拾ってくれてラリーが続けば、トークが弾んだと満足し、スマッシュが決まって相手が黙り込んだら勝った!と喜ぶ。

 

これでは男性の気分は下がるだけ。

 

気持ちのいい会話というのは、野球型でなければなりません。
つまり、相手が投げてきたボール(会話)を一回キャッチャーミットに収める。そしてそれをゆっくり、相手の取りやすいところに投げ返すのです。

 

これも以前担当した女性ですが、学生時代の部活の話になった時に、偶然同じ卓球部だったそう(奇しくも!?)。

 

男性が「とは言っても、自分は補欠だったんですけどね。でも1度、高校最後の年に区の大会に出してもらって、番狂わせで勝っちゃったんですよ。監督もびっくりしてて(笑)」
と言ったところ、

 

女性が「私はレギュラーでした。あと1歩で高校総体というところまでいったんですけど怪我をしてしまって…。でも、真剣にうまくなりたいと思ったら、そこ狙うぐらいいきません?」とぴしゃり&チョレーーーーーーイ! とガッツポーズ。

 

おーこわ、です。

 

男性はぐうの音も出ませんでしたが、かろうじて(私が想像するに)「すごいですね」と大人の対応をしてくれたそう。
すると彼女はいかに自分が努力して、そこまでいったかを男性に「教えてあげた」そう。

 

お見合いから戻って来た女性は「話がすごく弾みました。交際希望します」と言いましたが、当然ですが男性からは「話が弾まなかったので、交際は希望しません」とお断りされました。

 

 

(ベタだけど、会話の「さ・し・す・せ・そ」は最強のカード)

自分が一方的にしゃべっている。または大人の対応をしてくれた男性のおかげで会話がつながった事を「会話のキャッチボールができて楽しかった」と勘違いする。

そのパターンは結構多いです。

 

先ほどもいいましたが、それはキャッチボールではなく、ラリーです。そしてそれは決して前向きなラリーではなく、一方的にマウンティングをとるためのものになっている場合がほとんど。

 

まずは「さ・し・す・せ・そ」で受けて、それを否定するのではなく、肯定、もしくはもっと知りたいという対応をすることが大切です。

「さ・し・す・せ・そ」とは…

さ 「さすがですね」
し 「知りませんでした」
す 「すごいですね」
せ 「センスありますね」
そ 「そうなんですか」

です。

 

これらは婚活の安易なテクニックのようですが、そうではなく、長らく社会にもまれて仕事をしてきた女性にありがちな厳し目な物言いをマイルドにし、ギスギスした会話を回避するためのもの。

 

そしてそれは今後の生活にもきっと役に立つはずです。

 

常にスマッシュを打ち続ける女性を男性は可愛げが無いと感じます。ラリーではなく楽しいキャッチボールが出来るようになれば、もっと和やかな雰囲気で会話が楽しめますよ。

 

後編に続きます。唖然とする婚活おばさんって…

(構成/奥永陽子)

 

 

 

 

≪主婦の友社 OTONA SALONE編集部さんの他の記事をチェック!≫

 

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