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デヴィ夫人、残念すぎるダンス炎上で判明した「真っ黒さ」の正体とは

OTONA SALONE / 2021年1月15日 21時0分

続々と各都道府県に緊急事態宣言が出ていますが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

 

第一波の時のように家にこもるしかなさそうですが、それができる人ばかりとは限らない。下々にいろいろ言う政治家は、自分たちはステーキ食べたりしている。

 

庶民のストレスはたまる一方ですが、デヴィ夫人が昨年の大晦日に都内のホテルでカウントダウンパーティーを開催、その様子をSNSにアップしたことから、非難の声があがりました。

 

炎上続きのデヴィ夫人、こんどは「国のために」を主張

90人もの大人数で集い、マスクもせずに、ダンスに興じる。シロウトの私が聞いてもあぶねーなと思いますが、釈明のためにでしょうか、デヴィ夫人は1月10日に「サンデー・ジャポン」(TBS系)に生出演します。

 

「わたくしはね、こういう時期だからこそ、勇気を持って開催したんです」

 

「go to トラベル、go toイートっていうのは、どうしてあったのかを考えていただきたいんですね。このパーティーをすることで、ホテルの人も助かる、従業員の人も助かる、ホテルに食料いれてる人、みんな助かります。オーケストラ20名、ダンサー15名、オペラ歌手3名みんな助かってます」

 

「私たちのような人間がお金を使ってまわさないと、日本の経済は破綻してしまうと思うんです」

 

「4台の検温、4台のアルコール消毒、テーブルとテーブルの間を離し、感染対策は万全です」

 

と、私利私欲ではなく「国のために」開催したと主張しています。

 

反論する太蔵に謎の若者批判、挙げ句の「このお言葉」

いつもはやかましいタレント軍団も、なぜかこの時はみんな静か。リモート出演の薄口政治評論家・杉村太蔵が「かえってこういうパーティーをやることで、感染拡大がとまらなくなって、ずーっと」と質問すると、おキレになり「お言葉ですけど、わたくしのパーティー10日前です。誰も感染していません。去年、わたくしはチャリティーを5回やりました。誰も感染していません」と「自分のパーティーは安全だった」というスタンスを崩しません。

 

「結果的に誰も感染していない、じゃ、いいじゃないかという議論は今、成り立たないんじゃないでしょうか」という太蔵に対して、「私のところのパーティーにいらした方は、みなさん自意識が高い、緊張感がある、自覚している」とし、

 

「感染している人はみなさん、20代30代の若い方が多いわけでしょ。ちょっと層が違うのかと思います」「若い方も緊張感を持っていただきたい。やはり、渋谷の繁華街なんかタバコをポイ捨てしたり、マスクしてない人も多い」となぜか若者批判で終わったのでした。言うまでもありませんが、感染しているのは20代30代の人だけではないんですけどね。

 

「ちゃんとステイホームしている人から見ると、ああいうパーティー見ると、デヴィ夫人には申し訳ないけどイラッっとしちゃう」という太蔵氏の意見に対し、夫人は「あなた、わたくしに対してのジェラシーですね」と返したのでした。

 

スタジオでは笑いが起きたのですが、私はシミジミしていたのです。これぞ昭和のケンカだ!と……。

 

真っ黒すぎた「昭和オンナ」のケンカの決め台詞とは?

1997年から2000年まで放送されていた「快傑熟女!心配ご無用」(TBS系)。悩みを持つ相談者(だいたい女性)に、波乱万丈の人生を生き抜いてきた熟女がお説教をするという趣旨の番組でしたが、出演する熟女が濃い。デヴィ夫人、野村沙知代さん、淡路恵子さん、細木数子さんなどなど。

 

その時に、相談者そっちのけで熟女たちが仲間割れしてケンカをすることがあり、そこも見どころの一つだったのですが、ケンカの最中に必ず「あなた、嫉妬してるのね」と言い出す人がいたのです。

 

たとえば、独身熟女に対しては「結婚している〇〇さんがうらやましいんでしょ」といった感じ。

 

デヴィ夫人も野村沙知代さんに学歴詐称の件を問いただしたところ、外野が「沙知代さんにはご立派なご主人がいるけど、あちらにはいらっしゃらないから嫉妬よ」と言っていたことがありました。

 

このように、昭和の女のケンカは最後は肩書が勝負だったわけです。

 

「結婚していない人にはわからない、子どものいない人は人として足りない」も決まり文句でした。言われたほうは何を反論してもゲームオーバー。今になって考えてみると、こういうオンナのつぶし合いが好まれた時代だったとういことでしょう。

 

デヴィ夫人と言えば、少し前に「不妊の原因は9割9分堕胎」と発言し、大炎上したこともありました。ほんとうにどうかと思う不見識ですが、それでも一昔前ならそんなに問題にならなかったと思うのです。なぜなら、女のケンカは条件勝負というのが暗黙の了解だったので、最後は「大統領夫人」が勝つに決まっているから。

 

しかし、「サンデー・ジャポン」での笑いが示すとおり、今はそれが通用しなくなっているのだと思います。

 

デヴィ夫人長生きの秘密は「人のせい」にすること?

昔なら、テレビを見て「おかしいな」と思うことがあっても、せいぜい家族と話すくらいしかなかった。しかし、現代の疑似家族そしてお茶の間はSNSです。

 

差別や蔑視など「弱いもの」の立場の話ほど盛り上がりやすいという特徴がありますし、テレビ局は炎上を何よりも恐れている。夫や子どもの有無やデキでどうこうできる時代は終わっています。

 

医学的なことが絡む話はそう簡単にしちゃいけないなんすよ、夫人と思いながら、オフィシャルブログを見に行ったところ、夫人は今回の騒動について、悪意を持ってパーティーの様子を投稿したある人の仕業で、その人を永久ブラックリスト入りさせたと書いていました。

 

その人がマスコミに売ったと夫人は思っているようですが、夫人自身もSNSにパーティーの様子をアップしているので、これは逆恨み、もしくは人のせいというやつではないでしょうか。

 

しかし、この「人のせい」が夫人の健康にはプラスになっているのかもしれません。

 

夫人はブログで「人生は戦い、私は戦場の一戦士」というモットーを明かしていますが、炎上がつらいと思うのは凡人の発想。

 

夫人のようなタイプは「あいつのせいで、私は窮地に落とし込まれた、このままじゃおかねー」と人生をますます充実させるエネルギーにできるのかもしれません。

 

 

≪フリーライター 仁科友里さんの他の記事をチェック!≫

 

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