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【40代編集長の婚活記#236】それホント? SNSの気になる彼は独身だった!?

OTONA SALONE / 2021年2月10日 17時0分

40代の婚活は、意外と出会いのチャンスはある。婚活歴4年半のOTONA SALONE編集長・アサミ(48歳)は、これまでに100人以上もの男性と出会ってきた。

4年半の婚活を経て、自分にとっていまのゴールは結婚ではないことを自覚。一旦、婚活を休むことに決めた。しかし、そんなときに思わぬ出会いがやってきて……。

この話は40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活改め、パートナーを探す活動=「パー活」ドキュメントである。

 

既婚者だろうと思っていたけど

キャット「やっと終わった離婚調停」

SNSの猫アカウントから知り合った男性、キャットさん。

もともと、保護猫活動をしていたり、仕事でも自由な発想をしていたりと、尊敬と共感の気持ちが強くなっていた。けれど、SNSの過去のタイムラインを遡っていると、既婚者であり、子供がいることもわかってきた。

そもそも好感を持っていたけど、男女のソレというより、人間としての好感だったので、既婚者であることにショックはなかった。

 

 

まさかの言葉にドキッ!

けれど、「離婚調停」という彼のSNSへの投稿に衝撃が走った。

家事や育児などを楽しんでいる様子だったので、穏やかな家庭を築いているとばかり思っていた。そして、イクメンらしきキャットさん像に「ステキだな」と思っていた。料理、掃除、子供と遊ぶといったことは、男性も女性も関係ない。それを実践しているらしきキャットさんを「いい!」と思っていた。

だけど、「やっと終わった離婚調停」って!? どういうこと? あんな平和な投稿があったのに? キャットさん離婚したの? なんで? どうして?

彼のことじゃないかもしれない

いや、待てよ。

離婚調停ってキャットさんのこととは限らないよね。もしかしたらご両親が熟年離婚かもしれないし、ご兄弟姉妹のどなたかかもしれない。彼の親友でいろいろ相談にのっていたっていう可能性もある。

「他人の離婚のことをわざわざ投稿するか?」

っていうツッコミもなくはないけど、ほかの投稿から考えてキャットさんが離婚したとは思えないんだよな……。

 

やめられない止まらない

これ以上は止めようと思っていたSNSタイムラインの遡りが、「離婚調停」という言葉が気になって気になって、どうにも止められなくなってしまった。気になると止められないのは、編集者だからか、ファン気質だからか、それとも別の感情があるからか……。

やっぱりビジネス関連の投稿が多い。プライベートではないけれど、キャットさんの性格、ポリシーみたいなものは垣間見える。

キャット「レスは素早く。1日以上寝かせるのは仕事ができない人間の証拠」

わかる! めっちゃわかる! 20年前ならまかり通っていたかもしれないけれど、テクノロジーが発達した現代、即レスが基本よね!

 

めっちゃ共感!

つい先日、ミーティングのスケジュール調整だけなのに「その日時は予定があるから変更して」といった内容を、振り出しのメールから1.5日後、しかも23時以降にレスしてきた人がいた。

ただのスケジュール調整で1.5日もレスしてこないなんて、遅いとしかいいようがない。「便りがないのはいい便り」じゃないけれど、OKってことなのかと思ってしまった。

そのうえ、レスの時間が23時以降というのもちょっと非常識。時差のある海外からのメールならいいけれど……。その方は日本在住。業界にもよるけれど、ハラスメント問題にもなりかねないので、基本的にビジネス時間内の連絡が常識だし、個人的に23時なんて時間には送らないようにしている(もちろん、超急ぎなどの例外はあるかもしれないけれど)。

その考え方、ステキ!

キャット「相手を否定しない。自分と考えが違ってもまずは受け容れる」

これもわかる! 誰もが自分と同じ考えではない。別の考えに直面したとき、それをすぐさま否定するのはよくない。自分の考えが正しいとは限らないからね。

相手がなぜそう考えたのかをちゃんと聞く。「そういう考え方もあるのか」とまずは受け容れる。そこから、自分と相手をどうやってすり合わせていくか考えながら話し合っていくということが大事。

話し合っていくと、自分のほうが違ったなと思うこともあるし、どちらでもなく第3の考えにたどり着くこともある。

ビジネスに対するキャットさんの姿勢がいろいろと見えてきて、よりキャットさんを魅力的に感じるようになっていた。

そんなステキなキャットさんだからこそ、離婚調停は彼のことではないと思いたかった。穏やかな家庭を築いていてほしいと思った。なんだろう、私、キャットさんファンなのかな?

 

なんだか似たような経験が…

高校1年生の頃を思い出す……。

2学年上のK先輩のファンだった。あくまでもファンであって、告白したいとか、お付き合いしたいという感情はまったくなかった。というか、K先輩には彼女がいて、むしろその「カップル」のファンだったのかもしれない。

帰宅時間になって、自転車を押すK先輩と彼女が二人で並んで歩く姿を、教室の窓から眺めるのが楽しかった。制服姿の2人はとても絵になる美男美女カップルで、その帰宅する姿は青春ドラマの1シーンを見ているようで、勝手にキュンキュンしていた。

私がK先輩&彼女ファンだと知っている友人たちは、彼らが通ると「えっちゃん、K先輩と彼女来たよ!」(←アサミは姓であり、名はエツコ)と教えてくれた。そんなときは急いで窓際に行き、二人が見えなくなるまで眺めていた。

 

ステキな人だからこそ!

当然、K先輩に対して思いを告げることはもちろん、ましてや話しかけたこともないまま終わった。間違いなくK先輩は、私がファンだったことも知らない。でも、それでよかった。

ファン気質にも現場ヲタと在宅ヲタがいるが、私は基本的に後者。

ファンであるステキな男性が、ステキな女性とステキな毎日を過ごしていてほしい。それを遠くから眺めているのが楽しい。

理解に苦しむかたもいるかもしれないが、そういう思考回路。まさにいま、キャットさんに対してK先輩と同じような気持ちをいだいている。

キャットさんは、ステキな奥様とステキなお子さんと、ステキな幸せな暮らしをしていてほしいのだ。……って、勝手なファン心理なのだが。

 

遡ること1時間

タイムラインをさらに遡った。一度やめようとしてから、1時間くらい経っていた。

遡ってわかったことは、キャットさんはやっぱりイクメンであり、家事もきっちりやっていること。多様性を受け容れる度量のある人だということ。仕事に対して真摯であり、業界内では変わった経歴ながら信頼されている人であるということ。

そして調停離婚のことは……遡っても、それに関連するような投稿は見つからなかった。

 

気になる。でも、調べようがないし。

そのとき思い出した。ITさんのことを。ビジネス系WEBサイトでキャットさんと対談していた知人だ。しばらく会うどころか連絡を取っていないけど……。ITさんに連絡してみよう!

そう決意した私は、さっそくITさんにメッセージを送ることにしたのだった。

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≪OTONA SALONE編集長・婚活コラムニスト 浅見悦子さんの他の記事をチェック!≫

 

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