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この国、どこの国?「西班牙」の読み方、知っていますか?|国名クイズ3選

OTONA SALONE / 2021年3月29日 8時0分

日本語は、漢字、カタカナ、ひらがなを巧みに使い分けます。あらゆるものを漢字で表すことができ、国名も漢字で表すことができます。

現代では、カタカナで国名を表記することが一般的ですが、略称などで漢字表記が使われることもありますよね。

そこで本記事では、意外と読めない漢字表記の国名クイズを出題します。

 

第1問:「西班牙」の読み方、知っていますか?

国名表記は、音に文字を当てたものや英語をそのまま漢字で訳したものなど、由来はさまざまです。

とはいえ「西班牙」だけで国名がわかった人は国名”通”。

「西」から「西海岸」を連想し、「カリフォルニア」と読んだ人もいるかもしれませんね。残念ながら「カリフォルニア」ではありませんが、「西」がヒントです!

正解はこちらです。

「スペイン」です。

スペインを略称で「西」と表すことがあります。この「西」は「西班牙」の略です。

国名の漢字表記は「愛蘭土(アイルランド)」のように音を当てた場合や「氷島(アイスランド)」のように英語をそのまま日本語訳したものがありますが、「西班牙」の由来はそれらとは異なります。

この漢字表記は中国語に由来しています。

現在は「スペイン」という呼称が一般的ですが、これは英語のSpainの音をカタカナにしたもの。かつての日本では「イスパニア」と呼ばれていました。

ラテン語でイベリア半島(スペインとポルトガルを含む)を表すHispaniaが中国に渡来。中国語読みの漢字を当てたものが「西班牙」です。

中国語読みでは「シーバンニャ」と読むそうです。「ヒスパニア」「イスパニア」に近い音ですよね。

中国語に由来した「西班牙」。それを「イスパニア」から「スペイン」読みになった現代でも使っている、というわけです。

 

第2問:「加納」はどこの国でしょうか?

国名だと言われなければ、「かのう」さんという人の苗字だと思ってしまいますよね。

「かのう」で読み慣れているため、もうそれにしか見えない!

ここは一旦、頭の中をリセットして、「か」と「のう」以外の読み方を探りつつ考えてみましょう・・・。

正解はこちらです。

「ガーナ」です。正式な国名は、ガーナ共和国。

「加」で「ガー」と読むのは少々強引な気もしますが、「納」を「ナ」と読むのはそのままです。

 

第3問:「丁抹」はどこの国でしょうか?

「丁」は「チョウ」「テイ」などの読み方をしますね。

「抹」は「抹茶」で使うように、「マツ」と読みます。

しかし「チョウマツ」という国はありません。

 

正解はこちらです。

「デンマーク」です。正式な国名は「デンマーク王国」です。

なぜこの漢字を当てはめたのか、はっきりしていませんが、中国語での音のほうが日本語のそれよりも近いです。

「丁」は中国語で「ディン」と発音し、「抹」は「モォー」と発音します。「ォー」のときに舌先を軽く巻くため、日本語の「マツ」よりは”Denmark”っぽいかもしれません。

「抹」で「マーク」は難しいですよね。

ちなみに、中国語ではデンマークを「丹麦」と表記します。

「丁抹」は日本独自に当てた漢字です。

 

≪主婦の友社 OTONA SALONE編集部さんの他の記事をチェック!≫

 

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