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47歳独女がついに結婚!出会いの場とは?【40代からのオトナ婚・キョウコの場合#2】

OTONA SALONE / 2021年4月29日 21時31分

「今、オトナ独女に追い風が吹いている」

そんな明るいメッセージを掲げ、オトナ婚成功者の実体験を丁寧に記事化。人気を博したミナト薫さんの【40代からのオトナ婚 】をリバイバル配信。今回は【エピソード#2:キョウコの場合】の第2話です。

 

30人以上の男性とデートしてわかったこと

婚活に真剣に取り組むようになったキョウコさんは、婚活サークルのイベントに参加したり、いくつかアプリを登録したりと積極的に行動。

 

「先程の結婚相談所で嫌な思いをしたこともあり、費用が安く、気軽にトライできるものをあれこれ試しました」

 

婚活イベントでは女性とも仲良くなり、いつしか婚活女子ネットワークが出来上がり、独身男女が集まる飲み会などを頻繁に開きあったとか。

 

色々な場に顔を出した理由は「人の後ろには人がいる」から。

 

「自分はこの人とは合わないなと思っても、その人の友人とはご縁があるかもしれない。だから婚活イベントに限らず、飲み会などにも積極的に顔を出したんです」

 

その結果、何人くらいの男性とデートをしたんですか?

 

「そうですね、ざっと30人以上とはデートをしました」

 

30人!もちろんこれは交際した人数ではなく、一度デートをしただけの人も含まれていますので、誤解しないでくださいね。

 

同時期に複数の男性と会うこともあったので、キョウコさんは出会った場所、相手の特徴や相手に抱いた感想、進捗状況などをエクセルで管理をしていたそうです。

 

「エクセルに入力なんて我ながらコワイ(笑)。暇だったんですね、私」

 

デートをした30人の中には魅力的な人もいたけれど、「一体何なの?」と言いたくなるような人もいたんですって。たとえばどんな男性がいたんですか?

 

「何度もデートをし、沖縄旅行までしたのに付き合おうと言ってくれず、『きちんとしたお返事がもらえないならもう会いません」と伝えたらそれっきりになった男性も…。」

 

それは…残念です…。

 

「2,3回デートをしたら『キョウコさんに言わなくてはいけないことがある』とメールをしてきて、何のことかと思ったら『僕は結婚していて子どもがいます』と衝撃の告白をしてきた人もいましたね」

 

それも…残念極まりない!

 

「料理合コンで知り合ったある男性は、最終的にプチストーカーみたいになってしまって。合コン中は、一生懸命お皿を洗ったりしていとても感じが良かったんですよ。それが、自分日記みたいなメールを次々送りつけてくるようになったんです。

 

あまりにメールの数が多くて彼に返信しきれていませんでした。たまたまそのタイミングで、私がフェイスブックのプロフィール写真を変更したら『僕には返信してくれないのに、プロフィールを変更する時間はあるんですね』というメールが来て心臓が止まりそうになりました」

 

キョウコさんのネット活動を見張っていたの?

それはコワイ!コワすぎます!

 

でも、この恐怖体験からキョウコさんはあることを学びました。

 

それは、「人は一回会っただけではわからない」ということ。

 

「初対面の場で自分を出せない人もいるので、同じ人と最低3回は会ってから結論を出すことにしました。

 

1回目で話がはずまなくても、お断りはしない。反対に1回目で良い印象を抱いても、すぐに交際に進まない。3回顔を合わせて大体のことがわかるまで、判断はくださないことにしたんです」

 

婚活に疲れたある日、博多大吉似の彼が登場

「人の後ろには人がいる」、「同じ人とは3回会え」。

キョウコさん、伊達に30人とデートをしていませんね。さすが!

 

「いえ、当時は迷走していたと思います。その証拠にモラハラ気味の男と付き合ってしまったんです」

 

アプリで知り合ったその男性は、キョウコさんに「やたらと女子力を求めてきた」そう。

 

女子力というと、四六時中メイクをしていろとかですか?

 

「いえそうではなくて、女=料理という発想の人。デートはほとんど家。彼の家に呼ばれては、料理ばかり作らされていました。おまけにやたらと上から目線で、お説教ばかりしてくるんです。こんな人はやっぱり無理だと思ってお別れをしました」

 

この時点で、婚活スタートから3年が経過。さすがのキョウコさんも婚活に疲れてしまったそうです。

 

モラハラ男と別れたのがゴールデンウィーク直前。このままでは、せっかくのお休みを一人でぼんやり過ごすことになってしまうと、気を取り直して新たにお見合系のメールシステムに登録。

 

数日すると何人かの男性から連絡が入り、キョウコさんは順に会うことにしたそう。

 

「その中の一人が、博多大吉そっくりの彼。6歳年上の49歳で、とても穏やかな人でデート中とてもリラックスできたんです」

 

自分で決めたルール通り、3回会ってもその印象は変わらず。

 

「説教ばかりしていたモラハラ男とは違って、大吉似の彼はいつも静かに私の話に耳を傾けて聞いてくれました。

 

家でばかりデートをしたがることもない。一緒にいてストレスを感じることがなかったので、この人ならと思って交際をすることにしました」

 

交際2年目、まさかの展開が!

 

 

キョウコさんの理想のタイプは、アクティブで優しい男性。優しい性格の大吉似の彼は、まさに理想そのものじゃないですか?

 

「優しいところは良かったんですが、彼はまったくアクティブでなくて。私は彼が出来たら色んなところに出かけたかったのですが、彼は49歳にして飛行機に乗ったことがなかったんです!遠出が嫌いで、車で出かけられる場所が限界だったんです」

 

ずっと一人暮らしだった彼は、家に調理器具はおろか食器も、冷蔵庫もナシ!そりゃ、家に来てご飯作ってって言わないわ~。

 

思い描いていたお付き合いとは少し違ったけれど、穏やかな彼との交際は順調に進んでいくかに見えました。

 

そんなある日のこと。

 

キョウコさんの友人の女性が、なんと49歳で結婚!式に参列したキョウコさんは、式の様子などを彼に報告したそうです。そうしたら…

 

「彼から『キョウコはいつ頃、結婚したいの?』と質問をされたんです」

 

キタ-!

それって、ある意味「結婚しよう」というプロポーズですよね?

で、なんて答えたんですか?

 

「結婚しないで、今の関係で良いと答えました」

 

ええええ!

婚活って、結婚相手を探す活動じゃなかった?

なぜキョウコさんは、彼との結婚を拒否したの?

二人の運命はどうなる?

 

≪編集者・ライター ミナト薫さんの他の記事をチェック!≫

 

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