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「きんきん」ではない!「緊緊」あなたは読める?3つの難読熟語まとめ

OTONA SALONE / 2021年5月30日 8時0分

「しかじか」「ゆめゆめ」など同じ言葉を2回繰り返すことで、より強い意味を表現する畳語(じょうご)。今日は、普段よく使っている畳語を3つ紹介します。平仮名でなら必ず知っているはず! あなたは3問中何問読めるでしょうか? 挑戦してみてください!

 

1・「態態」の読みは?

「態態」は何と読むのでしょう。「たいたい」? ここまで読んだあなたなら、漢字のイメージから想像して読めるはず!ヒントを読んで、読み方を当ててみましょう!

「態態」の意味は次の通り。

  • そのことだけのために、特に行うさま。特別に。とりたてて

例えば「忘れ物をして態態取りに戻った」

簡単。もう分かってしまいましたね。

正解は……

「態」には「すがた」「さま(様子)」という意味がありますが「わざと」という意味もあります。ずばり二つ重ねて使うことで「わざわざ」という意味を表すのですね。

 

2・「緊緊」の読みは?

「きんきん」? そうではありません。ヒントを読んで、読み方を当ててみましょう!

「緊緊」の意味は次の通り。

  • 強く身に迫る様子

例えば「責任の重さを緊緊と感じています」など。

  • すきまのない様子。

例えば「ヨットが港に緊緊と並んでいる」など。

分かりましたか?

正解は……

「緊」は、ご存知の通り「緊張」の「緊」。きつく糸を巻き付けた様子を表しています。そこから、きつい、きびしい、迫っている意味を持ちます。「緊緊」は、その意味が重なってより強い「きつさ」「みびしさ」「せまっている様子」を表します。

 

3・「爽爽」の読みは?

「そうそう」ではありません。ヒントを読んで、読み方を当ててみましょう!

「爽爽」の意味は次の通り。

1 心配事が片付いたり執着心を捨てたりして気分が爽快であるさま。
例文「借金を返して爽爽する」
2 物事にしつこくこだわらないさま。
例文「爽爽した人」

分かりましたか?
正解は……

例文

1 借金を返して爽爽(さばさば)する。
2 爽爽(さばさば)した人

「爽」は、さわやか、さっぱりして気持ちが良い様子や、割り切れてねちねちしない様子を表す漢字です。それが二つ重なって、より強い意味を表現するのが「爽爽」(さばさば)です。

 

読めましたか? どれも普段使っている単語だったと思います。漢字で書くと読めないこともあり、このような畳語は仮名表記することが多いのですが、漢字で書くとこういう字を使うのだと分かっていると、これらの畳語をより深く理解することになると思います。日本語って面白いですよね。

 

≪主婦の友社 OTONA SALONE編集部さんの他の記事をチェック!≫

 

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