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【ヘアオイル】の常識は実は「間違ってる」! みんなが陥るヘアケアの落とし穴とは(後編)

OTONA SALONE / 2022年5月7日 7時1分

一つ目の落とし穴

篠原さん「そもそもオイルをつける理由は、髪を水分から守るためです」

星「前回やりましたよね…。みんなの認識と真逆なんですよね」

篠原さん「そうです。水分があるとキューティクルが開いてしまい、髪がパサパサのボサボサになります」

 

星「ドレッシングと同じで、水と油分は分離してしまうから、濡れた髪にオイルを付けるのはダメなんでしたっけ」

篠原さん「そうです。濡れている髪にオイルをつけるというのは、化学的に考えると謎でしかありません。ちょっと豆知識を書くので、興味のある人は読んで下さい。それ以外の方は、次の見出しまで飛んで下さいね」

 

篠原さんの豆知識:ヘアオイルについて化学的に考える

篠原さん「オイルと水分を混じらせるためには、界面活性剤が必要です。

界面活性剤の親油基が油の粒子を取り囲み、親水基が外側に並ぶため、反発していた水と油が均一に混ざり合うことができます。

これを乳化といいます。

例えば……牛乳は、含まれるたんぱく質が界面活性剤の働きをして、水と脂肪が混ざり合った状態になるらしいです。

界面活性剤をつければ水とオイルは混ざりますが、ヘアオイルには界面活性剤は入っていません。

ここまで知ると
ますます乾かす前にオイルをつけるという常識の【落とし穴】に気づきませんか?」

 

2つ目の落とし穴

篠原さん「濡れた髪にオイルをつけるのには、3つのデメリットがあります。1つ目は、オイルをつける時間がかかるということ(ムダなことには1分も使いたくないですよね)。2つ目は、手がギトギトになって拭くのが大変! 3つ目は、乾かすのに時間がかかる。オイルをつけると髪が乾きにくくなるんですよ。夏のあつい時期には、大変です」

 

3つ目の落とし穴

篠原さん「髪にオイルをつければ、トータルで乾かすまでの時間が長くなります。すると髪を触ったり、ブラシを使っている時間が長くなりますよね。そうやって触れる回数が上がるとともに摩擦ダメージが蓄積されていきます」

星「髪は濡れている時間を最短にしてサッと乾かすのがベストなんですね」

篠原さん「そうです。髪へのダメージで一番地味に蓄積されていくのが摩擦によるものなので、千里の道も一歩からといいますが、小さいことを積み重ねて、キレイにしていきたいですよね!」

星「間違った常識は恐ろしいですね」

篠原さん「常識という深い穴にいったん落ちると、上がるのは大変です。古い話ですが、ガリレオは地球が太陽の周りを回ってると言ったら宗教裁判にかけられ死刑にされました。常識というのはとても力を持っています」

星「今回のたとえは…『か』学つながりですね!」

篠原さん「そうです。常識には科学的に間違っていないものもありますが、間違っているものもあります。でも! 今回の記事を読んだみなさんは…」

篠原さん「おめでとうございます!みなさんは常識の穴に落ちないための知識、落ちたとしても穴から上に登るための知識を手に入れました!」

星「乾かす前にオイルはつけなくて大丈夫! 乾かす前用のオイルも買わなくて大丈夫! …で、オイルはいつ付けるんですか?」

篠原さん「乾かしたあとに付けて下さい!それだけでツヤツヤです」

星「乾かして寝て、ヘアセット前にはつけなくてOKってことですかね」

篠原さん「そうです」

星「ストンと納得しました! ありがとうございました!」

 

 


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(構成・文/星雅代)

 

≪似合う髪型コンサルタント 篠原龍さんの他の記事をチェック!≫

 

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