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彼は「ちょうどいい」!? 初デートの会話で感じたこと【40代からの婚活記#312】

OTONA SALONE / 2022年7月27日 17時0分

40代の婚活は、豊かな人生経験の宝庫。44歳の夏から婚活を始めたOTONA SALONE編集部長・アサミ、婚活歴5年11カ月。これまでの婚活で100人以上もの男性と出会ってきた。ひとつ年を重ねて50歳になったので、微妙にタイトルを【40代からの婚活記】とアップデート。

婚活に疲れつつも「さみしい」と感じている自分に気がついて、気を遣わない「わがままな婚活」をすることに。すると誠実そうな相手・マジメさんに出会って……。この話は50代独身女性が「実名+顔出し」で書いている、婚活改め、パートナーを探す活動=「パー活」ドキュメントである。

【「婚活記」の過去記事一覧はコチラ

【40代からの婚活記#312】

恒例の交流戦の「独自ルール」

マジメ「その交流戦には伝統的なルールがあって」

アサミ「どんなですか?」

マジメ「負けたチームは坊主にするんです」

アサミ「えー! それは重大!」

マジメ「そうなんです。思春期ですから。バレー部に入る理由って、野球部みたいに坊主がマストじゃないからってこともあるわけで」

アサミ「坊主を賭けた試合って、負けられないですね」

マジメ「ええ。だからその交流戦は、地区の大会よりも重大で」

ここまでの流れでなんとなくオチは読めた。たぶん負けて坊主になったって話なのだろう。でも……淡々と学生時代のバカ話というか、失敗談(?)を話すマジメさんにさらに好感を持った。それは、これまで初デートのときに男性がする話とは圧倒的に違ったからだ。

 

失敗談を話すマジメさん

アサミ「それは気合いが入りますね」

マジメ「そうなんです。ただ練習試合は何度かやっていて。実は僕たちの高校が全勝してたんですよ」

アサミ「強いですね!」

マジメ「しかもわりと大差で勝ってたんです」

アサミ「余裕で勝てそうですね」

おっと、この流れだともしかして「勝った」的な武勇伝なのかしら。

失敗談じゃなくて武勇伝かな?

マジメ「はい。だから本番の交流戦も全員、余裕で勝てると思っていたんですよ」

アサミ「実際、余裕で勝てたんですか?」

マジメ「いや、それが……(苦笑)」

いままで淡々と話していたマジメさんが、頭をかいてちょっとはにかむ様子をみせた。あ、なんか可愛い!

マジメ「まさかのストレート負けで。1セットも取れないまま、相手の高校の完全勝利でした」

おっと、やっぱり負けた話だ!

 

大事な交流せんでボロ負け

アサミ「練習試合では全勝だったのに?」

マジメ「そうなんです。僕たちの油断と、相手の高校が本気で猛練習したみたいで」

アサミ「相当、坊主になりたくなかったんですね!」

マジメ「はい。そこに僕たちの慢心が加わって。見事にボロ負けでした」

アサミ「じゃ、マジメさんたちはその後……」

マジメ「はい。僕たちのバレー部同期は全員坊主になりました」

一瞬はにかむ感じがあったものの、基本的に淡々と話すマジメさん。冷静さ具合と内容のギャップが、ちょっと面白いかも。

淡々と話すギャップ萌え!?

アサミ「坊主にした髪はいずれ生えてくるとはいえ、思春期にはちょっと気になりますよね」

マジメ「はい。しかもその時期が高校の卒業アルバムの撮影時期で」

アサミ「え、もしかして!」

マジメ「はい。バレー部員は卒業アルバムがみんな坊主でなんです」

アサミ「記念に残るものが!」

卒業アルバムに自分が気に入っていない写真が掲載されるのって、なにげに悲しいもの。ルールだから仕方ないことだけど……。と思いながら、なんだか可愛くて微笑ましいエピソード。青春って感じ!

 

「自慢話」から始まりがち

マジメ「当時は恥ずかしかったですけど、今となっては記憶に残るいい思い出です」

淡々とだけれどお茶目な失敗談を話すマジメさん。なんか、新鮮! いままでの婚活デートで出会った男性には感じなかった「癒やし」を感じた。

 

あくまでも私の経験談だけの話だが……。初デートで自分の「失敗談」を話してくる男性はいなかった。正直に言ってむしろその逆。ちょっとした自慢話というか、武勇伝を話す人が圧倒的に多かった。

それは当然といえば当然のこと。婚活で初めて会う相手には「自分をよく見せよう」と思うのが普通であり、そうなると必然的にちょっとした自慢話が出てしまうものだ。

自慢話を聞くのは面白い

自慢話を聞くのは苦手という人もいるかもしれないが、個人的には嫌いじゃない。というか、面白いと思っている。初の婚活デートで話す自分自身のこと=自分にとっての幸せな思い出でもあるのだから。何を幸せに思う、うれしく感じるかの価値観を垣間見ることができる。

それに、自慢話をするというのは好かれたいと思う気持ちでもあるから。逆に考えれば、私に興味を持ってもらいたいと思っているとも捉えられる。それって、悪い気はしない。

人の話を取材して記事にする「編集者」という職業病でもあるのかもしれない。

 

真逆から始まった初デート

ちょっとした自慢話から始まると思っていた初デート。

だけど、マジメさんはまさかの真逆からきた。失敗談から始まった。いまだかつてなかった初デートでの会話に、マジメさんへの興味がグッと高まっていた。

アサミ「それだけ印象深い思い出を分かち合ってたりすると、いまでも仲がよかったりしません?」

マジメ「はい。まさにそうなんです。同じ高校のバレー部だけじゃなく、交流戦の相手高校ともいまだにつながってます」

アサミ「わー! すごい!」

 

独特の魅力がある彼

 

高校時代の部活のメンバーだけじゃなく、相手校ともずっと親交があるなんて、なんかステキ。学生時代からの友達関係をずっと続けられている人って、なんかいい人な気がする。

話すほどに、独特の魅力を感じるマジメさん。

正直、待ち合わせのお店の前で会ったときの第一印象は、写真通りに素朴な感じでなんだかゴツい靴を履いていることが気になったけれど、それはまぁ、見た目の問題だけの話だ。

大切なのは話していて楽しいかどうか。それでいくと、いきなり面白い失敗エピソードを話してくれたマジメさんは楽しいし、お茶目だし、なんか可愛い。もしかしたらこういう人が、これから先の人生をともに暮らすのにはちょうどいい感じなのかも。

 

 

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≪OTONA SALONE編集部長 浅見悦子さんの他の記事をチェック!≫

 

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