丸顔も奥二重も気になるけど! 40代からのメイクは「1点突破」主義のススメ。
OTONA SALONE / 2017年6月26日 21時0分
コンプレックスだらけの顔です。丸すぎるほど丸顔の輪郭がイヤだし、奥二重のまぶたもイヤだし、ぺちゃんこ鼻もイヤだし……あぁ、数えたらキリがないくらい出てくるわ。20代、30代の頃はいろいろ悪あがきしてみたけれど……40代からはもう悪あがきしてもしょうがない。美容編集者歴22年・45歳。40代からは「1点突破」メイクをオススメしたいです!
ここがイヤ!顔のコンプレックスTOP5
先ほども申しましたが、コンプレックスだらけです。自分的にイヤなパーツランキングを5位まであげてみましょう。
第1位 丸すぎるほど丸顔の輪郭
丸っぽい顔ではなく、縦の長さと横の長さがほぼ変わらない、限りなく円に近い顔です。あごの長さも極端に短いです。
第2位 鼻筋のまったくないぺちゃんこ鼻
写真を正面から撮影すると小鼻しか写りません。低すぎて鼻筋の陰影ができないのです。
第3位 余白が多く平面的な頬
ほおの面積が広いんですよね。丸顔の輪郭も関係ありますが。立体感もないから余白が目立つんです。
第4位 奥二重のまぶた
まぶたの上の部分がフラットなんですよね。パッチリしてない。
第5位 ほうれい線が目立つ、肉づきのいい皮膚
顔の皮下脂肪が多いんです。肉のせいでほうれい線が目立つし、将来もっとたるむんでしょうね(予想)。
直せるものなら全部直したいけれど、美容整形でもやらない限り修正されないことばかりです。でも両親からもらったDNA。自然には抗わずコンプレックスも個性と受け止めております!
少しでもマシに見せたい!
コンプレックスは個性だと受け止めてはいるものの「少しでもマシには見せたい」というのが女心というものです(男心もそうか)。だからメイクなどに勤しむわけです。とはいえ、働く40代(+独身)は忙しい。
仕事も家事も人づきあいも、自分でやるしかありません。
しかし時間というものは誰にとっても平等で、24時間しかありません。
だから「少しでもマシに」見せる努力は、あれもこれも手を出すのではなく、1点に集中してみるとよいと思います。
そして、欠点をカバーするのではなく、長所を伸ばす。最近、教育や仕事の面でも言われていますよね? なんでもまんべんなく平均を目指すのではなく、いいところや適性を伸ばしていく。40代からのメイクもそれと同じです!
メイクに30分もかけられない!
以前、20代のギャル雑誌をやっていたのですが、彼女たちはコンプレックスを克服するメイクをしていました。一重を二重に。平面顔を立体的に見える顔に。でも、それだけにメイクは濃いし、時間もだいぶかかっていました。短いコでも30分はかかる。
40代であのメイクをやったらさすがに痛いと思いますし、忙しい朝の出勤前のメイクは10分もかけていられません。
美容編集者という仕事柄、いろんな人のメイクを見てきてたどり着いたのが、40代からは長所を伸ばす「1点突破」メイクでした。あれもこれもやらない。頑張るのは1点だけというものです。
「1点突破」メイクには、2つのポイントがあります。
ポイント1 「マシなパーツ」だけ頑張る
どんなにコンプレックスだらけでも「ここはまぁ、マシか」と思えるパーツがなくはないでしょう。もしくは他人にほめられたことのあるパーツ。そこのメイクだけを頑張って、あとはそんなに時間をかけない、頑張らない。(笑)。
私の場合は、肌と眉毛をほめられたことがあります。眉毛は自分でもわりと好きです。なので、その長所を生かすようなメイクをしています。
若いときはマット肌がクールな感じで好きでしたが、40代を過ぎたいまはツヤ肌になるように仕上げています。リキッドかクリームファンデーションを使っていますが、ファンデーションを伸ばしたらよーく叩き込んで、そのあとお粉を使わない!油が切れはじめてるので、ファンデーションで油がのってるくらいがハリがあるっぽく見えてちょうどいい気がしています。
眉はですね、両親からいただいたDNAに感謝なのですが、元々の生え方がいまの時代にわりと合ったストレート眉で、毛量もそこそこあります。
だからちょっとまばらに見える部分だけパウダーをのせる程度(頑張るときは眉マスカラ)。ただ、いくらわりといい感じの眉だとしても、まったく眉メイクをしないとちょっと間抜けになってしまいます。眉をちゃんとしただけでもすっぴんより顔が締まるので、私にとっては重要だと思っています。
ポイント2 日によって「頑張るパーツを変える」
肌と眉が私の「マシなパーツ」ですが、毎日2つとも頑張っているわけではありません。よっぽど余裕のある朝なら別ですが、ふだんは余裕がありません。そのため通常は「今日は肌=ファンデーションを頑張る日」「今日は眉メイクを頑張る日」といったように、どこか1点に絞っています。
また、ときによっては「マシなパーツ」じゃないところにしてみることもあります。血色が悪いなと思ったら「今日はチークを頑張る日」。目ヂカラがほしいときは「今日はアイラインを頑張る日」。女らしさが不足しているときは「今日はマスカラを頑張る日」……といったように、日によって頑張る1点突破のパーツを変えてみたりしています。
(たいして変わって見えない、というツッコミはさておき)。
頑張らない、というか頑張れない(苦笑)
40代からのメイクは、もうあれこれ頑張らない。いや、正確にいえば頑張れない(苦笑)。だからこそ、守るべきことはこの2点です。
1.マシなパーツだけ頑張る
2.日によって頑張るパーツを変える
たったこれだけです。もちろん時間に余裕があるときや、ハレの日などはこれに限りませんけれど。
コンプレックスに悩んでカバーするよりも、いいところを伸ばす。自分の顔とはまだまだ長いおつきあいですから、自分のいいところを伸ばすメイクをしていきましょう!
【40代のメイクはこちらもオススメ】
顔のたるみは「線」で攻略!40代が重視すべき3大メイクポイント( https://otonasalone.jp/983/ )
40代がオバサン化を回避するため注意すべき4つの盲点( https://otonasalone.jp/191/ )
眉メイクでマイナス5歳! 美人度あがる眉マスカラの使い方と、色選びをくらべてみた( https://otonasalone.jp/5666/ )
【40代編集長の婚活記#10】モテ服メイクのルールを全部守ってみた( https://otonasalone.jp/6663/ )
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