1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. カルチャー

まさか認知症?8.62%の「更年期の始まりのサイン」が【もの忘れ】だった【848人の体験談集】

OTONA SALONE / 2023年9月29日 21時30分

オトナサローネ読者848人に「更年期の始まりのサイン」を聞いたところ、「月経の変化」、「発汗・ホットフラッシュ・のぼせ」「倦怠感・だるさ」に次いで多かったのが「記憶力の低下・もの忘れ」でした。

 

「記憶力の低下」が更年期障害のひとつだということを知らなかったため、若年性認知症?と不安になったという声もありました。

 

どんなときに記憶力の低下を感じたのでしょうか。848人のオトナサローネ読者に取材しました。(年齢や数値、症状は取材時点のものです)。「もの覚えの悪さ」と「もの忘れ」の2つがありました。

オトナサローネ白書【更年期編#7】

 

▶▶「更年期の始まりのサイン」ランキング記事

みんなが最初に「更年期かも」と気づいた年齢を知りたい人はこちら!

記憶力の低下、ひどい「もの忘れ」をする自分に衝撃!

複数回答可 n=848 23年7月 オトナサローネ編集部調べ
[画像のクリックで拡大表示]

 

  • もの覚えが悪くなった

「48歳ごろから、もの覚えが悪くなりました。ボケてきたのか……と心配になりましたが、更年期症状のひとつであると知り、困惑しつつも納得しました。更年期が過ぎれば解決するものなのか、そのまま年寄りになっていくのか、気になっています。」(54歳/関東)

 

「47歳のとき、新しいことがなかなか覚えられないと感じることが増えました。」(49歳/近畿)

 

「仕事で、お客様の名前を覚えられなくなりました。」(60歳以上/中部)

 

「48歳で学生をしているのですが、なかなか覚えられなくなっていました。」(48歳/中部)

 

 

  • もの忘れがひどくなった

「45歳になって、書類が入った大切なカバンを何度も置き忘れるように。とにかく忘れものが多くなりました。また、ずっとやっている社交ダンスの足型(ステップ)を思い出せなくなったりもします。」(57歳/関東)

 

「前日の夜に確認しているのに、翌日になると忘れていることが多くなりました。58歳ごろからです。」(60歳以上/関東)

 

「51歳から、買うものをリストアップしたのに、いざ買い物に出かけたらメモを忘れたということがよくあります。」(60歳以上/中部)

 

「何をしようとしたのかを忘れることが増えました。思い出すのに時間がかかって困っています。」(60歳以上/関東)

 

「相手の名前が出てこなくて、話し方がゆっくりになりました。」(46歳/東北)

 

 

今まで普通にこなしていたことができなくなり、仕事に影響が出て自信をなくしたり、自分が信じられなくなったという人もいました。そのことで自分を責めたり、傷ついたり。

「記憶力の低下・もの忘れ」というと認知症が心配になりますが、更年期障害のひとつでもあるということを、まず知ることが大切です。減っていく女性ホルモンのせいなのか、単なる加齢によるものなのか、どちらにしても更年期世代にはツライことですよね。

 

では、「加齢によるもの忘れ」と「認知症による物忘れ」はどのように違うのでしょうか。

 

Shutterstock.com

更年期、または加齢によるもの忘れなのか、認知症によるもの忘れなのか不安になりますよね。

「加齢によるもの忘れ」と「認知症による物忘れ」は次のようなことが異なりなります。

 

「加齢によるもの忘れ」は、一部を忘れる(朝ごはんのメニューを忘れる)

「認知症による物忘れ」は、すべてを忘れている(朝ごはんを食べたこと自体を忘れている)

 

また、もの忘れの自覚が加齢による場合はあり、「認知症による物忘れ」の場合は自覚がない(初期には自覚があることが少なくない)という違いもあります※1

 

もの忘れや記憶力の低下によって日常生活への支障が出たり、急速に進行する場合は、かかりつけ医や「もの忘れ外来」など専門医を受診しましょう。

 

※1 政府広報オンライン「知っておきたい認知症の基本」

 

 

≪オトナサローネ編集部 木村美穂さんの他の記事をチェック!≫

 

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください