【後編】老けない肌には秘訣がある⁉「亜鉛」の美容効果と効果的な摂り方

OTONA SALONE / 2023年10月20日 21時1分

40～50代になり、肌のハリ・ツヤがなくなってきて急に老けた気がする……。
そんなお悩みはありませんか？

日本の女性は、平均で50歳頃に閉経を迎えることが多く、その前後5年間は「更年期」と呼ばれています。
この時期はホルモンバランスの影響で、からだや心のさまざまな不調に悩む女性が多いようです。

更年期女性によくあるお悩みのひとつに「肌の老化」があります。

今回は、アンチエイジングに効果的な亜鉛について「あんしん漢方」の登録販売者、円山真由佳さんと一般社団法人日本サプリメント協会理事長、後藤典子さんに教えてもらいました。

▶この記事の【前編】を読む
美肌やアンチエイジングに効果的な「亜鉛」、摂取方法と注意点について。

若々しい肌を保つには漢方薬もおすすめ

写真／PhotoAC

「亜鉛を含む食材は高価なものが多くて、日常の食卓に並べにくい……」そんな方には、お手頃価格の医薬品の漢方薬がおすすめです。
漢方薬は、サプリメントと違い、医薬品としての効果と安全性が認められています。

肌が老化する原因には、ホルモンバランスの乱れや血行不良、紫外線によるダメージや乾燥なども考えられます。

対策には、

・ホルモンバランスの乱れを整える

・血流をよくして肌に栄養を行き渡らせる

・肌の新陳代謝をよくして紫外線によるダメージを回復させる

・水分の循環をよくして肌に潤いを与える

などの働きをもつ生薬を含む漢方薬を選びます。

漢方薬は根本改善を目指すため、肌だけでなく、からだ全体の若々しさを維持するのにも役立つでしょう。

＜肌の対策におすすめの漢方薬＞

・当帰芍薬散（とうきしゃくやくさん）：栄養を補い、血流をよくすることで、肌に栄養と潤いを届けます。

下半身が冷え、貧血傾向の方に。

・桂枝茯苓丸料加薏苡仁（けいしぶくりょうがんりょうかよくいにん）：血流をよくして、肌に栄養が行き渡るようにすることで、しみ、にきびにも働きかけます。肩こり、のぼせて足冷えする方に。

漢方薬を選ぶ際は、ご自身の状態や体質に合っているかが重要です。
うまく合っていないと、十分な効果を感じられないだけでなく、思わぬ副作用が起こることもあります。

自分に向いている漢方薬を見極めるには、漢方に精通したプロの力を借りましょう。
AI（人工知能）を活用した「あんしん漢方」のようなオンライン漢方サービスもおすすめ。

「オンライン個別相談」なら、対面では話しにくい悩みも漢方のプロに気軽に相談できます。

漢方薬がお手頃価格で自宅まで郵送される、手軽さも魅力です。

亜鉛を効果的に摂って美肌になろう

写真／PhotoAC

亜鉛を効果的に摂取すると、肌だけでなく、からだ全体の老化を防ぐのに役立ちます。また、健康で若々しい肌を目指すなら、漢方薬で根本改善を目指すのもおすすめです。

亜鉛を効果的に摂ったり、専門家に相談して漢方薬を飲んだりして、年齢を感じさせない美肌を目指しましょう！

＜この記事を書いた人＞

あんしん漢方　ライター

円山真由佳（えんやままゆか）

医薬品登録販売者。ドラッグストアでの医薬品・化粧品販売を経て、市販薬の使い分け方を広めるべく執筆・情報発信を行う。美容薬学・アロマテラピーの資格を保持し、インナーケアや女性の不調ケアにも精通している。表面的な悩みの奥にある潜在的な悩みをくみとり、対症療法ではなく根本改善を目的としたアドバイスを得意とする。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。