1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. カルチャー

【後編】マナーのつもりが、実は失礼な行為だった⁉ エレベーターを「閉」ボタンを押しながら降りる、はNGなの?

OTONA SALONE / 2023年10月29日 11時16分

自分では良かれと思ってやっていたことが、実は失礼だったなんてことがあります。さまざまなシチュエーションでのマナーやエチケットを事前に知っておけば、相手に不快な思いをさせずに済みます。
公共の場と食事の場でよくある6選を、(一社)日本プロトコール&マナーズ協会の松田玲子先生にお聞きしました。

【 気品を身につけるシンプルな教え#81自分では良かれのマナー編 】後編

この記事の【前編】を読む

 

【食事の場で】

「逆さ箸」がタブーであることはあまり知られていません

食事中に多く潜んでいるのが箸使いのタブーです。その中でも、大皿料理等で料理を取り分ける時、自分の使っている箸の反対側で取り分ける「逆さ箸」。

「逆さ箸」は手で触れた部分となるため衛生面から考え、取り分け用として新たな箸を係の方にお願いすると良いでしょう。

 

 

よくやってしまうのが「手皿」。丁寧のようですが…?

「手皿」とは箸を持っていない反対の手を、食べものがこぼれないように受け皿のようにして添えることです。

 

これは見た目にはなんとなく丁寧に見えるため、正しいマナーとしてやられる人が多いのですが、実は間違いです。和食の場合なら器を持ち上げるか、フォーマルな場所であれば懐紙を持ち歩く方もいますね。しかし、次に注意点があります。

 

 

手皿をしないために『懐紙を』とよく書かれていますが本当?

和食の時には懐紙を持っている方も多いと思いますが、例えば、招待した方や上位の方が懐紙を使われていない時に、懐紙を出して使って良いか悩むことはありませんか。

 

和食をいただくときに懐紙を使うのは何も問題はありません。しかし使われていない招待した方や上位の方はどのように思われるでしょうか。

 

恐らく、懐紙を持ってくるのを忘れた、とか懐紙を持ってきた方が良かったのか、と気まずい思いをさせてしまい、恥をかかせることにもなってしまいます。招待した方や上位の方が懐紙を使っていない場合は、懐紙を持っていたとしても、その場の空気を読んで上位の方に合わせて懐紙を使わないことのほうがこの場合には上位者への心遣いとなるのです。

 

 

自他共に気持ちよく公共の場を使ったり、食事の場では相手に不快感を与えないように会食ができることが一番です。美意識を持って過ごしたいですね。

 

 

≪エディター・ライター/(一社)日本プロトコール&マナーズ協会理事 高谷治美さんの他の記事をチェック!≫

 

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください