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#87 40代の婚活「母親になる」前提でお付き合いできる?【40代編集長の婚活記】

OTONA SALONE / 2018年4月4日 17時0分

#87 40代の婚活「母親になる」前提でお付き合いできる?【40代編集長の婚活記】

40代独女が婚活をしてみたら……。1年半前から婚活をスタートさせたOTONA SALONE編集長アサミ。現在45歳、恋人いない歴8年超。

ネット婚活のアプリで知り合ったメガネさん(45歳)と3回デートを重ねたが、シングルファーザーであることが発覚する。そして「子供と会ってほしい」と言われ……。

これは40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活ドキュメントである。

一週間後、メガネさんに連絡する

メガネさんからシングルファーザーであること、「子供と会ってほしい」と言われてから、ずっと考えていた。

私はメガネさんをどう思っているのか。彼とどうしたいのか。子供についてはどう思うのか。そして、これからの人生をどう生きていきたいのか。

1週間考えて、自分なりの答えは出た。あとは、メガネさん次第……かもしれない。

彼にメッセージを送った。

アサミ「先日のことお話したくて。メッセージより電話で話したいのですが、どうでしょうか?」

大事なことはメッセージで伝えるのではなく、ちゃんと自分の言葉で伝えたいと思って、そう書いた。すると彼から電話がかかってきた。

メガネ「ご連絡ありがとうございます」

アサミ「こちらこそ。お元気でしたか?」

少しだけ、世間話をした。

アサミ「それで、お子さん含めて会うということなんですけど」

メガネ「はい」

 

メガネさんの子供と会う前に

とりあえずメガネさんに確認をしたいことがあった。

アサミ「どうしてメガネさんと会うのもまだ4回目なのに、お子さんと会ってほしいんでしょうか」

メガネ「やっぱりあの、子供がアサミさんをどう思うのかなと思って」

アサミ「子供が、ですか」

メガネ「そう、ですね」

アサミ「その前にもうちょっとお互いのことを……っていうのじゃダメでしょうか?」

メガネ「その前に? 何を?」

不思議そうに答えるメガネさん。

 

「その前に」がわからないメガネさん

1週間考えた末の私の答えは、子供と会う「その前に」お互いの性格や気持ちをもっと知ってから……だった。けれど、メガネさんは「その前に」の意図がわからない様子。

アサミ「私はまだ、メガネさんのことよくわかんないです」

メガネ「僕もアサミさんのことはまだよくわかってないですよ」

アサミ「だからこそ、お子さんと会うのはお互いをもう少しわかってからでもいいのかなと思うんですが」

メガネ「あぁ、そういうことですか」

ほんの少しだけ、メガネさんの言葉の端々から今までにはなかったある種の「ドライさ」を感じた。ちょっと事務的なお返事のような……。

 

 

正直、タイミングが早くないですか?

アサミ「お子さんと会うタイミングが……ちょっと早くないですか?」

メガネ「そうでしょうか? もう3回会ってるわけですし」

え……“もう3回”なの? メガネさんの中では。私にとっては“まだ3回”なんだけれど。ちょっと……感覚が違うのだろうか。

メガネ「子供とも、会ってみないとわからないじゃないですか。相性とか」

アサミ「会ってみないとわからないっていうのは、そうなんですけど」

メガネ「それなら、とりあえず会ってください」

アサミ「あの、私そんなに早く切り替えられないんです」

メガネ「何がですか?」

アサミ「メガネさんと知り合って2カ月は経ちますけど、シングルファーザーってことを知ってからはまだ、1週間なんです」

メガネ「あ、そうですね」

アサミ「シングルファーザーだと知ってから2カ月じゃないんです。だからちょっと、お子さんと会うとか、まだ私にはそこまでの覚悟がなくて」

メガネ「もしかして、あんまり子供が好きじゃない?」

 

そういう問題じゃなくて

いやいや、子供が好きとか苦手とかそういう話じゃない。さっきから言ってるけど「その前に」の話なのだ。むしろ子供がいるとかいないとか関係なくの話であって……わかんないのかな。

アサミ「いえ、そうじゃないんです。子供はかわいいと思いますけど、それ以前の問題で。メガネさん自身のことがわからないと、その先が考えられないんです」

メガネ「僕のことをわかってもらうには、子供と一緒にいるところを会ってもらうのが一番いいのかなと思うんですけど」

どうしても食い違うスタンス……。

もっと相手を知ろう、自分を知ってもらおうという気持ちは、お互い持っているのに。

 

メガネさんが婚活で求めているもの

あぁ、そうか。わかった。

私は「お互い=私と、メガネさん」だと思っていたけれど、メガネさんにとっては「お互い」=「私と、メガネさんと子供」なんだ……。メガネさんをわかるには子供と会わないと始まらないというスタンス、なのかもしれない。

アサミ「メガネさんをわかるには、お子さんと会ったほうがわかると」

メガネ「はい、そのほうが早いと思うんです」

そのほうが早い……。いや、早くなくていいんだけど。なんだろう、やっぱり感覚が違う。私はお子さんうんぬんの前に、メガネさんと私との関係性を深めることが先だと思っていた。

メガネ「僕の生活のベースには子供がいるので……。最近、改めて子供には母親が必要だなと思ったので」

アサミ「え……」

メガネ「なんていうか、子供たちがアサミさんをどう思うかっていうのも無視できないんです」

メガネさんから不意に出た「母親」という言葉に、それまでも感じていた「食い違い」が明確になった気がした。

 

【埋まらないメガネさんとの考え方のズレ。求めているのは「母親」なの? 4月11(水)17時の更新をお楽しみに】

【前回はコチラ】

#86 どうする? 婚活相手が「シングルファーザー」だったら問題【40代編集長の婚活記】

【一気読みならコチラ】

40代編集長の婚活記まとめ

 

≪OTONA SALONE編集長・婚活コラムニスト 浅見悦子さんの他の記事をチェック!≫

 

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