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「パラパラ炒飯の作り方論争」に新たな刺客!超意外なコレ

OTONA SALONE / 2018年4月21日 11時30分

「パラパラ炒飯の作り方論争」に新たな刺客!超意外なコレ

何気なく「一人暮らしをはじめた方へ 新生活応援トピック集」という資料をめくっていたときのこと。

新入学・入社の人たち向けの資料です。「なるほど、いまどきの一人暮らしは収納と一緒に防災まで考えるのか…」などと思っていたら、突如として「フリーズドライ食品のたまごスープを活用 たまご炒飯」という大ネタがさりげなく登場しました。

えっ?と思ってよく見ます。「ご飯がパラパラになります」と書いてある。

まじですか。

さっそく試してみたところ、結論から言うと「もうこれで決定打なんじゃないの?」というレベルで簡単にパラチャーができました。気になるならすぐやってみるといいのです。

 

「水分派閥」に「スープ」が参入しました!

一般的にパラチャーのお作法は

・卵コーティング派閥

・水分プラス派閥(水で洗う等)

・油たっぷり派閥

あたりに分類されると思います。

そもそも、パラパラに仕上げる要素は熱・油脂・水分・たんぱく質くらいなので、それほど複雑には分岐しないはずなのですが、人々のパラパラへの執念はすごいもので、過去「マヨネーズを加える」「おたまで押さえる」などさまざまなコツが登場し議論されてきました。

ちなみに、ネットを中心に支持の高いタモリさんのレシピは、検索によれば卵コーティング派閥。いわゆる黄金チャーハンの走りはタモリレシピでした。

 

コツは「大さじ3の熱湯」以外何もない

というわけで今回の「スープ殺法」です。これ本当に「その手があったか…」でした。3分もあれば完成します。

【材料】(1人分)

・卵スープ 1人分

・ご飯(温めたもの) 茶碗1杯

・油 大さじ1~1.5

・お湯 大さじ3

 

以上。これだけ。

「いやいや、塩とか中華だしとかこしょうとか、調味料もいるでしょう?」

と思うと思いますが、卵スープは調味料と同等に味がついているので不要。要するに「コンビニでスープとおにぎりを買えば作れる」チャーハンなのです。なお、スープ1人前だとかなりしっかり濃い味です。薄味好きの人はスープを減らすか、ご飯を大盛りで作ってください。

 

【作り方】

卵スープを熱湯で溶く。

炒めたご飯にスープを混ぜて終わり。

 

 

1・卵スープを「大さじ3の熱湯」で溶く、これで8割完成

今回はフリーズドライのスープを使いました。たまごが多いほどよいので、たまご量2倍と書かれたアマノフーズの「The うまみ たまごスープ」。スーパーで100円でした。

卵の代わりに使うので、卵たっぷりに越したことはないのです。

これを大さじ3のお湯で溶きます。ちなみに資料には50mlのお湯と記載されていましたが、計量カップを出すのが面倒なので大さじ3で失礼しました。どっちも試しましたが、ガスコンロの火力であれば大差ありません。水分を飛ばす都合で、多いよりは「少なめ」のほうがいいでしょう。

本当に考えたこともなかった、「卵たっぷり系のスープを濃く溶くと調味済み卵液的なものができる」。この段階ではかなり塩辛い卵です。でも、最終的にはちょうどよくなりました。

お湯をたった大さじ3だけ沸かすのが面倒という場合、先に大さじ3の分だけお皿に水を入れ、電子レンジで加熱してお湯を作ってください。スープが溶ければいいので沸騰させる必要もありません、突沸にはご注意を。

 

2・炒める(おわり)

油は多めがいいです。私はごま油党なのでごま油を使いましたが、卵スープの味を生かしたいならサラダ油で。調理時間が本気で短いのでバターでも焦げません。

ご飯は冷めていたらレンジで加熱してください。油を全体に回すように炒めます。この段階ではダマを完全に潰さなくてもOK、1分程度でざっと油を回してください。

そこへ卵スープを一気に入れます。このまま2分ほど炒め合わせて終わり。

スープの水分が追加されるので、混ぜていくだけで残っていたダマもさーっと潰れるのです。見る間にパラパラ化しますので、適度なところで完成。あればネギなどをトッピングしてください。

 

敢えて分類するなら「板橋系」のしっとりパラパラ! スープが1人分なのでご飯も1人分ずつ炒めるのが重要です。いつも家で失敗するのは一気に大量に作るからなんだなと思いました。

 

次ページ、他のスープでおいしいのはどれ?

ということは、他の味でもできるよね

従来は「水で洗ってぬめりを取る」くらいしか作法がなく、意外にハードルの高かった「水分プラス」派閥。しかし、こんなに簡単にいくのなら他のスープでも試してみるしかない! よかったものをランキングでお知らせします。

3位・具を入れたいときに重宝「味噌汁系」

このフリーズドライシリーズは、なすが大人気なのだそうです。他に味噌汁系は、けんちん汁、豆腐などがありますが、どれも具入りなので「ひと味プラスしたい」ときに味噌系はとってもいい。ただし、しじみ汁はちょっと殻の始末が悪いかもしれません。

生のなすとたぶん見分けがつきません。

炒めて完成。

よく考えてみると、そもそも味噌は溶いて伸ばすと水分過多になり、おにぎりにつけて焼く以外にご飯との組み合わせようがありませんでした。でも、スープだとこうして濃縮還元的に使えるのですね……。

 

2位・調味不要でケチャップライスができる「トマト系」

トマトソースと調味料を計量するのが意外に面倒なケチャップライス。まさかのスープで味付けができるとは…。

1人前を大さじ3の熱湯で溶くと、「煮詰め終わりのトマトソースに味がついているような状態」です。

オリーブオイルで炒めると相性がいいかも。バターもたぶんいいです。

特に、たまご1つでオムライスを作りたいから、ライスも1人前だけほしいというような「あんまり手間をかけたくない」シーンでは、びっくりするほど手間がありません。

 

1位・これはおいしい!「ガーリックチャーハン」

卵チャーハンよりむしろこちらから作ってみていただきたいのがガーリックです。

お湯に溶いた時点では少々酸味のあるガーリック味。ビジュアル的にも不安しかなく、「作らなければよかった」と思いましたが。

炒めてみると、「これお店でも出したほうがよくない?っていうか私チャーハン屋開く?」というくらい、華やかなガーリック味のチャーハンに大化けします。ただし、このスープはかなり本格的なにんにく味なので、午後にお仕事があるシーンではおすすめしません。

 

 

今回はアマノフーズのフリーズドライスープで作ってみています。他の商品の場合のお湯加減は「その都度要研究」です。ぜひ皆様鋭意ご追求ください!

 

 

 

 

 

 

 

≪OTONA SALONE編集部 井一美穂さんの他の記事をチェック!≫

 

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