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「おひとりさま」が結婚したい相手は?オトナ女性が求める男性像

OTONA SALONE / 2018年6月10日 17時30分

50歳、60歳を迎えても、好奇心を忘れず肉体の衰えもまだまだポジティブに乗り切れる。現代は、こんな「おひとりさま」が男女ともに多い時代です。

ずっとシングルで過ごしてきた女性も、バツイチの人も、年をとったからといって恋愛を諦めていないのが現実。バブル期の華やかさだけでなく、その後のつらい時期も耐えてきたタフさは、年齢を重ねてもなお健在といえますね。

そんな女性が男性に求める魅力は、1位にまず「優しさ・思いやり」という結果がある調査でわかりました。

今どきのオトナ女性の恋愛事情について、データをもとにお話します。

 

「結婚・再婚」も視野に入れた今後の人生

 

PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社)では、2018年4月に「2018年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」を行いました。

総務省の統計によると、今年還暦を迎える1958年生まれの男女は154万人にのぼります。その中から2,000人の声が集まった今回の調査では、いわゆる「熟年婚」についての意識も回答が寄せられています。

出典:プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社「2018年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」

 

中でも、OTONA SALONEが注目したのは、399名の「おひとりさま」から得られた回答。

 

今後の結婚・再婚の意向について、

 

「結婚・再婚をするつもりがある」 50.9%

「結婚・再婚をするつもりはない」 49.1%

 

と、拮抗する結果に。結婚や再婚について前向きに考えている人が半数を占めています。

 

「ひとり息子が無事に結婚もしてくれたし、これからは自分の時間をもっと有意義に使いたい」(58歳/女性)

「まだまだ人生は長いことを考えると、この先もひとりぼっちは避けたい。いい人がいれば再婚も考えたい」(60歳/男性)

 

と、結婚や再婚をポジティブに捉えている人たちは、「これから」の楽しみ方について恋愛を諦めていないことがわかります。

 

一方で、

 

「若い頃、夫がギャンブルで借金を重ね、さんざん苦しんだ末にやっと離婚できた。結婚なんてこりごりだし、ひとりのほうが悩まずに済む」(53歳/女性)

「(夫と死別して)今はひとりだけど、友達も多いしもう恋愛には関心が向かないかな。いずれは老人ホームに入りたい」(61歳/女性)

 

という声も。「自分の時間」を恋愛以外のものに費やしたい、また以前の結婚生活で苦渋をなめた経験が恋愛を遠ざけているなど、結婚や再婚はもういいと考える人たちにも理由があるのですね。

 

「熟年婚」というキーワードそのものを見ても「60になっても何も変わらない」「還暦って言われることに抵抗がある」と、自分の年齢について特にネガティブなイメージを持っていません。むしろ、自分の中に残っている若さをより前向きに考える姿勢があり、それが「まだまだ恋愛も楽しみたい」気持ちにつながっているといえます。

 

では、どういう相手となら結婚したい? →

理想の相手は男女ともに「優しさ・思いやりがある」人

それでは、結婚・再婚に前向きな「おひとりさま」の男女は、どんな相手が理想と考えているのでしょうか。

同じ調査で寄せられた回答を見ると、男女ともに第1位は「優しさ・思いやりがある」で、男性(113名)は69.0%、女性(90名)は72.2%と、いずれも高い数字となっています。

出典:プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社「2018年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」

 

「体力も不安になってくるし、助け合って生きていける人がいい」(57歳/女性)

「病気のときもお互いに看病できるような、心の優しい女性だと嬉しい」(62歳/男性)

 

気持ちは元気であるとしても、肉体への不安や心配は誰もが心細さを感じるもの。ひとりよりふたりのほうが、お互いに支え合って生きていける、と考える人は多いのですね。

また、ある女性は

「一緒に老いていくことを楽しめるような心の余裕がほしい」

と言っていました。健康面での心配でなくても、年齢を重ねることをしっかりと受け止めて生きていけるようになりたい、という自身の願いも込められているのかもしれませんね。

続いて、2位は男性が「趣味が合う」で41.6%となっています。女性では64.4%の人が「口うるさくない・自由にさせてくれる」と答えていることと比べると、男性のほうは恋人と一緒に過ごす時間を多く持ちたいと考えているのがわかります。

育児や家事から開放され、より自分の時間に集中したいと思う女性と違い、たとえば仕事一筋で生きてきた男性などは、退職して子どもも手を離れたあとは、ひとりより好きな女性との時間を大切にしたい、と意識がシフトチェンジする可能性が。趣味の合う女性と楽しく過ごしたいと思うのは、それだけ男性もアクティブであるといえます。

パートナーの口うるさいことや過度の束縛を女性が嫌うのは、自由でありたいというより「恋人関係であっても自立していたい」気持ちの現れでもあります。恋人がいてもひとりでスポーツジムに通うある女性は、「彼氏は近くの図書館で読書中なの。レッスンが終わったら一緒にご飯を食べるのよ」と笑顔で答えてくれました。

優しさも思いやりも、幸せな恋愛には欠かせないもの。年をとったからこそ、その大切さを改めて実感し、良いお付き合いをしたいと願う気持ちを多くの人が持っています。

 

 

 

 

今回の調査では、ほかにも「今後の人生について、まだまだやりたいことがある」という質問にあてはまると答えた男女は70.7%であり、還暦を迎えたことが人生の足を引っ張ってはいないことがわかります。

「人生100年時代」といわれる現代ですが、年を取ることはそれだけ自分の世界が広がること。今ようやく折り返し地点を迎えた、と感じる人も多いのではないでしょうか。

「おひとりさま」であっても、まだまだ恋愛を諦めない。女性だけでなく男性もそんな姿勢を持つ人が多いことは、幸せな未来を予感させてくれますね。

 

「2018年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」

調査タイトル 2018年の還暦人(かんれきびと)に関する調査
調査対象 ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする
1958年生まれの男女
調査期間 2018年4月16日~4月23日
調査方法 インターネット調査
調査地域 全国
有効回答数 2,000サンプル ※有効回答から抽出
(内訳)男性1,083名、女性917名
調査協力会社 ネットエイジア株式会社

 

≪恋愛相談家 ひろたかおりさんの他の記事をチェック!≫

 

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