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ビールとワインはどちらが高カロ?40代のお酒の適量は?

OTONA SALONE / 2018年6月9日 17時0分

いまの気分はチューハイだけど、別にみんなと一緒にワインにしてもいいかも…? 今日は1000円でたくさん飲めるほうにしよう!など、意外に「今日のお酒はその場の流れで決める」という人は多いはず。どうせなら「ちょっとはヘルシーなほう」を選んでみましょう!

40代が「またやってしまった…」を防ぐための「意外に高カロなお酒」のランキングと、もう1つ、絶対知っておいてほしい「年令別、どのくらい飲んでもいいのかの適量」を解説します。

 

恐怖の『酒太り』!カロリーはどれが高い?

アルコール1gに含まれるカロリーは7.1キロカロリー。以下、「1回に飲むお酒の単位」ごとに3カテゴリをご紹介します。

 

意外に多い!「1回量」が200kcal以上の要注意なお酒5つ

1・生ビール(大ビン1本・633ml) 250キロカロリー

2・生ビール(中ジョッキ1杯・500ml) 200キロカロリー

3・日本酒(とっくり1本あるいはコップ1杯・180ml) 200キロカロリー

4・紹興酒(180ml) 200キロカロリー

1回に飲む単位あたり、おにぎり1つ分くらいのカロリーがある代表的なお酒は以上5つ。他にもありますが、「居酒屋で頼む機会が多いもの」からセレクトしました。ここでのポイントはカロリーではなく「容量」の側にあります。おしゃべりが多くて、おつまみもたくさん食べる、お酒そのものはちょっとずつ飲む人であれば、紹興酒や日本酒のほうが「アルコール1ml相当を摂取するまでの時間」が伸びる分だけ低カロで済みます。が、とにかくゴクゴク飲みたい人は、そもそもアルコール度数の低いビールや割ものを飲まないと結局泥酔するということ!

 

調子に乗って飲みがち!100kcal台のお酒

1・ウィスキー(ダブル1杯・30ml) 150キロカロリー

2・サワー(120ml) 140キロカロリー

3・生ビール(ロンググラス1杯・250ml) 100キロカロリー

4・グラスワイン(120ml) 100キロカロリー

割もの系は割材のカロリーに左右されますが、ビールやワインはおおむねアルコール濃度は一定。が、今回触れていませんがクラフトビールは度数が高い傾向が。とはいえ多くはゴクゴク量を飲むより味を楽しみながら飲むお酒なので、ロンググラス1杯でも大満足かも。今日は絶対サワー、というような日でない場合は「なるべく1杯を長くじっくり飲めそうなお酒」を選んでみると低カロで収まりますよ!

 

比較的低カロ?100以下のお酒

1・ウーロンハイ(250ml) 90キロカロリー

2・シャンパン(80ml) 80キロカロリー

3・ウィスキー(シングル1杯・30ml) 75キロカロリー

4・ブランデー(シングル1杯・30ml) 75キロカロリー

5・バーボン(シングル1杯・30ml) 65キロカロリー

6・焼酎(ショットグラス1杯・30ml) 37.5キロカロリー

 

いうまでもなく、お酒の席でのカロリー摂取で気を付けるべきは「おつまみ」のカロリー。ただし、不思議と低カロめのお酒には、揚げ物や炭水化物がそれほどは合わない傾向があります。唐揚げといっしょに飲みたいのはやっぱりシャンパンよりはビール。というわけで、この5つの「アンダー100K」を意識して飲むようにすると、自然にトータルの摂取は低めに推移するはずです。特に寝酒を毎日楽しむ人、お酒はおつまみを規定します。ぜひ「お酒の側からのカロリーコントロール」をお試しください!

 

つづいて「適量」の目安です!→

お酒は適量で!というけれどどのくらい?

厚生労働省から定めた数値をきちんと提示している飲酒のガイドライン「節度ある適度な飲酒」が出されています。適量としているのは「通常のアルコール代謝能を有する日本人においては、節度ある適度な飲酒として、1日平均純アルコールで20g程度である。」となっているのです。

 

身近なお酒で、この純アルコール20gを換算すると

 

・ビール中ビン1本(500ml)

・日本酒1合(180ml)

・チューハイ(7%)350mL缶1本

・ウィスキーダブル1杯(30ml)

 

が目安になります。多いと思う方も、少ないと感じる方もいるでしょう。もちろんお酒の適量に個人差があることは確かです。しかし身体に対して余裕を持ってお酒は楽しむほうが、健康を害することがありません。食事量が多過ぎると許容範囲からはみ出した体重やボディラインになりますよね。それを防ぐため適量を守るのと適量の飲酒を守るのは同じです。

 

しかし毎日の晩酌が楽しみだとしても、控える日を作るほうが賢明。1週間のうち2日はお酒を口にしない日を作っておくと、健康面でのメリットは高くなります。特に40代女性は健康と美しさが深く関わるし、エイジングケアの面でもメリットが大きくなるものです。美しさのためにお酒休憩日を作り、その日にパックなどで集中ケアしてはいかがでしょうか。

 

年齢や性別で適量は変わる?

若い頃は代謝機能が活発で、意外と太りにくかったと思う方も多いでしょう。実際にその通りです。アルコールの代謝機能も若い頃のほうが活発です。しかしお酒に慣れていないから体制もありませんし、未成年であれば肉体的に未熟なので健康への被害の危険が高いから禁止しています。だから代謝機能が高くても危険というわけです。

 

では成人後はどうかといえば、安定している場合なら正常にアルコール代謝機能も働きますし、分解も早いので十分楽しめます。しかし徐々に代謝機能は衰えていくことを避けることはできません。そのため年齢を重ねるごとにお酒に弱くなっても不思議ではないというわけです。ですから昔ほど飲めなくなったというのも当たり前と言えます。

 

むしろ年齢を重ねるごとにゆっくりとお酒を楽しむことを目的するほうがいいでしょう。女性の場合であれば、体格や肝臓の大きさ、体内の水分量の関係もあって、血中アルコール濃度が高くなる傾向があります。また女性は男性に比べるとアルコールの代謝能力も4分の3と低めなのでリスクが高いのです。どんな酒豪の女性でもこれは避けられません。

 

女性が健康のリスクを避けながらお酒を楽しむなら、1日の適量の半分にするくらいがいいという意見もあります。あくまでも料理と一緒に楽しむ、パーティーでの話題にするため、というくらいのエレガントな楽しみ方が健康と若々しい美しさを守ると考えましょう。お酒はメインではなく、サブの楽しみでもいいものなのです。

 

健やかに楽しくお酒を楽しむためのまとめ

絶対にお酒を断つべきといえるのは、薬を服用して治療している時期です。特に睡眠導入剤や精神安定剤を服用しているときはそれぞれの依存のリスクを高めるので避けましょう。お酒を楽しく飲むことが重要で、強引に楽しくさせるために飲むものではないと決めておくのもいい方法です。

 

最後に健やかに楽しくお酒を飲むポイントをまとめます。

 

1.お酒のカロリーを把握する。

2.お酒は適量を守る。目安になる量を知っておく。

3.週2のお酒休憩日を忘れない。

4.年齢を重ねるごとにお酒に弱くなるのは当然と心得る。

5.女性の身体そのものがアルコールに弱いことを自覚する。

 

ではこれからもエレガントに楽しくお酒とつきあっていきましょう。お酒はあくまでもサブで楽しんでもいいものなのですから。

 

【参考資料】

厚生労働省 e-ヘルスネット 飲酒のガイドライン

 

 

≪ヘルス&ビューティライター 伊藤桂子さんの他の記事をチェック!≫

 

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