【40代のプチ移住】小田原に移住してよかったこと6つ、困ったこと4つ
OTONA SALONE / 2018年11月2日 18時0分
その後どうしたかと言いますと、無事に引越し完了いたしました。現在、引越しを済ませて一ヶ月弱、まだ20日ほどですが、ゆるやかに小田原ライフが始まっています。
この段階で良かったなと思えることをいくつかあげてみますね。
移住してよかったこと6つ
1、家が広くなったので気分がゆったりした(都内より家賃が下がったのに2DKが3LDKに)
2、毎日、海から登る朝日と、箱根に沈む夕日を拝める
3、野菜と花が新鮮で安い
4、人が遊びに来たら、地の物を振る舞える
5、毎日、駅弁が買える
6、駅前からいろんなホテルの送迎バスが出ている
ざっとこんな感じでしょうか。
4は、県外から人が遊びに来た時に実感しました。小田原って結構おいしいみかん作っているんだよなどと言ってみかんを出したり、地物のお魚の刺身やかまぼこを出したり。先日はお味噌汁に小田原城を入れました。小田原に住んで20日の私が小田原を紹介するのもなんですが、自分も楽しみながらやっています。
5の駅弁。これは小田原が新幹線も止まる駅なので、駅構内のいたるところで各種駅弁が毎日ひしめいているため。ここではなんと、毎日が素で駅弁祭り状態なのであった。私の中に「仕事で忙しくご飯作る気力なし→コンビニのお弁当」というチョイスに「駅弁もあるけど? 」という選択肢が加わりました。
6の送迎バス。さすが新幹線の止まる駅。そして箱根への起点駅。シングルで免許のない私はこの送迎バスというものが大変助かる。先日は、当日思い立ちヒルトン小田原の無料送迎バスに乗っかり、ヒルトンのきれいな温泉に入り、ランチビュッフェでフォアグラとローストビーフを楽しんでリフレッシュして来ました。便利! 今度はエステも受けちゃおう。
移住して困ったこと4つ
さて次に。これも大切。困ったこともあげてみましょう。
1、カメムシが異常にいる
2、玄関先に蜘蛛が巣を作って怖い
3、ええ感じの洒落たゴミ箱が欲しかったが、そういう店はない
4、スーパーが個食に弱い
目黒区では一回も見たことのなかった、きれいな黄緑のカメムシがね、マンションの廊下にびっくりするくらいいっぱいいるんですよ。彼らは動きが遅いので踏まないようにすれば良いんですが、廊下で気が抜けません。
2の蜘蛛の巣はちょっとだけ怖い。怖いからって放っておくと、当たり前ですがトンボなどを捕食して、胴体と羽を分解して食べていく様などを見せつけられてもっと怖いことがわかったので、早めに「すまん」と言いながら棒ではらうようにしました。
3に関しては、ネット注文であっという間に解消。今までは自由が丘に歩いていける場所に住んでいたので、この手の店は街にひしめいていたけど、あれはある意味特殊な環境だったことに改めて気がつきました。シャビーな味の出た、洒落たゴミ箱を右の店も左の店も売っている。この状況は、小田原にはありませんでした。
4に関しては、小田原、圧倒的に弱いことがわかりました。これは住んでみないとわからなかった。都内は一人暮らしの若者もお年寄りも多いため、スーパーではお惣菜やおひとり様用お刺身セット(量は少ないが3種類くらい入っている)などの充実ぶりが素晴らしく、個食全開の私ももちろんお世話になっていた。野菜も小さくカットして売っている。葉物野菜も、大体少量パックがある。手厚い。ところが小田原、おしなべて大家族仕様! 野菜丸ごと売り。量多い! 新鮮な美しい地物のお刺身。 量多い! うわ~美味しそうだけど食べ切れないと、今の所、眺めてはスルーしています。が、これは私の料理の腕前も関与する話なので、いずれ頑張ろうではないか。うん。
もうひとつ、移住してよかった番外は
そうそう、越してみてわかったことの番外編として「人類愛、増す」というのもありましたよ。
というのは、地元で商売をしている友人と一緒にいると「ここは○○さんのお父さんがやっている店」とか「あの人は△△さんの奥さん」「ここは□□さんの行きつけのスナック」などど教えてくれる。すると、街をゆく人々がみんな誰かの知り合いだったり誰かのお母さんだったり、ちょっと辿ればすぐ共通点があったりするのだろなと思うようになった。事実、この土地に知り合いの少ない私でさえも、道を歩いていたら、その少ない知り合いにばったり会うのである。これは東京では、まずないことで大変に新鮮。
そんなこともあり、お惣菜売り場でおばさんに尻で跳ね飛ばされてもこんな感じで、物事を点でなくちょっとワイドに感じていることに気が付いたりでした。
【40代のプチ移住】
#1 「東京に空がない」と思ったのは、ある場所に行ってからでした。
#2 都心から小田原へのプチ移住。その決め手になった理由とは
#3 どうしても、部屋にこれを置きたくて。私が移住するもう一つの想い
【もっと読むなら】
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