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ダメ、持っててOKなカードは3枚まで!使い分けと賢い解約方法は?

OTONA SALONE / 2018年11月25日 11時30分

よく行くお店やショッピングモールで、提携のクレジットカードを作ると、おトクになることがよくあります。ポイントアップや割引特典など、せっかくならメリットはしっかり受けておきたいものです。

しかし、生活スタイルの変化などで、気づけば使わないままになっているクレジットカードがあれば要注意。多すぎるクレジットカードは損のもとです。

 

年会費無料でも、使っていないクレジットカードは解約が鉄則!

ほとんど使っていないクレジットカードは、解約することをお勧めします。年会費のあるものならば持っているだけで年会費が無駄になりますし、盗難にあえば被害をこうむります。

 

また、銀行などでローンの申込みをする時に、持っているクレジットカードのキャッシングなどの利用可能額が、他社での借り入れとしてカウントされる場合もあります。そうすると、借り入れをしていなくても、「他社での借り入れあり」とみなされ、ローンを申し込んでも希望額まで借りられなかったり、金利が高くなってしまったりなど不利になってしまいます。

 

解約前に絶対確認!5つのポイントとは

クレジットカードの解約は、カスタマーセンターなどに電話をすることで手続きできますが、その前に必ず確認したいことがあります。

 

(1) 公共料金の支払などに使っていないか

電気、ガス、水道、携帯電話料金などの支払いをクレジットカード支払いにしている人は多いのではないでしょうか。その場合、クレジットカードを解約しても自動的に支払方法は変更になりませんので、注意しましょう。

支払い先に支払い方法の変更をしておかないと、未納になってしまいます。

 

(2)クレジットカードの支払は完了しているか

分割払い、リボ払い、ボーナス払いなどの支払いが完了していないと、一括で支払わないと解約できない場合があります。解約の問い合わせをする際には、確認しておくと安心です。

 

(3)未使用のポイントはないか

クレジットカードを解約したら、たまったポイントはすべて消滅しますので、解約前にはポイント交換をしておきましょう。ポイントを景品に交換する場合は、念のため品物が手元に届いてから解約したほうがよいようです。

 

(4)ETCカード、家族カードを使っているか

ETCカードや家族カードは、クレジットカードのサービスに含まれるものです。解約すれば使えなくなりますので、必要なら家族にも確認しましょう。

 

(5) 付帯サービスは使わないか

旅行保険や傷害保険などの保険、ショッピングの割引サービス、映画などのエンターテインメント優待サービスなど、いろいろな付帯サービスがあるクレジットカードが少なくありません。利用価値のある付帯サービスがないか、解約する前にチェックしましょう。

 

「持っていていいのは3枚!」クレジットカードはこの3つの使途に絞る

では、クレジットカードは何枚ならいいのでしょうか。これからも使い続けるクレジットカードを選ぶには、役割別に考えると決めやすくなります。それぞれの役割を見ていきましょう。

 

1枚目:ポイントをためるクレジットカード

クレジットカードを選ぶには、ポイント還元率は欠かせないチェック項目ですね。「還元率0.5%」が一般的ですが、それよりも高倍率のカードがあれば、その1枚に絞ってもいいかもしれません。

 

ポイントは同じ「還元率0.5%」でも、「200円ごと1円分」と「1万円ごと50円分」ではたまりやすさに違いが出てきます。いつも利用する金額と比べて、有利になるように選びましょう。

 

ただし、ポイントが貯まるからといって、使いすぎには注意。基本的には光熱費や携帯電話代、生命保険の保険料など、定期的な支払いに使うようにしておくと、無駄遣いせずにポイントを効率よくためられます。

 

2枚目:お財布代わりのデビットカード

クレジットカードの使いすぎは心配ですが、毎日の買物でもポイントをためたいですね。そんな時には、デビットカードを使うとよいでしょう。

 

デビットカードは、クレジットカードと使い方は同じですが、支払いは後払いではなく即時です。お店などで支払いに使ったら、すぐに金融機関の口座から引落とされ、残高がなければ使うことができません。

残高の範囲内しか使えないので、使いすぎにもならないというわけです。

 

3枚目:海外で使える、インターナショナルブランドカード

現金を持ち歩かないでよいクレジットカードは、海外では必要不可欠です。

ホテルのチェックインやレンタカーを借りる時に、クレジットカードで支払ができるとデポジットがかかりません。

(デポジットとは「保証金」のことで、支払の保証のために預ける現金)

 

また、必要な時に現地の通貨で現金がおろせる「海外キャッシュサービス」が利用できるクレジットカードならさらに便利。クレジットカードを使えないお店もあるので、最低限の現金は必要です。海外で使える、VisaやMaster cardなどのブランドカードは、1枚は持っておきたいですね。

 

年末にむかうこの季節は、身の回りの整理をするいいタイミングです。

使っていないクレジットカードもすっきりさせて、新しい年を迎えましょう。

 

 

タケイ啓子

ファイナンシャルプランナー(AFP)。36歳で離婚し、シングルマザーに。大手生命保険会社に就職をしたが、その後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務に従事。43歳の時に乳がんを告知される。治療を経て、現在は治療とお金の相談パートナーとして、相談、執筆業務を中心に活動中。FP Cafe登録パートナー

 

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