稼いでるのに…?「40代共働き夫婦」が1000万貯まらない3つの理由

OTONA SALONE / 2018年12月11日 11時30分

ひと昔前は、結婚したら女性は家庭に入って家を守り男性が一家の大黒柱として働くのが普通というイメージでした。しかし今は共働き夫婦が増えています。40代ともなると男性も女性も職場である程度の仕事を任されるようになり収入も安定しているはずです。ところが、40代共働き夫婦はなぜかおひとりさまや専業主婦家庭よりお金が貯まらない傾向があるようです。40代共働き夫婦が貯まらない理由を3つ紹介します。

 

まずは、女性の労働力率の歴史を確認

内閣府男女共同参画局のHPから女性の年齢階級別労働力率の推移をみてみると、昭和51年は25歳~29歳で一気に労働力率が下がります。この世代は25歳までに結婚しないとクリスマスケーキなどと例えられた時代です。結婚して家庭に入り子育てなどが少し落ち着いてから35歳~39歳代になるとまた率が上がっています。

 

これは「女性の働き方のM字曲線」といわれています。緑の線の平成28年になるとこのM字曲線は緩やかになり59歳までは70%を超えた率になっています。主婦がよい悪いということはありませんが、女性の就業率がかなり上がっていることがわかります。

 

40代共働き夫婦が貯まらない理由①人生で一番お金がかかる時期

お金がかかる時期である平均初婚年齢は男性は31.1歳、女性は29.4歳、第一子出産年齢は30.7歳(厚生労働省2017年データ)となっています。40代になると子どもが10歳から20歳くらいとなり習い事、塾、大学入学や授業料など教育費のピークとなります。

 

また、老後のローン支払いを考えると住宅購入を検討するのもこの時期。住宅を取得した住み替え世帯の世帯主年齢は分譲マンションは44.1歳、注文住宅で45.8歳とまさに40代です。(平成29年度住宅市場動向調査報告書)住宅取得のための頭金や家財の購入、引っ越し費用などでお金がかかります。

 

さらに40代夫婦の両親もそろそろ心配な時期。60~70代になっている両親が病気になったり、ひとり暮らしになった場合のフォローなど自分たちの生活以外のことも気になってきます。40代共働き夫婦は三重苦といえるほどお金がかかる時期といえます。

 

40代共働き夫婦が貯まらない理由②支出の管理がアバウト

貯まらない共働き夫婦の特徴は、支出を分担制にしていることです。家賃や光熱費は夫で食費や日用品費は妻など項目別に分担していると、相手が負担している支出がいくらなのか把握できません。相手が負担している項目はいくら使っても自分の懐(ふところ)はいたまないため、「電気代を節約しよう」など支出を減らす意識が低くなってしまいます。

 

また、生活費(住宅費や水道光熱費、食費、子どもの給食、習い事など生活していくうえで必要な金額)のみ夫婦折半で10万円ずつというように出し合い、あとは夫婦それぞれ自由裁量というのパターンは一番貯まりません。自由なお金をしっかり貯められればよいのですが、趣味や飲み会などの交際費で使ってしまいがち。

 

夫婦がお互いに「向こうは貯めているだろう」と思っていて、いざ住宅ローンを組もうと思った時に貯金がほとんどなくて愕然としたというご夫婦もいらっしゃいました。

 

40代共働き夫婦が貯まらない理由③…貯金の管理がアバウト

このように分担制にしている場合、生活費の分担と合わせて家族の貯金として「手取りの一定割合ずつ出し合う」設定で貯めていくことができます。おおよそ手取りの5~10%を目標にするとよいでしょう。手取り28万円の夫が5%で1万4000円、手取り23万円の妻が5%で1万1500円とすると夫婦で毎月2万5500円貯金できます。

 

それを10年続ければ360万円貯まります。ボーナスがあれば半分は貯金するようにしましょう。夫は40万円なら半分の20万円、妻が30万円なら15万円夫婦の合計35万円を夏・冬2回貯金すれば年間70万円なので10年で700万円。月々の貯金累計360万円と合わせると1060万円に!10年で1000万円も夢ではないのです。同じ割合にすることで夫婦の不公平感を軽減させることもできるでしょう。

 

まとめ

40代共働き夫婦は2馬力で稼いでいるので世帯収入は専業主婦家庭より多いはず。なのに貯まらないのは、忙しいから外食やお惣菜が増えたり、お金が足りなくなることが少ないため趣味や服などにお金をかけてしまうのが理由です。40代は人生の中で一番お金がかかる時期ともいえますので、支出をがっちり管理して、一定の割合で必ず貯金する習慣を身に着けていきましょう。10年で1000万円貯めるのも夢物語ではありません。

 

稲村優貴子 ファイナンシャルプランナー(CFP🄬)、心理カウンセラー
大手損害保険会社に事務職で入社後、お客様に直接会って人生にかかわるお金のサポートをする仕事がしたいとの想いから2002年にFP資格を取得し、独立。現在FP For You代表として相談・講演・執筆業務を行い、テレビ・新聞・雑誌などのメディアでも活躍中。FP Cafe登録パートナー。

『年収の2割が勝手に貯まる家計整え術』河出書房新社から10月25日発売

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