21年夏、横浜を盛り上げよう 五輪機運醸成へ、オンラインフェスティバル
OVO [オーヴォ] / 2020年12月1日 13時7分
2021年夏の東京オリンピックでサッカー、野球・ソフトボールの会場となる横浜市は、大会250日前の11月15日から、200日前の21年1月4日まで、オリンピック機運を醸成するため「250 Days to Go! オンラインフェスティバル for Tokyo2020 in 横浜」を展開している。横浜市のウェブサイト内の動画では、横浜市に本拠を置くENEOS野球部や、女子バスケットボールで日本代表の中心となりそうなENEOSサンフラワーズ、柔道日本代表チームのアスリートメッセージが公開されている。11月29日にはオリンピアン、パラリンピアンによるトークショーやパフォーマーによるミニライブなどの、オンラインイベントも開催された。
▽潮風に吹かれトークショー
ENEOS野球部は今年秋の都市対抗野球大会に出場、史上初の通算100勝を達成した。川口凌主将は「東京オリンピックの野球・ソフトボールが盛り上がるよう地元のENEOS野球部も頑張ります」と力強く話し、横浜市出身のサンフラワーズの宮沢夕貴選手も「東京オリンピックに出場して、勇気と感動を与えられるように」と決意を披露した。
29日のイベントは、横浜港のふ頭客船ターミナル「ハンマーヘッド」を主会場に開かれた。書画アーチストの悠流(ゆる)さんによる、スポーツの躍動感を毛筆で表現する「瞬墨書」が披露され、オープニングイベントに集まった東京オリンピック・パラリンピックのパートナー企業の関係者が瞬墨書に挑戦した。横浜市の高層ビル群を背景に潮風に吹かれながらのトークショーでは、06年のトリノ、10年のバンクーバー両冬季パラリンピックに出場したパラアイスホッケーの上原大祐さんが、米国では障害者と健常者が同じチームでパラアイスホッケーを楽しんでいる例を紹介し「何でも厳密に分けたがる日本の社会で、最初は(障害者が)人ごとでも(スポーツを一緒に楽しむことで)自分のことになり、最後は友達になってくれれば」と、1年後のパラリンピックが共生社会へのムーブメントのきっかけになることを期待した。
▽コロナ禍、意欲維持に苦労
現役で東京パラリンピック出場を目指しているパラ陸上短距離の井谷俊介選手(SMBC日興証券)は、コロナ禍で大会中止が相次いでいる状況に「モチベーションの低下に苦しんでいるが、この状況を受け入れなければ次のステップに進めない」と、葛藤を繰り返しながら冬季練習に臨んでいることを明かした。選手のメッセージ動画のほか、競技紹介や会場紹介などは前記のウェブサイトで見ることができる。
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