オーディオテクニカから軟骨伝導ヘッドホンの次世代モデル 耳孔をふさがず、"ながら聴き"も可能

ワイヤレス軟骨伝導ヘッドホン ATH-CC500BT2

　オーディオテクニカ（東京都町田市）は、軟骨伝導ヘッドホン「ATH-CC500BT2」を、10月25日に発売する。次世代モデルとして、装着感の改善、音質と最大音量の向上などを行なっている。仕上げはべージュ、ブラックの2色。価格はオープン、公式オンラインストアでは税込み2万1780円で販売される。

　軟骨伝導は、骨伝導が頭蓋骨を振動させて音を伝達するのに対して、軟骨での伝達だけでなく耳孔で発生する振動も音として高効率に伝える。このため装着時の圧迫感が抑えられるとともに、ステレオ感が高まり、外部への音漏れも少なくなる。ATH-CC500BT2は、次世代の振動ドライバーを採用して最大音量を前モデルより約25％アップ。さらに外部振動で生じるノイズを低減させる独自構造により、音場感が広く鮮明な音で楽しめる。

　本体を耳孔に入れる必要がなく、耳孔をふさがないので、長時間のリスニングも痛みや蒸れなどの違和感が生じにくい。また周囲の音を聞き取りながら、"ながら聴き"ができるほか、本体を外さずに会話などのコミュニケーションがとれる。

　声以外の余計なノイズをカットする、AIを利用したノイズリダクションにより、オンライン会議や通話時も、クリアな声で会話ができる。専用アプリを使用すると、セリフやナレーションの音声を聞き取りやすくしたり、BGMのように聞けたり、外への音漏れを抑えるなどの細かい調整が可能。リラックスする、集中力を高める。瞑想（めいそう）するときのためのサウンドをアプリを通じて聴くことができる。

　電池持続時間は最大約20時間で、1日の外出にも対応。約10分の充電で約120時間の再生ができる急速充電で、使いやすさもアップ。IPX4の防滴仕様で、外出やスポーツ、キャンプなどでも安心して使える。