シャンリンから10基のBAドライバーを搭載した有線イヤホン 平面駆動型ヘッドホンも同時発売
OVO [オーヴォ] / 2024年12月14日 12時0分
輸出入オーディオ機器などのMUSIN(大阪府貝塚市)は、シャンリン(SHANLING)ブランドの有線イヤホン「AE10」(税込み15万8400円)と有線ヘッドホン「HW600」(同17万5230円)を発売した。AE10は10基のBA(バランスドアーマチュア)ドライバー、HW600は平面駆動型を採用し、それぞれ高音質を追求する設計となっている。
イヤホンAE10は、再生周波数帯域を6つ(超低域、低域、中低域、中域、高域、超高域)に分割して、それぞれの帯域に合計10基のBAドライバーを投入。ドライバーには定評ある専門メーカー製やシャンリンのカスタムメイドを採用して、これらを高精度なクロスオーバーネットワークでコントロールして、各ドライバー間の相互干渉を抑えるとともに、整合性高く統合されたハイレベルのサウンドの獲得を図っている。
カーボンファイバーで表面処理された樹脂製ボディは、高い密閉性と遮音性能を確保する一方、内部は低周波をコントロールして共鳴や反射、残響を整える構造としている。低域、高域の調整スイッチの組み合わせで、音楽内容に合わせた「バランス」、「ボーカル」、「アンビエンス」、「ビューティフル」の4種のモードで楽しめる。
ヘッドホンHW600は、110×86mm大口径平面振動板を搭載した、ブランド初の平面駆動ヘッドホン。平面駆動型は、音楽信号に対する応答性が高く歪みが少ない、高域から低域まで広帯域再生で特に低域再現に強いといった特性が得られることなどから、注目度が急上昇中の型式とされる。本機では、銀メッキのアルミ合金コイルを配した8μmの極薄のフィルムと、その前後に配置した棒状ネオジム磁石により、その特質を最大限引き出すようになっている。
ハウジングは開放感のあるオープン型で、ボディは航空機グレードのアルミ合金、ヘッドバンド部はラム革とステンレススチールで構成。イヤーパッドもラムスキンを使い、快適な装着感を得ている。高品位な4本撚(よ)り56芯単結晶銅線の4.4mmバランスケーブルが付属。本体コネクターはデュアル3.5mmステレオミニのケーブル着脱式で、ケーブルの交換にも対応する。
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