首位米国のけん引役ストリールマンって誰だ?

ParOn.(パーオン) / 2013年11月22日 19時20分

好調をキープし、団体戦の首位を引っ張るケビン・ストリールマン ISPS HANDA ワールドカップ・オブ・ゴルフ(2013)(2日目) 写真・Getty Images

ISPS HANDA ワールドカップ・オブ・ゴルフ(11月21~24日、豪州 ザ・ロイヤル・メルボルンGC、7046ヤード、パー71)

 日本の3位タイ浮上のけん引役が谷原秀人なら、首位米国のそれはケビン・ストリールマンだ。団体戦通算10アンダーのうち、何と7アンダーも彼がたたき出している。

「前半の風の強さは昨日と同じでしたが、後半はほとんどなかった。コースの状態は素晴らしく、グリーン上でのボールの転がりもいい。今週はグリーンが遅くなりそうもないので、このままいけばいい戦いになります」

 と、今日のラウンドを振り返ったストリールマン。

 1番から4連続バーディを奪い、一時9アンダーとし、他の選手とは異次元のゴルフを展開した。最終的に個人首位のトーマス・ビヨンに1打差の7アンダーに終わったが、彼はこういう。

「8、9番のボギー、ダブルボギーのように、ミスをすれば、このロイヤルメルボルンはミスにかみつく。いいコースだよ(苦笑)」 

 そんなストリールマンの事は、よほどコアなゴルフファン以外は知る人は少ないだろう。

 全米第3位の大都市シカゴのあるイリノイ州出身の35歳。身長178センチ、体重80キロと米ツアーの中では大柄の選手ではない。今年3月の米PGAツアー、タンパベイ選手権(2014年はヴァルスパー選手権)で初優勝を挙げたストリールマンは、2001年にプロ転向、ツアーメンバーになったのは08年だ。

 昨シーズンの平均飛距離は287.5ヤード(94位)、フェアウエーキープ率67.25パーセント(23位)、今シーズンは1ラウンド平均パット数が28で、ここまで4位という事から、今週ダンロップフェニックスで1位タイを走るルーク・ドナルドと似たようなスタイルであることが分かる。つまり、飛ばし屋ではないが、ショットメーカーでありショートゲーム巧者といったところか。

 ザ・ロイヤル・メルボルンGCは全長7046ヤード(※参考 フェニックスCC 7027ヤード)。トリッキーで地面が硬く、セカンドショットの落としどころがポイントとなるだけに、ストリールマンのような選手には相性がいい。彼が米国連覇の立役者となれるのか。明日は1打差で追うビヨンと最終組で一騎打ちだ。

文・秋山義和

ParOn.(パーオン)

トピックスRSS

ランキング